三寒四温の季節に入った。特にこの時期は体調を崩しやすく、花粉飛散の時期とも重なっていつも憂鬱になる。毎年のこととはいえ、もうこの季節か!と時の移ろいにここでも驚嘆しているのだ。
毎年実施されているダイヤ改正も、いよいよ迫ってきた。(3月16日)今回の目玉は、北陸新幹線の敦賀までの延伸だろうが、全国的にみれば細かな動きが多々みれるようだ。鉄道趣味的見地からみればトピックは何なんだろうか。アントンK自身の関心度が下がってしまったこともあるが、ダイヤ改正で廃止されたり、誕生したりする列車たちが、昔ほど魅力的に感じていない。それは車両そのものよりは、今の世相によるものではないかと感じている。趣味人としての世代間のズレを感じる場面が多いのだ。好き者同士、やはり同じ趣味を楽しむ人として、自分を含めて再考していきたい。
今回の掲載は、JRのレール運搬車キヤE195系。2両編成単位で使用する定尺タイプの車両が3セットで回送されているシーンだ。国鉄時代の、茶色いクモル24のような独特なスタイルだが、電車ではなくディーゼル車というのが今時か。それまでは、レール運搬などの工事列車は、機関車けん引の貨車を使用していたが、これらが今後は全てこのキヤに置き換わっていく。普段なかなかお目にかかることは少ない列車たちだが、この時も偶然にやってきた。
2023-10-16 工9734D キヤE195系 上越線:後閑付近