北陸新幹線の開業予定が先延ばしになった問題で、
国の検証委員会が報告書をまとめた・・・
というニュースがあった。
加賀トンネル工事のひび割れ問題を地元自治体に
情報を伝えないまま
無理な工程管理をしていたのが要因なんだとか・・・
以前、敦賀工区の地元説明会で事前の環境影響評価や
地質調査を、ちゃんと行っていたのかを問いただしたときの
鉄道運輸機構の答弁は、予算が足らなかった・・・だった。
機構による定期的に開催されている敦賀工区の地元説明会は、
工事が行われている区間の住民向けだけであり、
議会の新幹線対策特別委員会に対して
機構から直接の説明はない。
今回の検証委員会の報告の発表は、
次回の地元説明会でのみ行うのだろうか。
各自治体の長には、すでに報告しているのだろうか・・・
些細なことがちょっと気になるわたしである。
クリスマスイヴに開催された
北陸新幹線の住民説明会・・・
今日の参加者はわたしを含めたったの6人。
鉄道運輸機構やお役所の方々は30数人もいるのに・・・
冒頭、機構の敦賀鉄道建設所・所長から
新幹線工事の開業延期について説明があった。
その後、いつも通りの進捗状況や今後の予定、
工事による交通規制などなどの説明が粛々と進められた。
質疑応答では、
今後起きると予想されるリスク
開業は新幹線車両の試運転もふくめてのことなのか
加賀トンネルで起きたクラックを事前の環境影響評価で
予測できなかったのか・・・などなどを聞いた。
そもそも3年前倒しなどと言う事態が
環境影響評価やその後の設計に見落としや小さなほころびが
あったのではないだろうか。
新幹線の敦賀駅が巨大化する話も工期が遅れる話も
現場の方々からはいつも聞かされていたから
やっぱりな~・・・言ってたとおりやわ・・・
で、もひとつ
トンネル工事に精通した技術者が減っているとも聞いた。
急ぐあまり見逃すミスが針の穴ほどであったとしても
さらなる事故や遅延を引き起こすことにつながる。
急がば回れ・・・今日のご教訓である。
ダウンジャケットを2枚、重ね着しスキーパンツをはき
手袋までして北陸新幹線の工事現場へ向かった。
頭には、もちろんヘルメット・・・
車両基地から駅前になる木の芽川のあたりを視察。
冷たい雨が降り続く中で、機構からの説明を受ける。
説明の声が、聞き取りにくい。
こちらは木の芽川の護岸
工期を短縮するために、
早出、残業、土日返上で工事を進めるんだとか・・・
労基法違反にならないんだろうか。
これから冬本番・・・
大雪になったら工事はストップせざるを得ない事態も起こる。
2年も前から工事現場で働く人たちのあいだでは
工事は2年は遅れるって話がささやかれていたってのにね。
ナントカ機構って「機構」がつく組織はどれもこれも
ホンマ、似たり寄ったり・・・
下請けに全部、押し付けるんだから・・・
それにしても急に、気温がさがってきて
寒いのなんのって・・・
夜になって雨は、みぞれになり道はシャーベット状。
明日の朝、起きたら雪・・・になるといややわ。
風の唸る音が悪魔のささやきに聞こえてくる。
昨日は感染者の発表はなかったのに、
今日になって一気に、100人。
で、敦賀市の感染対策は
「妊娠中の方へマスクを配布します」10枚だって・・・
母子手帳を持っていけば、代理の人でもOKらしい。
県の緊急事態宣言のあとも
4月6日の市長の動画のまま、日付だけ更新。
なんだかねえ・・・
八新も店のガラス戸に貼り紙がしてありました。
大阪府みたいに、個人事業主には50万円! ほしいわ!
