田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

続「自分の顔を知らない男」

2019年11月24日 | 日記
先日、「自分の顔を知らない男」(10/10)という記事を書いた。

そのようなタイトルの記事を書いたことは覚えているけど、
どんな内容だったか覚えていない…いや、内容は何となく覚えているけど、
どんな文章だったかは覚えていなかった。

で、さっき読み返しのだけれど…なんと暗い文章だろうか。

あの記事を書いた時、僕は相当疲れていたに違いない。
人間って、しどい時はしんどい過去を思い出す生き物なのかも知れない。
まあ、それはそれでいいと思うけど。

結局、あの記事で僕が言いたかったのは昔の経験談ではなく、
今も自分は鏡を見たり写真や動画で自分の顔を見るのが苦手なんだってこと。
自分の顔を見ると心の深淵を覗くような気がするから…
要するにそれが言いたかった訳だ、たぶん。
そして、結論として、
「だけど自分の顔をちゃんと見たほうがいいと思っている」と。
なぜなら、
「役者だから」。

役者だからっていうのは実は、こじつけです。
僕は役者だからって鏡や写真を嫌ってはいけないと思っていないし、
そんなの自由だし、どうだっていい、と思っている。
あくまで自分を説得するための口実として、
「役者なんだから」と言っているに違いない。

なんでそうまでして自分を説得しようとしているのか?




(上記2枚は昨日の記事の動画より)


一人の人間として、
一人の男として、
ちゃんと自分の顔(心の深淵)と向き合ったほうがいい。
自分を避けて生きられないんだから。

と自分に対して言いたいのかも知れない…たぶん、そうだ。




YouTubeを始めた時、まずは声だけでネットラジオから公開しました。
動画を撮り始めてからも最初は自分が映らずにナレーションを入れたりして。
やがて弾き語りの映像や、壁当てや素振りの映像を。
あ、そう言えばグローブを磨いている映像は首から上はカットしてましたね。

ここ最近はカメラに向かって一人で語っているタイプの動画が増えてきました。
少しずつ、少しずつ、自分を出していきたいです。



【雑談】ライブ当日、京橋のジャンカラにて


【雑談】ライブ当日、いつもの京橋ジャンカラで…&ライブ撮影の話
コメント
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