杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

マスカレード・ナイト

2020年10月15日 | 

東野圭吾(著) 集英社(出版)

練馬のマンションの一室で若い女性の他殺体が発見された。ホテル・コルテシア東京のカウントダウン・パーティに犯人が現れるという密告状が警視庁に届く。新田浩介は潜入捜査のため、再びフロントに立つ。コンシェルジュに抜擢された山岸尚美はお客様への対応に追われていた。華麗なる仮面舞踏会が迫るなか、顔も分からない犯人を捕まえることができるのか!?ホテル最大の危機に名コンビが挑む。(「BOOK」データベースより)

 

「マスカレード・ホテル」の映画は観てそこそこ面白かったので、続編があると知って読んでみました。新田はついつい木村拓哉をイメージしてしまうのは、映画から入ったからではあるけれど、やっぱりイメージがハマっていたということかしらん。

前作でコンビを組んだ新田と尚美ですが、今回彼女はコンシェルジュになっているのでフロントで氏原から指導を受けることになります。といっても氏原は新田を信用せず、フロント業務をさせません。そのことが犯人逮捕に微妙に影響を与えることになるのですが

犯人逮捕のため張り込む新田たちと並行して尚美がコンシェルジュとして客の要望に応えていきます。

彼女に無理難題を吹っ掛けてくる男性客の正体は、割と早い段階で推測できちゃったんですけどね

そして、その中の客が事件と大きく関わってくるのですが・・・

う~~ん・・結局女の嫉妬は怖いっていうのと、警察の対応の不味さが事件を生んだってことですかね。

それにしても仕事熱心なあまり、今回も見事に巻き込まれてしまった尚美ですが、彼女を助けたのもまたその仕事愛だったという。

第三弾があるとしたら、今度の舞台はコルテシア・ロサンゼルスですかね


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