はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

風力発電のサミットだって・・・しかも六ヶ所村で

2010-09-30 | 風力発電

2010年9月30日(木曜日)
東奥日報の記事に
「六ヶ所で風力発電のサミット」というのが掲載された・・・
というのを、風力発電のアラートで知った。

なんと! 450人も集まったそうな…
さすが、推進派の推進力はたいしたものだ。
きっと風力発電事業者が大挙して人員を送り込んだのだろう。

何事にもTPOってぇもんがある。
せまい国土、偏西風のように一定の風が吹かない日本は
風力発電でエネルギーを生み出すのに適していないのだ。
日本の風力発電事業は、エネルギーを産みだすというより
風車を1基でもたくさん建設することが目的なのだ。
しかも税金から補助金をもらって・・・

民主党政権になって少しは風向きが変わるかと思ったけれど
相変わらず、お国の旗振りで推進・推進となびいてばかり。
そんな愚策に風車の低周波音の被害者は嘆いているのだ。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100930125745.asp

全国有数の風力発電施設が立地する六ケ所村で30日午前、
「全国風サミットinろっかしょ」が開幕した。
メーン会場の村文化交流プラザ・スワニーには
県内外の関係者ら約450人が集まり、
風力発電を中心とした再生可能エネルギーの今後について、
基調講演などを行った。
(記事全文は登録しないと読めない・・・)

アラートとは
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10月9日の講演会にきてください!

2010-09-29 | 議会

2010年9月29日(水曜日)
書店へ立ち寄ったら、店内には来年の手帳や日記帳、
カレンダーが並べられていた。
あとふた月でお正月・・・

おんなごころと男心、
はてさて、どちらのほうが移ろいやすいのか秋の空・・・
おんなごころや秋の空以上にクルクル変わるのが世の中。
逮捕された特捜部検事の供述も・・・


変わってほしいのは、行政の情報公開の姿勢と議会か・・・
議会改革の先進地である三重県議会の
三谷哲央議長を講師にお迎えしての講演会は
10月9日(土曜日)午後1時半からの開催
となった。

場所は、敦賀市のプラザ萬象・小ホール
「議会改革から議会基本条例へ」がテーマ
の講演会である。
入場は無料
主催は福井県女性議員の会

10月9日はいろんな行事も目白押し・・・
明日は各公民館をまわって、チラシを置かせてもらう予定。

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交響曲第5番

2010-09-28 | 映画・音楽・演劇・絵画など芸術関連

2010年9月28日(火曜日)
ジャ・ジャ・ジャ・ジャ~~~ン
 ジャ・ジャ・ジャ・ジャ~~~ン

タタタタン タタタタン タタタタン
タタタタン タタタタン タタタタン
タタタタットータ~
パパパパ~ン

今日は午後から、この曲がわたしの頭と心のなかから
離れてくれない・・・

言わずと知れたベートーベンの交響曲第5番
「運命」の出だしである。

大きなミスをしでかすと、ドキドキ動悸の高まる音にあわせ、
ジャジャジャジャ~~~ンの曲が聞こえてくるのだ。

ア~・・・ハ~・・・ためいきをつくたび、
ジャジャジャジャ~~~ンの曲はますます激しく
わたしの心をノックし続ける・・・

車を運転していたらカーステレオからも
ジャジャジャジャ~~~ン・・・
おもわず、スイッチを切ってしまった。
忘れていた・・・今かけているのは
究極のクラシック選集だったのだ。

小さな不安がさざ波のように押し寄せてくる運命のはじまり・・・
どうしよう、どうしよう、どうしようと
曲に合わせて、わたしの不安もだんだん大きくなっていく。
タタタタットータ~の後にはその「どうしよう」が
最高潮に達する・・・というより、奈落の底へ
つきおとされるのだ。

