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習近平・中共は“日英同盟”の敵

2023-04-15 12:33:03 | 戦争
習近平・中共は“日英同盟”の敵
“シーチン”修一 2.0

【雀庵の「大戦序章」165/通算596 2023/4/15/土】このところ桜や新緑、多彩な花々にウキウキしていたが、4/13から芥川龍之介の言う「ぼんやりした不安」、死神がとりついてマイナス思考になってきた。

どうやったらカッコよく死ねるか、それより失踪して野垂れ死にして白骨死体になるというのもヨサゲだなあ、などと考えているうちに、「あれっ? これって鬱病じゃん、躁状態から鬱状態になっただけだ、なーんだ、それならひねりつぶしてやる!」。

近年は「双極性障害」と言うそうだが、小生の躁鬱病歴は7年、去年あたりから「鬱を迎撃するには憎悪が効く」ことを知ってしまった。まるでヒロポン、コカイン、ヘロイン、シャブ中毒のように、「憎悪錠」を飲み込むととりあえずは元気になる。しかし憎悪錠は正しく美しく論理的に服用しないと世間から迎撃される、バカにされるから細心の注意が必要ではあるね。

小生流の「鬱病必殺クロスカウンター」のターゲットはもちろん「諸悪の根源」プーチンと習近平である。プーチンはコーナーに追い詰められているから、暫くは様子見として、まずは“戦狼”習近平を叩くべし、ファイトー イッパーツ!

孫子兵法に曰く「最上策は戦わずして勝つ!」、習はそれとは反対に「戦って勝つ、箔をつけて毛沢東に並びたい!」、全くの下策、邪道で、諸国から顰蹙や敵意を買っている。

100年近く前にヒトラー・ナチスは「ユダヤ人、ロマ、精神病者は絶滅すべし」と煽ったが、習近平もウイグル人、チベット人、モンゴル人など少数民族の絶滅を進めている。残虐非道な中共に擦り寄っている先進国はマクロン・フランス大統領くらいだろう。国際社会が団結して中共を孤立させれば、ロシアもへたり、一石二鳥になるかも知れない。

英国BBCの「中国・軍事」関連記事はずいぶん急増しているようだ。2023年3月以降はこんな具合。

3月6日:中国、国防費を前年比7.2%増の30兆円に 外部の脅威が「エスカレート」と
3月15日:中国と西側の衝突は近づいているのか 米英豪の原子力潜水艦配備計画で
3月30日:台湾の蔡総統、アメリカ到着 中国が「深刻な対立」招くと警告
4月4日:米下院議長、台湾総統との会談予定を発表 中国が警告するなか
4月6日:台湾の蔡総統、米下院議長とカリフォルニア州で会談 中国との危険な三角関係の今後は
4月9日:中国軍、軍事演習で台湾包囲の訓練
4月10日:中国、台湾の「主要目標」攻撃をシミュレーション 軍事演習2日目
4月11日:中国、空母も参加し台湾を「封鎖」 軍事演習の最終日

英国はプーチン・ロシアに侵略されたウクライナを必死で支援している。3月末にはチャールズ英国王が即位後の初外遊でドイツを訪れ連邦議会でこう演説した。「ウクライナに対する戦争はあまりにも多くの罪のない人々を苦しめた。団結して勇気を持ち、ウクライナの平和と自由を守る。ドイツが強力な軍事支援を決定したことは勇敢で重要だ」と、英独が結束してウクライナ支援を続ける重要性を強調した。国王が退席するまで議場は大きな拍手に包まれたという(BBC)。

英国としては米国と一緒になって「ソ連が崩壊し冷戦は終わったのだから」とウクライナに核兵器を放棄させ、結果的にロシアによる侵略を招いた手前、今はウクライナ支援で手一杯のよう。ロシアに対しては「一度アカ、一生アカ」と警戒し続けないとロクなことにならない。危機の時代に名宰相チャーチルはアカの米大統領FDRルーズベルトに対しても警戒を怠らなかったよう。

この3月末には「環太平洋連携協定/TPP」の日本など11カ国は英国のTPP加入で合意、7月にも正式加入となる見通しだという。反共メディアの世界日報2023/4/3はこう報じている。

<英国のスナク首相は声明で「TPP参加は、EU離脱で得た自由がもたらす真の経済的利益を示すものだ」と強調した。TPPの経済圏は太平洋を中心とした地域から欧州にも広がることになる。英国との経済関係が強化されれば、英国がインド太平洋地域で安全保障面での役割を果たすことにも通じる。加入合意を歓迎したい>

