しばらく間が開いてしまったが、「北斗星」の続きを掲載していく。
最後は北海道内での「北斗星」になったが、海峡線内のED79から引きついて、ディーゼル機関車のDD51が重連でけん引する。運転当初は、EF81と同じように専用色ではない国鉄色の機関車がけん引にあたっていたが、しばらくでブルーに塗装された専用色が揃い、国鉄色とは別の新たな魅力的な機関車の誕生となったのである。初めてアントンKがこの機関車に出会った時、今までのDD51の印象とは異なり、とてもカッコよく魅力的に思えたことを思い出す。特に重連でヘッドマークを掲げ、爆走するシーンは、いつ見ても興奮できたのだ。
道内でも何度となく撮影し、色々なシーンを目指してきたが、やはりこうして振り返ってみると物足りなく思うことが多くなってしまう。まあこれは切りのないこととして線を引くべきなのだろうか。ここでは、自身撮影した初期の時代の画像を掲載してみる。地平線まで続く直線をハイビームで一気に近づくブルトレ北斗星は、当時とても北海道らしく思えていたが、まだまだ魅力あるポイントを知らなかった時代で、今更ながらとても懐かしく思い出される。
1989-08-02 3ㇾ DD511068 北斗星3号 JR北海道/室蘭本線:植苗付近