ン? どんなミスかって?
それは聞かないでほしい・・・

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議会最終日

2010-09-27 | 議会

2010年9月27日(月曜日)
議会の最終日。
議会運営委員会後の全員協議会が長引き、
15分遅れで、本会議がはじまった。

9月補正予算案の討論は、反対が3人に対し賛成は1人。
条例改正や土地取得、工事請負契約の締結の議案には
反対討論のみで、賛成討論なし。

最近にしてはめずらしいできごとだ。
いつもは必ず、賛成討論がだされていたのに・・・

本会議の最後の市長のあいさつもいつもになく
反対討論した議員の名前を挙げて、反論する姿勢をみせていた。
まるで議員に代わって、賛成討論しているみたいに見える。

本会議後、議会運営委員会が開催され、
議会基本条例についての協議。
9月議会後に予定されている議会報告会について
2時間あまり活発な協議が続いた。

来週には、全員協議会を開催して本格始動となる。

帰り際に、情報公開室に寄って、情報公開請求をする。
今日の本会議で可決された、工事請負契約締結の資料の請求だ。
駅前に建設される福井大学附属国際原子力工学研究所の
工事差し止めをするためである。

討論でも、建設の反対運動をすることを予告しておいた。
わたしも今日からまた、市民運動を本格始動する。

ブログを書き終えて、投稿・・・で初めて気付いた。
あれ? 昨日のブログがアップされていない!

まずは、昨日の分を投稿・・・
下書きのメモ帳が残っていて、ほっとした。

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体調は黄信号かも・・・

2010-09-26 | 医療と健康関連

2010年9月26日(日曜日)
せっかくの日曜日も、明日が議会だと思うと
なぜか落ち着かない気分・・・

体調もいまひとつすっきりしない。
2~3日まえあたりから、奥歯がすこし痛い。
歯が痛くなると、黄信号が点滅だ。

大きな病気をするときは、いつも歯が
痛くなっていたからだ。

今日は、あしたの討論の原稿をチェックして
はやく休むことにしよう。

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多忙な秋・・・

2010-09-25 | 議会

2010年9月25日(土曜日)
わたしのもっぱらの頭痛の種が頭痛とは・・・
今日は幾分、痛みも和らいで吐き気もない。

スポーツ界はイチローと白鵬の大記録達成のニュース。
ふたりの熱烈なファンではないけれど、
こころから拍手したい気分だ。

渕上議員が記者会見をひらき、来年の統一地方選に
市長に立候補すると発表。
現在のところ、河瀬市長はまだ態度を表明していない。
ほかにも市長選に立候補するらしい人がいるとの
うわさもある。

あさってはいよいよ9月議会の最終日。
反対討論を3つする予定だ。
補正予算案とJRとの土地売買の契約、
連携大学の工事契約の3つである。
どれもが大切な税金をいとも簡単につぎこんでいることが
反対する大きな理由のひとつ。

読書の秋もなかなか楽しめない多忙な秋が続く。

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鉄道建設機構 余裕の積立金は1兆2千億円

2010-09-24 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2010年9月24日(金曜日)
急激に気温が低下したせいか、すこぶる体調が悪い。
今日は1日中、頭痛と吐き気におそわれ、
なにも仕事ができなかった。
明日からの岐阜での講座は、ドタキャン・・・
残念無念。

新幹線がらみのニュースをひとつ・・・
鉄道建設機構の大きな柱となるお仕事の一つが
整備新幹線の建設である。
福井県が血眼になって叫んでいる新幹線の整備も
機構の北陸新幹線の支社が中心で進めている事業だ。

敦賀駅のバリアフリー化では新幹線に備えての整備案が
でたけれど、JR西日本は関係ないお話と
いうことになっている。
新幹線のことは機構と交渉・・・ということだ。

JRの民営化で得た収入を積み立てているのが
もうひとつのお仕事である国鉄清算業務。
そこには1兆2000億円も積立金があるんだそうな・・・

新幹線の建設では、在来線の3セク化や
建設費の自治体負担が自治体の財政を圧迫していると
いうのに、1.2兆円の剰余金をため込んでいるとは・・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100924-00000087-mai-soci

