田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

『月の静かな夜のこと』稽古場レポート3

2013年02月09日 | 日記
昨日は『月の静かな夜のこと』の稽古でした。

前回はオープニング~前半と後半のシーンを主に稽古しましたので、
今回は物語の中盤、道弘が白血病であることを告白してゆくシーンを稽古しました。

(↓以下、ネタバレも含みます。が、白血病についての説明ですので是非お読み下さい)

病院で白血病と診断された道弘。
家族にそのことを告げるために、まずは妹の知美と、弟の武行に声を掛けが、
いざとなると、なかなか病気のことを打ち明けられない道弘であった…。

大人になると兄弟や親戚とも縁遠くなることってありますよね。
この物語の登場人物達もそうです。
それでも、それぞれに日常があり、それぞれに悩みなんかも抱えながら元気に暮らしています。
そこに、ある日突然白血病という現実が。
楽しいはずの兄弟の再会の席で、道弘は少しずつ自身の病状を告白していきます。

「俺、血液中の白血球の数が通常の5、6倍あるねんて」

「正常じゃない白血球の数がやたらと多いってことやと思う」

「身体は何ともない。元気やし、まったく普通や…今のところはな」

「たまたま検査した時に、偶然に見つかるケースが多いねんて、自覚症状がないから」

「先週、血液内科ってところで調べてもらってんけど…俺、白血病やねんて」

本人もその家族も、白血病と聞いて、その瞬間何を思うでしょうか。
実際にそうならない限りは想像の域を超えませんが…目いっぱい想像して劇作してます。

すれ違いの多い兄弟ですが優しい人達。
何とか道弘の力になろうと、このあとお話は展開していきます。

昨日のお稽古はここまで。


稽古が終わってからは、皆で束の間お食事に♪
このブログからは、どうしてもシリアスな印象が伝わってしまうかも知れませんが(^^;愉快なシーンも沢山ありますし、稽古場はいつでも明るくて元気で笑顔が絶えません。
ブログ用に稽古中の写真を撮ろうと思っていたのに、夢中になって忘れてたり、
帰りに寄ったお店で写真撮ったのに、なぜか携帯に登録された無かったり…とほほなことが多目の現場です、あ、僕です。

お陰様でコツコツと稽古は順調に進んでいます!
皆で頑張ります(^-^)



平成24年度大東市骨髄バンク推進事業
『月の静かな夜のこと』

【日時】平成25年3月17日(日)14:00~/18:00~(会場は開演の30分前)
【会場】大東市立生涯学習センター「アクロス」4階 多目的室
【料金】無料
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