とボヤク健さん。
健さんがおでんの残りをパックにいれて、タミヨさん用に
とっておいてくれたので届けに行ってきた。
玄関先のボタンが満開。
たしかにキレイだし豪華だし・・・でもあまり好きじゃないわたし
どちらかと言えば、
山野草とか可憐な草花のほうが好みなのだ。
さて市庁舎の建設現場では、深く掘り下げたところに
重機が入っていた。
夜は中郷公民館へ北陸新幹線の工事に係る地元説明会に・・・
受付にはマスクと消毒液がおかれ、熱まで計られた。
マスクはしていたので貰わなかったけれど
50CCの消毒スプレーはもらってきた。
あるとこにはあるんだね・・・
庶民には手に入らないマスクや消毒液が・・・さ。
中郷公民館の会場には、大型のファンが2台設置され
マイクは使うたびに、消毒液がふきかけられ
全員がマスクのまま話すという厳戒態勢。
道路が冠水しないように
道路付け替え工事を要望していた地元住民。
何の説明もなく計画が変更されたことについて
県土木では都市計画審議会の決定に沿っての工事だと説明。
都市計画審議会がいつ開催され
要望と違う計画になり
地元への説明がないまま工事が行われたのか
何も答えられない県。
調査して報告させてもらうと言うけれど、
はてさていつのことやら・・・
ちゃんと地元説明会の場で説明してもらわないとね。
今日、ある人から言われて、そうかもな~・・・と、
思うことがあった。
はるみさんって、生きるか死ぬかのケガや病気になるたんびに
メッチャ、強うなっとるんちゃうか?
ウチの何が強うなっとるんな?
まっ、言うたら心とか性格とか・・・気持ちとか・・・
パワーアップしとる気がするわ。
そんな人、めったにおらんでぇ。
あんた、きっとモンスターかもしれんわ。
ほんなこと、言われたの初めてやわ・・・
ほめてもろて、おおきに・・・
ふつうな、化けもんや言われたら怒るのに喜ぶんやもんな。
ホンマ、ふつうやないで。
ほめられとんのか、けなされとんのかどっちや?
と、思いつつもそうかもな~・・・
モンスターもエエかも・・・と思ったのでした。
さて、そのモンスター・はるみは、夜の7時から開催された
鉄道運輸機構の地元説明会に参加。
地元のみなさんは、12人ほど・・・
内容は、車両基地の建設工事現場での
水質・土壌調査結果の報告や
今後の建設・建築工事の概要などなど。
報告に対する質疑応答では、現場に運び込まれる土砂が
関電のトンネル掘削で出たズリだという話も飛び出した。
地元の住民からは、地下水への影響を懸念する声も多かった。
深山トンネルでの渇水もあるし、
これからも新幹線の工事からは目が離せない。
今日の読売新聞県版に、
「3市町地区 景況感悪化」と言う記事が載っていた。
敦賀信用金庫が半年ごとに行っているアンケートの結果を
公表したという内容だ。
3市町の企業503社の回答から、景況判断指数(BSI)を
割り出し、前回の調査のBSIとの比較を行っている。
目を引いたのは、北陸新幹線の延伸への期待だ。
501社のうち、276社の「期待していない」が
「期待している」110社と「わからない」115社を
大きく上回っている点である。
地元の企業の過半数が期待していない現状で
北陸新幹線の利用客による
景気回復や売り上げの上昇を期待できるのだろうか。
北陸新幹線をビジネスで利用する人は、たぶん多くはない。
時間と料金を考慮すれば、敦賀以西の人は米原回りを使う。
さて、その北陸新幹線の工事真っ最中の敦賀工区について
鉄道運輸機構の地元説明会が、開催される。
1月30日の午後7時から
場所は、中郷体育館
関心のある方は、ぜひご参加を!