<鉄道建設機構>余裕1.2兆円も 検査院が国庫納付求める

独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」の
利益剰余金から将来に必要な費用を差し引いても、
1兆2000億円もの余裕があることが
会計検査院の調査で分かった。
検査院は24日、余裕のある資金を国庫に納付するよう
国土交通省に求めた。
1兆2000億円もの指摘金額は過去最高。
検査院が昨年指摘した不適切な経理や無駄遣いは
計717件総額約2364億円で、その5倍になる。

対象となるのは国鉄清算業務の利益剰余金。
検査院が08年に多額の剰余金が存在することを公表し、
今年4月の行政刷新会議の事業仕分けで取り上げられ、
国庫に納めるよう求められた。
検査院は09年度末で1兆4534億円に上る
利益剰余金のうち、いくら国庫に戻せるか分析した。

国鉄清算業務では、JR東日本、西日本、東海の3社の
株式や旧国鉄用地の売却益などで得た収入を、
旧国鉄職員の年金や業務災害の補償費などに使い、
余りを積み立てている。
検査院が年金を含め将来必要となる経費を試算したところ、
年金受給者の数が減る一方、JR3社に売却した
新幹線施設の代金が今後も分割され収入として入ることから、
積立金を2500億円ほど残せば事業を安定して継続できると判断。
差額の1兆2000億円は必要ないとした。
清算業務には現在、利益剰余金を国庫に納めるための
法律の規定がないため、法改正も必要となる。

剰余金を国庫に返納することについて、JR各社は今年7月、
「JR北海道や貨物など経営がまだ自立していない社もあり、
剰余金は返納ではなく、経営基盤強化などに充ててほしい」
との要望書を国交省に出している。

国交省鉄道局財務課は
「政府に加え国会での議論も必要になる。
機構の剰余金を国庫に納めるか、鉄道政策に使うか、
行政だけでは決められない」としている。【桐野耕一】

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県民の悲願?今日はお彼岸・・・

2010-09-23 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2010年9月23日(木曜日)
暖房器具が恋しくなるほどの冷え込み方だ。
2~3日前までは、風呂上りにクーラーを
かけていたというのに・・・

日中も半袖の腕がス~ス~して思わず上着をはおった。

タミヨさんのところへ行ったら、クーラーが
暖房に入れ替わっていた。
暑さもさることながら、寒さもお年寄りにはこたえる。

わたしの身体もお年寄り以上に暑さ・寒さが身にしみる。

さてさて、きのうブログで書いたとおり、
さっそくニュースになってました。
笹木副大臣の発言が・・・

もんじゅや新幹線に執着なさる県民さんばかりの
コメントじゃなくて、反対の立場の県民さんも
いるのですよ、福井県には・・・
概して、もんじゅはいらないという県民は
新幹線もいらないと思っている人が多いように
感じるのは、わたしだけでしょうか・・・

今日の福井新聞の記事から
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/23797_2.html

もんじゅ再開で振興策、新幹線は別問題 
笹木文科副大臣発言に県内から反発、困惑 

笹木竜三文部科学副大臣は22日の記者会見で、
高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の運転再開に伴う
地域振興策として本県が要望している北陸新幹線の
県内延伸について「直接的なバーターは難しい」と述べ、
別問題として対応すべきだとの認識を示した。
これに対し県や県会、民主党県連、野党議員からは反発、
困惑の声が上がっている。

笹木氏は、民主党国会議員でつくる
「整備新幹線を推進する議員の会」の役員も務めている。
記者会見で笹木氏はその点にも触れた上で
「(地元の)気持ちは分かるが、いつも抱き合わせで
議論するのは本来(の姿)ではない」と述べた。

もんじゅの運転再開を認めるに当たり西川知事は4月、
文部科学相、経済産業相との3者協議で、
北陸新幹線の敦賀までの早期認可を要請。
当時の川端達夫文科相は「地元の思いを重く受け止め、
政府全体としてしっかり取り組む」との見解を示している。

