トランプ政権2期目に期待する
“シーチン”修一
【雀庵の「大戦序章」357/通算788 トランプ政権2期目に期待する 2025年(令和7)1/13 月曜】
1/12の深夜、午前1時か2時あたりに小生は2016年以来9年振りにアル中になって大声で叫んでいたという。小生にはまったくその記憶がなく、朝方に妙に眠いなあ、風邪が悪化したか、と思っていたが、カミサンに「あんた、夕べのこと覚えてないの?」とどやされてしまった。酔っぱらって大声をあげて手に負えないほど・・・断酒を決意せざるを得なくなった。決意しなければ再び3か月の閉鎖病棟行きになってしまうのだから・・・まことに「一度アル中、一生アル中」を体感し、酒と縁を切ろうと決意したのは良かった。古人曰く"禍を転じて福と為す”、寿命が伸びるかもしれない・・・
それにしても「酒は飲んでも飲まれるな」と言うが、現実はなかなか難しい。父は1960年、40歳のころに脱サラして食料品店を始めたが早朝、市場に仕入れに行く前に気付けの飲酒(日本酒)、仕入れが済むと市場の飲食店で朝食とこれまた飲酒で一段落、店舗(駅前の黄金ストア)に仕入れた商品を並べたら早めに昼食を取り、この際にも飲酒、日経新聞を読みながら昼寝していたものだ。店は繁盛し、午後7時頃にようやく一段落するとストア内の店舗のオッサン連中は酒屋に集まり楽しそうに宴会をしていた。酔わない程度ならOKと、飲酒に寛容な時代だったのだ。
飲み屋のママ曰く「お酒飲む人 花ならツボミ 今日もサケサケ 明日もサケ」。小生も起業してから夕方まで必死に仕事をしていたが、5時半からは飲み屋に直行した。今日もサケサケ 明日もサケ・・・もう十分飲んだし、失敗も成功もしたから晩年は大人しくして過ごすべし。天は我にそう説いているのだ。
・・・・・・・・
話は変わるが、日本戦略研究フォーラム(JFSS)に掲載されているグラント・ニューシャム氏の論稿はこれまで英語のみで、面倒くさいので小生は無視してきたが、産経の「JAPAN Forward」が最近日本語で掲載するようになり、大いに助かっている。グラント・ニューシャム氏はアメリカ海兵隊士官退役後、アメリカ外交官も務めていた。著書に『When China Attacks: A Warning To America』などがあるとのこと。以下は産経から引用するが、機械翻訳のために一部を分かりやすくしている。
<◎初めに 2025年1月7日 by グラント・ニューシャム 新日鉄とUSスチール:最後のチャンス、鉄鋼労働者はトランプを支持したが、トランプはこの取引に反対している。ジョー・バイデン大統領も新日鉄とUSスチールの入札は「国家安全保障に対する脅威である」と宣言した。それにもかかわらず、国家安全保障の審査委員会として知られる対米外国投資委員会の大半は、そのようには見ていなかった。
この取引に国家安全保障上の懸念がある場合、バイデン大統領はそれが何であるかを明確に述べる必要がある。彼のチームは、この決定によって激しく打撃を受けるであろう西ペンシルベニア州とインディアナ州の労働組合会館や地元の商工会議所で、自分たちの主張を公にする必要がある。彼らはそうするか? 今のところは様子見でNo!だ。 この決定が日米同盟を崩壊させるわけではないが、結構痛いものである。
◎以下本文 日本は、アメリカの主要な同盟国としていつももてはやされている。「最も重要な2国間関係」は、マイク・マンスフィールド元大使が表現したように、文句のつけようがない。私たちは間もなく、日本がこれまで以上に軍事的に行うことを必要とするだろう。「我々と一緒に中国と戦ってほしいが『USスチール買収は望んでいない』」と日本に伝えても、東京では受け入れられないだろう。
日本とその企業は、1980年代に日本がアメリカのビジネスを廃業に追い込む経済のブギーマン(邪悪な妖怪)として中傷された頃からこのように扱われてきた。それどころか、日本はある程度の寛容さを示しながら、米国の産業界、特にデトロイトの自動車メーカーを揺さぶって行動を起こさせた。新日鉄の『USスチール買収』ケースでは、誠意を示すために米国の鉄鋼生産に関する将来のビジネス上の決定について、米国政府に拒否権を与えることさえ提案した。
国家安全保障の議論についてはどうか。東京が共産主義の中国とひとくくりにされていることは、東京を苛立たせるに違いない。新日鉄の投資と技術がなければ、USスチールはもがき苦しみ崩壊するかもしれない。それは、生活や家族、そして町全体を破壊するだろう。USスチールの経営陣、従業員、そして地元の人々は、この取引を支持している。地元の労働組合でさえそうだ。