午後からの新幹線対策特別委員会は、工事現場の視察。
特別委員会のメンバー以外にも声がかかり参加した。
マイクロバス2台で、北陸新幹線敦賀工区のうち
深山トンネルと敦賀駅高架橋付近の2ヵ所を見学した。
機構の所長と職員が案内と説明役である。
こちらが深山トンネルの入り口
中へ進んでいくと、掘削機がおいてあった。
深山は岩盤がやわらかく、発破をかけなくても掘削機だけで
掘り進めているという。
いちばん奥の突き当りの写真
青く見えるのは岩盤
こちらの写真は深山トンネルの現場からみた敦賀駅方向
今回、敦賀市がJRから購入する新幹線駅前広場となる土地は
およそ10,900平方メートルで金額は2億1,800万円
そこに新幹線の駅前広場や駐車場、緑化空間がつくられる。
しかも木の芽側の護岸の高さにあわせるためには
20,000㎥の土砂を入れなければならないという。
こちらは、新幹線の橋脚や駅舎の基礎部分となる工事の真っ最中の現場
この写真の左側は在来線の敦賀駅で右側が新幹線駅
二つの駅のあいだは、しらさぎやサンダーバードの車両基地(?)
になるらしい。
4年後(?)の開業まで生きているのかどうか・・・
それが問題な問題児である。
午後6時からプラザ萬象の小ホールで、
北陸新幹線(敦賀・新大阪間)環境影響評価方法書(福井県)の
あらましについての説明会があった。
広い会場に、鉄道運輸機構の職員は10数人。
しかし説明会の参加者は数名・・・そのうち市の職員さんもいて
いかに、広報が行き届いていないのかが丸わかり。
マスコミはゼロ・・・ってことはマスコミにも知らせていない?
説明会はちゃんと開催しましたよ。
市民のご意見もお聞きしました。
っていうアリバイは成り立つわなぁ・・・
福井~敦賀間の工事のうち、敦賀だけでも深山トンネルのヒ素に
越坂・田尻での渇水、土砂が田畑に流出するなど
さまざまな事象が頻発している。
北陸新幹線のみならず、長野新幹線などでも
裁判沙汰になった案件が起きている。
なのに、相も変わらず同じ手法で、同じ内容での
説明会を繰り返している。
環境に対するする負荷だけでも、イヤと言うほど事象があるのに
それらが、方法書や今後の環境影響評価書に
どれだけ反映されているのかを質問した。
回答も相も変わらず・・・木で鼻をくくったような回答ばかり。
意見を述べたのは、わたしを含め3人だけ。
権力とお金で有無を言わさず進めるやり方に、
わたしは無性に腹が立つ。
まだまだ先のことだし、新大阪までの開通を
たぶん、この目で見ることはないと思うけれど
次世代のこどもたちに、大きなツケだけは残したくない。
リハビリを終えて、福井の病院をでたのが午後1時前・・・
急いで敦賀へ帰り、健さんと遅いランチをあわただしく
かっこみ、中郷公民館へ向かった。
午後3時から、鉄道運輸機構と工事の事業者から
土壌調査と水質検査の結果について説明を聞くためだ。
調査地点は、新幹線の車両基地の工区での土砂などが
流出した場所13ヶ所のもの。
北陸新幹線のトンネル工事では、地下水の水位の低下や
ヒ素の検出などが相次いでいる。
ミキサー車やトラックの往来による粉塵の被害もあり
農家や住民のみなさんの生活にも少なからず
影響が出ている。
行政側も、
新幹線の受け皿づくりでイケイケドンドンの政策に
予算をつぎ込む前に、
地域の住民のみなさんの生活に支障が出ないように、
環境に影響がでないように
そして安全に安心して暮らせるようにするべきだろう。
説明会の後、5時に市役所へ行き、
新幹線まちづくり課で予算の説明を受けた後
観光交流課で開示文書のコピーをもらった。
会計窓口は、閉まっていたので
コピー代は、来週支払うことになった。
夜、タミヨさんからガス給湯器の付け替え工事が終わったので
風呂に入りたいと電話・・・
9時には健さんから帰って来てよコール。
八新の手伝いをこなし、最後には洗いモンに精出した。
厨房の中は、けっこう暑いので荒いモンは
好きな作業である。
で、グラスをすすいでいたら、とつぜん水道水が濁りだした。
グラスに水を入れ、10分ほど経過したら透明になってきた・・・
なぜこんな現象がおきるのか?