こうした経緯を踏まえ県幹部は
「県民と約束したことなのに、担当の副大臣が
別問題というのでは、運転再開を認めたことに
県民の理解が得られない」と反発。
「地元の国会議員が文科副大臣になって期待しているだけに、
再開了承の経緯を踏まえてしっかり取り組んでほしい」
と注文をつけた。

民主党県連の野田富久幹事長は
「もんじゅという国家プロジェクトを支えている地域に
文科省も配慮の視点を持ってほしい。
福井の議員だろうと、なかろうと、リスクを抱える
地元に対し振興策に関しては、
ハンディをどう埋めるかの役割も担うべきだ」と語った。

県会会派の民主党・一志会は24日、
都内で笹木氏を含む本県の民主党衆院議員4人と
新幹線延伸に向けた協議を予定しているだけに、
困惑を口にする県議もいた。

一方、県会の北陸新幹線整備促進議連の
山本文雄会長(自民党県政会)は
「昨年末に認可されることになっていた合意を
民主党政権が白紙撤回し、時計の針を戻すような議論を
始めたから、福井県は条件を出さないといけないようになった」
と指摘。
「これまでの経緯を知らない、見識のない発言だ」と批判した。

自民党県連会長の稲田朋美衆院議員も
「県民の悲願としてあらゆる手段が求められているのに、
福井県の国会議員の発言としてもってのほか」
と憤りをあらわにした。

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もんじゅと新幹線~笹木衆議の就任でさて、どうなるやら・・・

2010-09-22 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2010年9月22日(水曜日)
福井県選出の笹木竜三衆院議員が文科省の副大臣に
なったという。

もんじゅは文科省・・・当然のごとく福井県は
新幹線をバータに副大臣に働いてもらわにゃ!と
期待し副大臣にせまるんだろうなぁ・・・

知事や議員にとって、県民とは経済界など強い権力と
金を握る団体や人のことを「県民」として
認証しているのだろう。
「県民の悲願」は、さしずめその認証された県民の
悲願であって、新幹線がきたとしても
デメリットでしかない大多数の県民のことなどは、
県民と思っていないから、虫けらのごとく無視!

で、笹木議員は菅グループだから、
もんじゅと新幹線は別!という可能性が高い・・・
ひょっとして、福井県から袋だたきにあう?

http://mytown.asahi.com/areanews/fukui/OSK201009210121.html

笹木氏、文科副大臣に 民主県連所属、初の政務三役

菅直人首相の改造内閣で、民主党県連代表代行の
笹木竜三衆院議員(53)=比例北陸信越ブロック=が
文部科学省の副大臣に就任した。
党県連所属の国会議員が政務三役に就任するのは初めて。

担当は、原子力を含む科学技術や学術研究、文化芸術など。
民主党政権は環境関連技術を開発する
「グリーン・イノベーション」を新成長戦略に位置づけており、
笹木氏は「エネルギー分野は福井との関係も深い。
科学技術をどのように成長につなげていくかを検討していきたい」
と抱負を述べた。
また、「国民と約束した政治主導を文科省で実行していく」と話した。

笹木氏は1993年に36歳で初当選し現在4期目。
党内では菅グループに所属。
衆院安全保障委員会や青少年特別委員会で筆頭理事を務めた。
(足立耕作)

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9月21日(火)のつぶやき

2010-09-22 | 日々の暮らし・議会・市民運動など
08:16 from Tweet Button
有言実行内閣なんだって・・・ #goo_aran1104 http://t.co/amXxpeQ
08:17 from Tweet Button
秋来ぬと・・・ #goo_aran1104 http://t.co/ypdDgJx
08:17 from Tweet Button
忘れたころにやってくるのは天災だけではない #goo_aran1104 http://t.co/b2uyham
08:18 from Tweet Button
我が家の主さんのお出まし・・・ #goo_aran1104 http://t.co/AHwUibY
by nakaikemi on Twitter
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大阪地検特捜部の検事が逮捕される・・・郵便不正事件で・・・

