杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

仮面病棟

2020年10月17日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)

2020年3月6日公開 114分 G

先輩医師・小堺(大谷亮平)から頼まれて一夜限りの当直をすることになった速水(坂口健太郎)だったが、その夜、ピエロの仮面をつけた凶悪犯が病院に立てこもり、速水らは病院に閉じ込められてしまう。犯人に銃で撃たれて傷を負った女子大生の瞳(永野芽郁)を治療した速水は、瞳とともに脱出を試みるが、かたくなに通報を拒む院長(高嶋政伸)や、院長とともに何かを隠している様子の看護師(江口のり子、内田理央)、さらには身元不明の入院患者や隠された最新鋭の手術室など、次々と不可解な事態に直面する。(映画.comより)

 

現役医師で作家の知念実希人の小説の映画化です。

ピエロの仮面をかぶる凶悪犯に占拠され、鉄格子で閉ざされた空間となった病院を舞台に、残された医師らによる決死の脱出劇が繰り広げられるというストーリですが、冒頭、「え?これってホラーだったっけ?」な怪しさ満点の病院の雰囲気に正直引いてしまいました。

凶悪犯に撃たれたという瞳の傷跡はどうみても銃創には見えなかったし、厚塗りの化粧が違和感マックス。まぁ、それにはちゃんと理由があったことが後でわかるのですけど

速水の恋人が小堺の妹だったことや、事故で重傷を負った彼女の受け入れを拒否したのが「田所病院」であることも、真相に繋がる伏線になっていたのは良かったけれど、病院が抱える「秘密」は割と簡単に推測できたので、「犯人」の狙いもわかっちゃうという ピエロは結局利用されただけかぁぁ

復讐はあと一歩で完遂というところで、一番の悪は結局生き延びちゃうのがこういうお話の定番ですね

それでも結果としては「良し」なんだろうか?ちょっともやっとしますなぁ。


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