
今朝は丸子橋付近からでも富士山が拝めたので、富士の写っている画像を探した。6月も中旬、それも梅雨に入っているのに富士が都内から見えることは珍しい事かもしれない。確かに早朝外に出ると、いつもより湿度がなく、カラッとした陽ざしが射していたように感じた。風も心地よく清々しい。まさに撮影日和だった。
さて画像は、東海道竹倉の定番撮影地。この時は冬だから、快晴なら富士山が見える確率は上がる。この日は忘れもしない1日中日没まで富士が拝めた。夜明けから撮影して、ずっと富士山が見えていると、やはり嬉しかった想いがどこかしら画像からも感じられる。ブルートレイン撮影のための副産物にすぎないロクマルだが、今や唯一の19号機も廃車となってしまい、過去の機関車入りと相成った。当時から、僕等の間では特に人気もなく、EH10やEF65の一般形とともに何も感じてはいなかった。だがこうして何十年もの時間で熟成され、気持ちも変わるというもの。古い国鉄型電機としての風格が感じられる。自分も一緒に年齢を重ね、多々経験だけは積んできた末の心のゆとりのようなものなのだろう。
1981-12-03 3462ㇾ EF6077 東海道本線:三島-函南
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