高杉晋作を高評価する地元の旅好きおっちゃんに出会う
日和山公園にある高杉晋作像へ向かうガッちゃん。長い階段を上っていると散歩で歩いている地元のおっちゃんに声をかけられ、下関について教えていただくことに
おっちゃん自身も旅人らしく、60を過ぎてから国内だけでなく欧州や中国などいろんなトコロを旅しているらしい。で、毎日健康のためにここら辺を散歩していて、ガッちゃんのような旅人に出会うと下関の良さを教えてあげているのだ
おっちゃん曰く「下関市があまり観光にチカラを入れていない」らしいので、おそらくおっちゃんがその一端を担っているのだろうね
で、高杉晋作のスゴサを力説するおっちゃん。特に、4カ国連合との講和会議において、アヘン戦争による中国・清の植民地化されつつある状況を知る高杉晋作が「彦島の租借」の要求を先頭に立って反対したこと、その功績を熱く語ってくれた。
あと、龍馬伝もあって龍馬に脚光が浴びているけれど、高杉晋作がいなければ今の日本は、、、と高杉晋作が世にあまり評価されていない現状や、久坂玄端もスゴイ人物なんだけどなぁと嘆いておられたね。
「死して不朽の見込あらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込あらばいつでも生くべし。」
吉田松陰が高杉晋作に送った死生観を表す言葉だけど、この言葉通り、高杉晋作は死してなお、朽ちることなくこの地に在り続けているんだねぇ
あとは、日和山から見える関門橋を眺めながら下関の旅のしかたについて、唐戸へ行って、どこどこに龍馬がお龍と暮らした地があって~とかを教えてもらったのだ。
ガッちゃんが門司にも行くんですよ~と言うと、門司よりも下関のほうが見るトコロがいっぱいあって1日じゃ回れんよ~とのこと、、、やはり、関門と言えども下関と門司では対抗意識がどこかにあったりするんだろうね
にしても、自分の街や人物を誇りを持って話せるのはステキなことだね~