2010-09-21 | ニュースから

2010年9月21日(火曜日)
ヒャア~である。
不正を暴くはずの地検特捜部の検事が逮捕されたのだ。
今日はこのニュースが日本中を驚愕させた。

地検特捜部の存在を知ったのはロッキード事件のときだった。
小沢さんを追い詰めている陸山会事件も東京地検特捜部だ。

泣く子も黙る地検特捜部は
「越前屋、おまえも悪よのう・・・フォッフォッ・・・」
と、千両箱を眺める悪代官や黒幕のご家老を
やっつけてくれる火付盗賊改方・鬼平こと長谷川平蔵みたく
正義の味方だとばっかり、思い込んでいたのに・・・

当分は大阪地検特捜部の資料改ざん問題が
マスコミをにぎわすことだろう。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100921k0000e040055000c.html

郵便不正事件:特捜捜査に根深い病巣 判決変わった恐れ
 
厚生労働省の村木厚子元局長(54)に無罪が言い渡された
郵便不正・偽証明書事件。
今回発覚した前田恒彦・主任検事(43)による
重要資料の改ざんは、特捜捜査の根深い病巣を浮き彫りにした。

公判では、あらかじめ立てた「事件の構図」に合わせて
強引に供述調書を作成し、署名させる手法が大きな問題になった。
今回の改ざん問題は、供述調書だけでなく、
客観的証拠の中身まで構図に合わせようとしたことになり、
描いた構図に突き進む強引な捜査の実態が垣間見える。

改ざん前の電子データは、無罪判決の決め手になった重要証拠だ。
これを公判前整理手続きで証拠開示され、
弁護側証拠として提出された。
検察側にとって法廷に出したくない証拠で、
隠そうとした疑いも残る。

仮に、検察の構図に合うよう改ざんされたFDが
証拠提出されていれば、村木元局長による指示が推認され、
判決は違った内容になった可能性もある。
刑事裁判や検察庁に対する信頼の根本を揺るがす事態だ。
前田主任検事は改ざんしたFDをなぜ提出しなかったのか、
何を隠していたのか。
残された疑問はまだ山積している。
信頼回復には徹底した捜査による真相究明が急務だ。
【日野行介 毎日新聞 2010年9月21日 13時36分】

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100922k0000m040097000c.html

郵便不正事件:大阪地検の主任検事逮捕 証拠隠滅容疑

厚生労働省の村木厚子元局長(54)に無罪が言い渡された
郵便不正事件で、証拠品として押収した
フロッピーディスク(FD)のデータを改ざんした疑いが
強まったとして、最高検は21日夜、
大阪地検特捜部の主任検事、前田恒彦容疑者(43)を
証拠隠滅の疑いで逮捕した。
証拠品のデータ書き換えは、現職特捜検事の逮捕という
極めて異例の事態に発展した。
また、大阪地検は同日、控訴を断念し、
上訴権を放棄したと発表した。
元局長の無罪が確定した。

◇村木元局長の無罪確定
 
前田検事の逮捕容疑は、09年7月中旬ごろ、
パソコンを使用してFD内に記録された偽証明書のデータの
最終更新日時を「04年6月1日1時20分6秒」から
「6月8日21時10分56秒」に改変し、
他人の刑事事件の証拠を変造したとしている。

最高検は21日、今回の事件の捜査が適正に行われたかを
調査する検証チームを発足させた。
年内に調査結果を公表する方針。
また法務省は、当時の大阪地検幹部らを処分すべきか検討する。

前田検事は20日までの大阪地検の調べに
「誤ってデータを書き換えた」と説明し、
意図的な改ざんではないと主張したとされる。
最高検は21日に大阪高検や地検から報告を受けて対応を協議し、
捜査を開始することを確認。
前田検事を取り調べた結果、強制捜査が不可欠と判断した。