英国の加入でTPP参加国のGDP合計は世界全体の12%(11.8兆ドル)から15%(15兆ドル)に拡大し、EUの17兆ドルに迫るという(世界日報)。経済効果のみならず英国がTPP参加でアジアとの関係を一段と深めプレゼンスを高めることは、“戦狼”亡者の習近平・中共を抑え込む上で大きなパワーになることは間違いない。叩けよさらば開かれん! 反中露の同志国と共に日本も頑張るべし。

さて「陸軍中野学校の光と影 インテリジェンス・スクール全史」の紹介を続けたいが、4/11の「宮崎正弘の国際情勢解題」の書評は江崎道朗著『なぜこれを知らないと日本の未来が見抜けないのか』だった。その書評を読んでいたらビックリした。宮崎氏はこう書いている。

<若き日の江崎氏は朝日新聞の愛読者で、この影響から脱するまでの読書と教師、恩師に恵まれたことが語られている。ああ、そうか。思索的苦悶というのは洗脳から脱出する必死の闘いなのである。

評者(宮崎)も高校時代には朝日の熱心な読者だった。大学三年間は朝日新聞が一番よい新聞だと信じて上京して朝日専売所に入り、朝夕、新聞を配り、集金もして大学へ通った。住居・光熱費はタダ、三食つきのうえに給料も貰えたので貯金も出来た。

三年かかったが、朝日新聞がよくない新聞だと気がついた。大学紛争で極左の暴力を目撃し、いかに日本の戦後思想が欺瞞にみちたものだったかを身を以て体験した。かれらに対抗する新聞つくりに没頭することになった。朝日の専売所をやめるとき、退職金まで貰えたので、大きな宣伝マイク(拡声器?)を買ったことを思い出した。

横道にそれるが、中野学校卒で戦後保守政治のフィクサーとして活躍した末次一郎氏のことに江崎氏が触れている。評者も長いつきあいがあったうえ、末次一郎氏の墓は評者の菩提寺と偶然にも同じなので、墓参のたびに末次氏の墓でも合掌している>

江崎氏も宮崎氏も、そして端っこでウロウロしている小生も、朝日に洗脳され、除染に苦闘しながら愛国保守派になったのだ! さらに末次一郎氏は今読んでいる「陸軍中野学校の光と影」の中で著者のマルカードが、戦後の日本の赤化阻止に尽力した中野学校のOBとして絶賛しているのが、なんとその末次氏なのだ!

マルカードが米国の中央情報局、 略称CIAの職員だったことは4/10の「CIAの情報分析官による日本分析」で書いたが、経歴をもう少し詳しく紹介しておく。

<1984年バージニア大卒、1988年コロンビア大国際公共政策大学院・国際関係修士課程を修了。大学院在学期間中にミドルベリー大学にて日本語を習得。

1991年に米国中央情報局(CIA)に入局。公開情報(OSINT)、東アジア情勢の専門家として評論、書評、研究活動を行う。インテリジェンスや国家安全保障史を中心とした論文、書評を学術誌に掲載。Studies in Intelligence Award を受賞(2001年)。現在は上記の経験に基づき翻訳家として活動>

CIAでの経験を活かして自由陣営のために努力する人がいる一方で、私利私欲とか遊び半分で機密情報をばら撒いて自由陣営の結束を揺るがす軍人がいる。「米メディアによると、州兵はIT技術者で機密情報を取り扱う国防総省のネットワークにアクセスできる権限を持っていた」(産経2023/4/15「米機密文書の流出 同盟国の不信食い止めよ」)。

この手の面白半分、軽佻浮薄の愉快犯、獅子身中の虫、売国奴、国賊的な人が安全保障の中枢に入り込んでいる・・・米国のみならず日本や欧州諸国などの自由陣営では大いにあり得ることだろう。中露北などの強権独裁陣営なら速攻で処刑する恐怖感で漏洩を抑止するのだろうが、それができないのは自由陣営の良さではあるが、それ以上に致命的な弱さである。

韓国における親北勢力、台湾における親中勢力・・・政敵にウンザリしたチャーチルは「民主主義はロクでもない制度だが、今はそれ以上の制度がないのだからしようがない」と嘆いていた。自由陣営の為政者は今も、これからも「民主主義の光と影」に悩ませられ続けるのだろう。

「陸軍中野学校の光と影」・・・今回もサワリしか紹介できなかったが、鬱状態はかなり改善してきた。次回からちゃんとレポートします。
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まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」


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