ハドソン研究所が、USスチールの労働者や労働組合の代表、そして地元の市長と議論している動画でUSスチール社長のデビッド.B.ブリットはこう語っている。
<2025年1月3日 – バイデン大統領の行動は恥ずべきものであり、腐敗しています。彼は組合のボスに政治的な見返りを与え、私たちの会社の未来、労働者、そして国家安全保障を傷つけました。
彼は、経済と国家安全保障の重要な同盟国である日本を侮辱し、アメリカの競争力を危険にさらした。北京の中国共産党指導部は喜んで踊っている。バイデンは私たちと会うことさえ拒否しながら、それをすべて行いました。
私たちの従業員とコミュニティは、より良いものを得るに値する。私たちには、アメリカにとって最良の取引を得る方法を知り、それを実現するために一生懸命働く大統領が必要でした。間違いなく、この投資は当社の従業員、当社のコミュニティ、そして私たちの国の素晴らしい未来を保証するものです。私たちは、バイデン大統領の政治腐敗と戦うつもりです。
USスチールの従業員、地元の労働組合代表、その他の鉄鋼労働者はトランプを支持した。どうやら、トランプが自分たちを理解していて、ただ選挙を乗り切る必要があるから(日本資本による買収を非難した)と思っていたようです。トランプはこの決定を覆すかどうか、自分自身の行動を説明する必要があります。アメリカのこの地域では、人々があなたを信頼してくれるのは一度きりのチャンスしかありません>以上
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1月20日にはトランプが大統領に就任し、政権2期目が始まる。どんな時代になるのか、興味深々だ。日米同盟の前進に期待している。
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*読者諸兄の皆さま、御意見を! https://note.com/gifted_hawk281/
までお願いいたします(従来の ishiifam@minos.ocn.ne.jp はOutlook(new)に消滅されたようで困惑していましたが、どうやら復旧したようです)
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小生の記事は以下でもお読みいただけます。
渡部亮次郎 「頂門の一針」<ryochan@polka.plala.or.jp>
必殺クロスカウンター ttps://www.mag2.com/m/0001690154.html
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
ishiifam//1951@outlook.jp
“シーチン”修一
【雀庵の「大戦序章」357/通算788 トランプ政権2期目に期待する 2025年(令和7)1/13 月曜】
1/12の深夜、午前1時か2時あたりに小生は2016年以来9年振りにアル中になって大声で叫んでいたという。小生にはまったくその記憶がなく、朝方に妙に眠いなあ、風邪が悪化したか、と思っていたが、カミサンに「あんた、夕べのこと覚えてないの?」とどやされてしまった。酔っぱらって大声をあげて手に負えないほど・・・断酒を決意せざるを得なくなった。決意しなければ再び3か月の閉鎖病棟行きになってしまうのだから・・・まことに「一度アル中、一生アル中」を体感し、酒と縁を切ろうと決意したのは良かった。古人曰く"禍を転じて福と為す”、寿命が伸びるかもしれない・・・
それにしても「酒は飲んでも飲まれるな」と言うが、現実はなかなか難しい。父は1960年、40歳のころに脱サラして食料品店を始めたが早朝、市場に仕入れに行く前に気付けの飲酒(日本酒)、仕入れが済むと市場の飲食店で朝食とこれまた飲酒で一段落、店舗(駅前の黄金ストア)に仕入れた商品を並べたら早めに昼食を取り、この際にも飲酒、日経新聞を読みながら昼寝していたものだ。店は繁盛し、午後7時頃にようやく一段落するとストア内の店舗のオッサン連中は酒屋に集まり楽しそうに宴会をしていた。酔わない程度ならOKと、飲酒に寛容な時代だったのだ。
飲み屋のママ曰く「お酒飲む人 花ならツボミ 今日もサケサケ 明日もサケ」。小生も起業してから夕方まで必死に仕事をしていたが、5時半からは飲み屋に直行した。今日もサケサケ 明日もサケ・・・もう十分飲んだし、失敗も成功もしたから晩年は大人しくして過ごすべし。天は我にそう説いているのだ。