最高検刑事部の検事を主任に、東京高検、東京地検の検事も
含めて検事7人の捜査態勢を整え、同日夜には
大阪府枚方市の前田検事の自宅や大阪地検庁舎内の
前田検事の部屋を捜索した。
今後、前田検事の動機を詳しく調べるとともに、
当時の上司や同僚らからも事情を聴き、
組織的な関与の有無を解明する。

問題のFDには、厚労省元係長、上村勉被告(41)
=虚偽有印公文書作成・同行使罪で公判中=が作成した
偽証明書のデータが保存されていた。
09年5月の押収時点では、更新日時は
04年6月1日だったが、弁護側に返却された後で
調べたところ、6月8日に書き換えられていた。

検察側は公判で、村木元局長が04年6月上旬ごろ、
偽証明書の作成を部下だった上村被告に指示したと
主張した経緯があり、前田検事が検察側の構図に合うように
FDのデータを改ざんした疑いが持たれている。

刑法104条(証拠隠滅等)は、他人の刑事事件に関する
証拠を隠滅、偽造、変造する行為について、
2年以下の懲役または20万円以下の罰金を科すと定めている。

◇「涙がこぼれた」村木元局長
 
検察の控訴断念を受け、村木厚子元局長は
「さすがに、この1年3カ月あまりのことを思い、
涙がこぼれました。
前田検事の逮捕の件は報道で知りました。
証拠の改ざんのみでなく、本件全体を通じての問題点を
きちんと検証してくださることを期待しています」
とのコメントを出した。

◇最高検、村木元局長に謝罪
 
21日午後9時過ぎから会見した最高検の
伊藤鉄男・次長検事は
「重大、深刻に受け止めている。
早急厳正に対処する」と話した。
そのうえで、無罪判決について
「基本に忠実な捜査が不徹底だったと言わざるを得ず、
村木元局長にご負担をかけたことを誠に申し訳なく
思っています」と元局長に謝罪した。

◇「深くおわび」大阪地検
 
前田容疑者の逮捕を受け、大阪地検の
大島忠郁(ただふみ)次席検事は、21日夜の会見で
「捜査に全面的に協力する所存です。
誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。

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我が家の主さんのお出まし・・・

2010-09-20 | 日々の暮らし

2010年9月20日(月曜日)
おい! はよ来てくれ!
すぐ降りてきてくれ!
頼む! はよ来て!!!
朝9時過ぎ、健さんからの悲痛な叫びにも似た電話・・・

なんやねん?
なんちゅう声だしとるんや・・・

ヘビが・・・ヘビが・・・神さん棚の下におるんや!

あの風体や図体からは想像もつかんような
今にも泣き出しそうな声で助けを求めている健さん。
そう! 健さんは怖がりなのだ。
とくに、ヘビは一番の苦手・・・

しゃあないな~・・・と駆けつけてみれば
いやあ! ほんまに大きいヘビやな!
1メートルはありそうやでぇ・・・

のんきなこと言うとらんと、はよなんとかしてくれ! 

いやいや、こりゃ我が家の主さんや・・・
へたに追い出すわけにはいかん。
別にかみつくわけでもないし、
あんたみたいに、体温の高い人のそばには
ぜったい寄ってこんから・・・
このままそっとしといたり!

そやけど、そこ通れん!
神さん棚の水もかえれん・・・
頼むしそばにおってくれ!

わたしの小さなかぼそい背中に隠れるようにして
(隠れられるはずもないけど・・・)
肩につかまる健さんの指先は、ほんまに震えとるし・・・

水を取り換える間も、
おってや、おってや・・・行かんといてや・・・と
懇願し続ける健さん。

抱いて寝るほど好きではないけれど、
健さんのように毛嫌いするほどでもないヘビ・・・
まっ、急に出くわしたら、
ほらちょっとはびっくりするけどね・・・

イモリでもあんなに大騒ぎするぐらいやから
しゃあないけど・・・
主さん、主さん、はよどっか行ってちょうだい!
姿かくしてちょうだい!
な~もしませんから、家を守ってちょうだい!