たぶん、水に溶け込んだ空気が気泡となって濁ったんだろうけど
来週、問い合わせてみることにした。
今日も1日・・・走り回ったはるみちゃん、ごくろうさま・・・
自分で自分をほめるのも、なんかさみしいね。
ハイテンションボルト(高力ボルト)の不足が、深刻化している。
北陸新幹線の工事だけではない。
敦賀市が計画しているさまざまな建設・建築工事にも影響する。
ボルトの納期は、6ヶ月以上も遅れるうえ、
納入できるかどうかさえ、定かではない状況だという。
加えてオリンピックの突貫工事が最優先となれば
鋼材全般の値上げや品不足もまぬがれないだろう。
議会で予算は、通っても工事そのものが
ストップすることもありうる。
で、さらなる補正予算を計上・・・なんてことにもなりかねない。
国の財源が使えるうちに・・・と
ハイテンションで急いだツケの責任は
一体誰が負うんですかね?
予算、通した議会が悪い?
国の財源・・・って、それもうちらの税金なんやけどなぁ・・・
昨日、情報公開請求した選挙公報が、今日、開示された。
原本の閲覧もして、コピーも24枚入手した。
240円である。
これから24人分の公報を1枚1枚、読むつもりだ。
今日の福井新聞には、告示前に提出した
候補者へのアンケートも掲載されていて、
これはこれでおもしろかった。
原発については、24人中20人が増設などに賛成し
反対は、共産党の2人と今大地のみ。
新幹線開業後の受け皿づくりでは、
わたし以外の人は全員、受け皿づくりについて持論を展開。
新幹線の敦賀延伸に反対と書いていたのはわたしだけ。
だから、受け皿づくりより
次世代の市民が安心して暮らせるまちづくりが大切と書いた。
新幹線開業は、工期がかなり遅れそうだとも
言われている。
資材の高騰、とくにボルトなどが手に入らないんだそうな。
しかも人材不足もかさなり、四苦八苦しているらしい。
受け皿はできたけど・・・新幹線はまだ工事中・・・ってこと?
になるかもね。
午前中、北陸新幹線と在来線が交差するところで、
JR側の工事をしている大成建設の工事現場の見学に行ってきた。
見学は、市の新幹線整備課の職員2人とわたしの3人。
鉄道運輸機構とJR、大成建設の現場監督さんの案内で
一番テッペンに上らせてもらった。
新幹線の車窓から、唯一、海が見える位置だという。
1人がやっと通れるぐらいの細い階段を
上って、上って、上って、・・・息切れしそうになりながら
また階段を上って、上ってやっとテッペンに到着。
テッペンは、やはり風が強い。
写真撮影とブログアップもOKをもらい、
海が見える側の外枠に張り巡らされた、
太いパイプに安全帯をかけ、スマホでパチリ・・・
わたしの身長がもっと高ければ、海ももっとよく見えたと思う。
こちらは、高速道路側
真下を走る電車
新幹線駅の工事現場
海と反対側に移動して写した写真
実際、新幹線が走るのはわたしたちが立っている場所より
もっと上になるらしい。
直流と交流の切り替えポイントがあるため、
電車の運行の支障にならないようにする工事は、大変だとのこと。
資材の高騰や生コン、人材の不足などなどの影響で
工事費も膨らむ一方だ。
新幹線開業のために、つぎ込んだ費用を上回る収入を
見込めるのかどうか・・・
次世代へのツケになるのか、ならないのか・・・
頭痛の種は、脳内でフツフツフツと大きくなるばかり。