大阪一人旅と称して、日常を過ごしている土地でわざわざホテルに泊まってみるという酔狂な遊びのレポートです。あ、遊びと言ってもそれなりに本人は真剣でしたけどね。

※ホテルの前から撮った風景。
大阪の人ならここがどこだか分かるかも知れませんね。
谷町筋沿い、天満橋界隈であります。
僕は天満橋がこの上なく好きなんです。
何故好きなのかと言うと、それは幼い頃の思い出に由来します。
その思い出話をすると長くなるので、今日は割愛しますね。
とにかく大好きなこの地で、計画を実行に移したかったのです。

※部屋に入って何だかとても嬉しかったです。束の間の僕だけの城ですからね。
ホテル京阪 天満橋。部屋は七階でした。
市内のど真ん中。見下ろせば普段自分が歩いている街並み。
でも、ホテルの一室から窓越しに見る景色は何だかいつもとは違う世界のようにも思える。
「音やな」
と思いました。
音がほとんど聞こえない大阪の風景には違和感があり、
その違和感が日常から僕という存在をそれとなく除外してくれるような。
除外なんだけど疎外感はなく、
むしろこれでやっと自分らしく街に溶け込めるような、そんな感覚でした。
チェックインする前は1時間ほど、近くにあるカフェベローチェでアイスコーヒーを飲みながら読書。
このお店も大好きな場所です。
大好きな場所で読む有栖川有栖さんの『幻坂』。
なぜこのタイミングでこの小説なのか?
それを話すとこれまた話が長くなりそうなので、この話もここでは割愛しますね。
とにかくこの本と読みながら、一人の時間の中で創作をする。
その為の大阪一人旅なのでありました。
静かなビジネスホテルの一室にて、まずは『幻坂』の続きを読み進めることから旅がスタートしました。
つづく

※ホテルの前から撮った風景。
大阪の人ならここがどこだか分かるかも知れませんね。
谷町筋沿い、天満橋界隈であります。
僕は天満橋がこの上なく好きなんです。
何故好きなのかと言うと、それは幼い頃の思い出に由来します。
その思い出話をすると長くなるので、今日は割愛しますね。
とにかく大好きなこの地で、計画を実行に移したかったのです。

※部屋に入って何だかとても嬉しかったです。束の間の僕だけの城ですからね。
ホテル京阪 天満橋。部屋は七階でした。
市内のど真ん中。見下ろせば普段自分が歩いている街並み。
でも、ホテルの一室から窓越しに見る景色は何だかいつもとは違う世界のようにも思える。
「音やな」
と思いました。
音がほとんど聞こえない大阪の風景には違和感があり、
その違和感が日常から僕という存在をそれとなく除外してくれるような。
除外なんだけど疎外感はなく、
むしろこれでやっと自分らしく街に溶け込めるような、そんな感覚でした。
チェックインする前は1時間ほど、近くにあるカフェベローチェでアイスコーヒーを飲みながら読書。
このお店も大好きな場所です。
大好きな場所で読む有栖川有栖さんの『幻坂』。
なぜこのタイミングでこの小説なのか?
それを話すとこれまた話が長くなりそうなので、この話もここでは割愛しますね。
とにかくこの本と読みながら、一人の時間の中で創作をする。
その為の大阪一人旅なのでありました。
静かなビジネスホテルの一室にて、まずは『幻坂』の続きを読み進めることから旅がスタートしました。
つづく