田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

ガレッジソング

2009年02月04日 | 日記
小耳に挟んだのですが、
『弁ブルース』とゆう歌のカテゴリー(?)があるそうな。
弁=方言。つまり歌詞が方言で書かれていて、
音楽のジャンルがブルースってことですね。
大阪弁のブルースや演歌、歌謡曲は数あります。
大阪弁ってブルースにはまりやすいのかな?
ちなみに僕のオリジナル曲の中にも大阪弁の歌詞があります。
実際、自分で作っていても、
大阪弁ってメロディに乗りやすいと感じることが多いです。
ブログで紹介しても歌詞だけしかご覧頂けないのですが、
僕の書いた大阪弁の歌詞、読んでみて下さい。



ガレッジソング

さっきまで降ってた雨は 空遠くへ消えてしもた
表に出てほんのちょっとだけ しゃがみこんで一服しよか

空を見上げたんやけど そこには虹さえ出てへんかった

なあ ほんまにずっと前から ずっと前から好きやってん
でもそれは言われへんかったし ばれてるやろとも思ってたし

大好きな君は 君の大好きなあいつとばっかりやし

さあ今夜は星の見えるガレージで
俺らだけの小さなパーティー
何でやろいっつも見ていたはずやのに
今日の君が知ってる中で
一番きれいや

どこか遠い夢の世界へ 2人だけで行かれへんかな
目がさめた1人きりの部屋で 叶わぬ恋 手放してみた

白いドレスを着た君の 白い背中遠くに揺れている

さあ今夜は月の照らすガレージで
俺らだけの小さなパーティー
何でやろ心はこんなに痛いのに
今日の君に言いたいことは
幸せになって

さっきまで吹いてた風が ガレージの影 秋に染めゆく
この頃は何でか 甘い缶コーヒーばっかり飲んでまう

ふと空を見上げたら そこには虹が

やっぱ出てへんかった





※この歌はONE WAY TRIPの『ガレッジブライド』とゆう
作品のストーリーをモチーフにして作りました。
僕はヒロインに片思いの男の役を演じていたのですが、
その役の目線で書いた歌詞でございます。
コメント
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