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話は変わるが、日本戦略研究フォーラム(JFSS)に掲載されているグラント・ニューシャム氏の論稿はこれまで英語のみで、面倒くさいので小生は無視してきたが、産経の「JAPAN Forward」が最近日本語で掲載するようになり、大いに助かっている。グラント・ニューシャム氏はアメリカ海兵隊士官退役後、アメリカ外交官も務めていた。著書に『When China Attacks: A Warning To America』などがあるとのこと。以下は産経から引用するが、機械翻訳のために一部を分かりやすくしている。
<◎初めに 2025年1月7日 by グラント・ニューシャム 新日鉄とUSスチール:最後のチャンス、鉄鋼労働者はトランプを支持したが、トランプはこの取引に反対している。ジョー・バイデン大統領も新日鉄とUSスチールの入札は「国家安全保障に対する脅威である」と宣言した。それにもかかわらず、国家安全保障の審査委員会として知られる対米外国投資委員会の大半は、そのようには見ていなかった。
この取引に国家安全保障上の懸念がある場合、バイデン大統領はそれが何であるかを明確に述べる必要がある。彼のチームは、この決定によって激しく打撃を受けるであろう西ペンシルベニア州とインディアナ州の労働組合会館や地元の商工会議所で、自分たちの主張を公にする必要がある。彼らはそうするか? 今のところは様子見でNo!だ。 この決定が日米同盟を崩壊させるわけではないが、結構痛いものである。
◎以下本文 日本は、アメリカの主要な同盟国としていつももてはやされている。「最も重要な2国間関係」は、マイク・マンスフィールド元大使が表現したように、文句のつけようがない。私たちは間もなく、日本がこれまで以上に軍事的に行うことを必要とするだろう。「我々と一緒に中国と戦ってほしいが『USスチール買収は望んでいない』」と日本に伝えても、東京では受け入れられないだろう。
日本とその企業は、1980年代に日本がアメリカのビジネスを廃業に追い込む経済のブギーマン(邪悪な妖怪)として中傷された頃からこのように扱われてきた。それどころか、日本はある程度の寛容さを示しながら、米国の産業界、特にデトロイトの自動車メーカーを揺さぶって行動を起こさせた。新日鉄の『USスチール買収』ケースでは、誠意を示すために米国の鉄鋼生産に関する将来のビジネス上の決定について、米国政府に拒否権を与えることさえ提案した。
国家安全保障の議論についてはどうか。東京が共産主義の中国とひとくくりにされていることは、東京を苛立たせるに違いない。新日鉄の投資と技術がなければ、USスチールはもがき苦しみ崩壊するかもしれない。それは、生活や家族、そして町全体を破壊するだろう。USスチールの経営陣、従業員、そして地元の人々は、この取引を支持している。地元の労働組合でさえそうだ。
ハドソン研究所が、USスチールの労働者や労働組合の代表、そして地元の市長と議論している動画でUSスチール社長のデビッド.B.ブリットはこう語っている。
<2025年1月3日 – バイデン大統領の行動は恥ずべきものであり、腐敗しています。彼は組合のボスに政治的な見返りを与え、私たちの会社の未来、労働者、そして国家安全保障を傷つけました。
彼は、経済と国家安全保障の重要な同盟国である日本を侮辱し、アメリカの競争力を危険にさらした。北京の中国共産党指導部は喜んで踊っている。バイデンは私たちと会うことさえ拒否しながら、それをすべて行いました。
私たちの従業員とコミュニティは、より良いものを得るに値する。私たちには、アメリカにとって最良の取引を得る方法を知り、それを実現するために一生懸命働く大統領が必要でした。間違いなく、この投資は当社の従業員、当社のコミュニティ、そして私たちの国の素晴らしい未来を保証するものです。私たちは、バイデン大統領の政治腐敗と戦うつもりです。
USスチールの従業員、地元の労働組合代表、その他の鉄鋼労働者はトランプを支持した。どうやら、トランプが自分たちを理解していて、ただ選挙を乗り切る必要があるから(日本資本による買収を非難した)と思っていたようです。トランプはこの決定を覆すかどうか、自分自身の行動を説明する必要があります。アメリカのこの地域では、人々があなたを信頼してくれるのは一度きりのチャンスしかありません>以上
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1月20日にはトランプが大統領に就任し、政権2期目が始まる。どんな時代になるのか、興味深々だ。日米同盟の前進に期待している。
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