田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

ありがとう、を伝えたい。

2009年12月24日 | 日記


ついうっかりのミス。

昨日、「よし!」と重い腰をあげて、ひとつの“仕事”に取り組んだ。
例え小さな仕事でも、それに応じた段取りなるものが存在する。
自分で何かを運営するならば、自主的な段取りが必要なのである。

で・・見事に、僕はうっかりの段取りミス。

小雨降る中、それなりの時間と体力を費やして移動しながらの作業。
時間に追われつつ、あちこちに問い合わせをしたり、
今後の展開をあれこれシミュレートしたり。
それなのに最後の最後で、ミス。
12月23日は祝日であるとゆうカレンダー的事情をすっかり忘れていたのだ。
某公共施設へ訪問すると、窓口にて「今日は受付しておりません。」の門前払い。
また1からやり直しだ。

実働するのも自分なら、裏方として準備をするのも自分である。
僕は脳内役割分担がとても苦手な男であるが、
その苦手な作業を、苦手意識を抱えたまま無理やり持続して今に至っている。
昔からこんな凡ミスが多い。
学習能力がないのか?ひとつ言えるとすれば、
学習能力以前に、僕は『学習意欲』がないのである。
正直に言うと・・僕は裏方作業が心底嫌いなのだ。(とうとう白状してしまった!)
つまり今までずっと、心底嫌々、無理矢理に裏方業務を兼任していたのである。
いつだって仕事に対して捨て鉢だった。
そんなんで上手いこと行くはずないやん。

でも、昨日は何だか清々しかった。

初歩的なミスをして時間と労力を無駄にしている自分に、
『よし!そんで良えねん♪』と思えた。そして笑えた。
(↑自分で運営している状況だから成せる業やけどね・苦笑)
嫌いなものを無理に好きになる必要もないのだけれど、
苦手なことでも、何だかんだ言いながら取り組む自分のことを、
普通に愛してあげたら(認めてあげたら)良えやんって思えた。
そして、そうやってその延長上に絡んで来るであろう、沢山の関係者を、
温かく迎え入れる場所を作ろうと思う。
やっぱ愛しいねん、人々が。

もう一度、沢山の人達に感謝を実感する機会を得たい。
得ることが出来るならば、それはとっても幸せなことなのだ。

40の手習いって言うのかな?
でもね、僕の先生は僕なんです。僕の生徒も僕。
自分とゆう名の反面教師に習って動きます。
僕がこれまでに得た膨大な数の『失敗パターン』。
これからその『失敗パターン』の逆を行こうと思う。
そして、その延長上に出逢える関係各位、お客様に・・・

ありがとう、を伝えたい。
コメント
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