2013年8月2日公開 アメリカ 149分
少年時代のある忌まわしい事件のせいで復讐に燃える戦士となった悪霊ハンター、トント(ジョニー・デップ)は、その悲願のために、不思議な白馬シルバーの導きと自らの聖なる力によって、瀕死の状態にあった検事のジョン・リード(アーミー・ハマー)を甦らせる。レンジャー部隊の英雄である兄ダンを何者かに殺された過去があるジョンは、兄の敵を探すためにトントと手を組む。しかし、法に基づく正義の執行を求めるジョンと、復讐のためなら手段を選ばないトントはまったく噛み合わない。しかし、愛する者に再び魔の手が迫り、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として生きる覚悟を決めたジョンは、白馬シルバーを従え、無敵の相棒トントと共に巨悪に立ち向かう……。(Movie Walkeより)
ジョニーファンの友人たちと観るため、この日までお預けで楽しみにしてました
二時間半と長いのですが、クライマックスの列車の上でのアクションからはスピード感溢れる展開で目が離せず、終わってみればあっという間。娯楽大作というに相応しい作品です
アメリカでドラマ、映画として人気を得ていた作品をリメイクしたものです。日本でもドラマ版がTV放映されたそうですが、観た覚えはないなぁ。でも「ハイヨー、シルバー!」や「インディアン嘘つかない」というフレーズは聞き覚えがあります。今回は「嘘つかない」のセリフはありませんでしたが、「ハイヨー、シルバー!」と「キモサベ」が取り入れられていました。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のゴア・ヴァービンスキーが監督でジョニーがトント役というわけで、映画の端々に「POTC」のニオイがあることを
と見るか
と思うかは個人差があると思いますが、軽妙でコミカルな味付けは文句なく楽しいです。
二人の白人に安物の懐中時計で釣られて銀の山の場所を教えてしまったことから部族を皆殺しにされた過去を持つトントは、復讐を誓ってはぐれインディアンとして生きてきました。
ようやく敵の一人であるブッチ(ウィリアム・フィクトナー)を前に目的を遂げようとしたところを、正義感溢れる熱血検事ジョンに邪魔され、ブッチを彼の仲間に奪われてしまいます。
ところが、ブッチ捜索に加わっていたジョンが味方のレンジャーの裏切りで兄のダンを含めて皆殺しにされた時、白馬がトントが望むダンではなくジョンを選び、渋々彼を生き返らせるの
復讐だけが目的のトントと公正な裁判を望むジョンでは、考えも水と油です。
それでもブッチを捕まえるという共通の目的のため、二人は手を組むことにします。
二人で旅するうちに、ジョンはトントの過去を知ることになります。
そしてブッチの後ろにもう一人の黒幕コール(トム・ウィルキンソン)がいることを知った二人は、決着をつけるため、暴走する列車の中で、屋根の上での追跡劇を繰り広げるのです
足を失い同じくブッチに恨みを持つレッド(ヘレナ・ボナム・カーター)やジョンの兄嫁といった女性陣もそれなりに活躍し楽しませてくれます。
物語を見世物小屋の展示人形である老トント(ジョニーの老け顔メイク)が少年に語るという構成自体は必要性に乏しい気もしますが、この少年役の子の瞳の大きさったら
可愛いから気にしないっと
もちろんジョニーが演じているわけですから、トントというキャラにもただの白人の従者ではない自由で孤高な性格が反映されています。銀山での騎兵隊とアパッチの戦いは爽快とはほど遠い哀しいやりきれないムードが漂います。少数民族への迫害という観点で考えさせられるところです。
一転、クライマックスの列車シーンはとにかくスピード感があり、一気に魅せます。
観終わってすっきりさっぱり席を立てる夏向きの作品ですね
少年時代のある忌まわしい事件のせいで復讐に燃える戦士となった悪霊ハンター、トント(ジョニー・デップ)は、その悲願のために、不思議な白馬シルバーの導きと自らの聖なる力によって、瀕死の状態にあった検事のジョン・リード(アーミー・ハマー)を甦らせる。レンジャー部隊の英雄である兄ダンを何者かに殺された過去があるジョンは、兄の敵を探すためにトントと手を組む。しかし、法に基づく正義の執行を求めるジョンと、復讐のためなら手段を選ばないトントはまったく噛み合わない。しかし、愛する者に再び魔の手が迫り、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として生きる覚悟を決めたジョンは、白馬シルバーを従え、無敵の相棒トントと共に巨悪に立ち向かう……。(Movie Walkeより)
ジョニーファンの友人たちと観るため、この日までお預けで楽しみにしてました

二時間半と長いのですが、クライマックスの列車の上でのアクションからはスピード感溢れる展開で目が離せず、終わってみればあっという間。娯楽大作というに相応しい作品です

アメリカでドラマ、映画として人気を得ていた作品をリメイクしたものです。日本でもドラマ版がTV放映されたそうですが、観た覚えはないなぁ。でも「ハイヨー、シルバー!」や「インディアン嘘つかない」というフレーズは聞き覚えがあります。今回は「嘘つかない」のセリフはありませんでしたが、「ハイヨー、シルバー!」と「キモサベ」が取り入れられていました。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のゴア・ヴァービンスキーが監督でジョニーがトント役というわけで、映画の端々に「POTC」のニオイがあることを


二人の白人に安物の懐中時計で釣られて銀の山の場所を教えてしまったことから部族を皆殺しにされた過去を持つトントは、復讐を誓ってはぐれインディアンとして生きてきました。
ようやく敵の一人であるブッチ(ウィリアム・フィクトナー)を前に目的を遂げようとしたところを、正義感溢れる熱血検事ジョンに邪魔され、ブッチを彼の仲間に奪われてしまいます。
ところが、ブッチ捜索に加わっていたジョンが味方のレンジャーの裏切りで兄のダンを含めて皆殺しにされた時、白馬がトントが望むダンではなくジョンを選び、渋々彼を生き返らせるの

復讐だけが目的のトントと公正な裁判を望むジョンでは、考えも水と油です。
それでもブッチを捕まえるという共通の目的のため、二人は手を組むことにします。
二人で旅するうちに、ジョンはトントの過去を知ることになります。
そしてブッチの後ろにもう一人の黒幕コール(トム・ウィルキンソン)がいることを知った二人は、決着をつけるため、暴走する列車の中で、屋根の上での追跡劇を繰り広げるのです

足を失い同じくブッチに恨みを持つレッド(ヘレナ・ボナム・カーター)やジョンの兄嫁といった女性陣もそれなりに活躍し楽しませてくれます。
物語を見世物小屋の展示人形である老トント(ジョニーの老け顔メイク)が少年に語るという構成自体は必要性に乏しい気もしますが、この少年役の子の瞳の大きさったら


もちろんジョニーが演じているわけですから、トントというキャラにもただの白人の従者ではない自由で孤高な性格が反映されています。銀山での騎兵隊とアパッチの戦いは爽快とはほど遠い哀しいやりきれないムードが漂います。少数民族への迫害という観点で考えさせられるところです。
一転、クライマックスの列車シーンはとにかくスピード感があり、一気に魅せます。
観終わってすっきりさっぱり席を立てる夏向きの作品ですね