1時間余り、あ~だこ~だと言い合ってるうちに
ヘビさんはスルスルとどこかへ姿を消していった。

あ~! どこにおるかわからんほうがもっと怖いやんけ!
おめがおらんとき、出てきたらどうすうんにゃあ!!!

主さんやさけ、家を守ってくれとるんにゃし、
そうや! お金も入ってくるかもしれん!
ネズミかて、食べてくれるし・・・
縁起がええでぇ・・・
がんばって、商売にせぇだしな!

なんとかなだめすかして、ヘビ騒動はおしまい・・・
今日はこれで終わったけれど、
また姿を現したら、ひと騒動やろなぁ・・・

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忘れたころにやってくるのは天災だけではない

2010-09-19 | 医療と健康関連

2010年9月19日(日曜日)
夕飯がすみ、お茶を飲んでいたら
とつぜん、むせてしまった。
せきが止まらず、鼻に逆流したお茶のせいで
息もできず苦しいのなんのって・・・
せきこむうちに、
血管が爆発するかとおもうぐらい、
ズキン・ズキンと脈が波打ち、
それに呼応して頭痛もひどくなってきた。

天災は忘れたころにやってくる・・・というが
まさか手術の後遺症の嚥下障害がまだ残っていたとは
思いもよらなかった。

長時間の脳動脈瘤の手術から2年、
最近ではすっかりなりをひそめていた嚥下障害・・・
忘れたころにやってきた、その被害はかなり大きかった。

薬を飲んで1時間ほど横になり、
なんとか起き上がれるようになった。
家に帰ってからも、まだすこし身体がフラフラする。

で、今日はこのままおやすみなさい・・・

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秋来ぬと・・・

2010-09-18 | 日々の暮らし

2010年9月18日(土曜日)
寂しさの代名詞だとばかり思い込んでいた「秋」・・・
それをこんなに待ち焦がれたことは、
60年の人生で初めてかもしれない。
夏があまりにもながく、あまりにも暑かったせいだ。

空に広がる雲もやっと秋らしさを描き始めている。
いつのまにか、セミの声を聞かなくなっていたことさえ
気付かないでいた。

朝方は蒲団が恋しくなるぐらい、涼しくなった。
もうすでに、身体は夏のことを忘れ去り、
温かいものを欲しがっている。

秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 
         風の音にぞ おどろかれぬる
ほんま、藤原の敏行はんはうまいこと、詠みはったなぁ・・・
と、感心する。

さて、今日は八新に遠来のお客さまが相次いだ。
20年前、敦賀市に赴任していた記者さんたちが6人。
毎年、9月に松原でバーベキューをして、夜は八新で・・・
というのが恒例になっているのだ。
敦賀時代はまだ駆け出しの記者だったのに、
20年たった今は部長だの支局長だのと呼ばれている。

そのあと、今は長野に赴任しているO記者が顔を見せてくれた。
なにより、忘れずに八新へ寄ってくれるのがうれしい。
今夜はきっと楽しい夢がみられるだろう。

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有言実行内閣なんだって・・・

2010-09-17 | ニュースから

2010年9月17日(金曜日)
朝晩はかなり涼しくなってきた。
市役所ロビーの総合案内カウンターにおいてある
スズムシが、今日も声を限りに鳴いていた。
オスの姿は2~3匹しか見当たらないというのに・・・

メスは卵を産むために、オスに襲いかかり、
オスはそのメスを誘うために命の限り鳴き続けるのだ。
なぜかちょっと怖くて哀しい虫の世界・・・

さて、今日は新しい内閣の顔ぶれが決まった。
いちばんの目玉は総務大臣の片山善博さんだろう。

菅首相は会見で有言実行を目指すと言っているのを
ニュースで見た。

こちらは読売新聞の記事

「有言実行内閣を目指す」菅首相が会見

菅首相は17日夜、首相官邸で記者会見し、
改造内閣を「有言実行内閣」と命名した。

首相は民主党政権の1年を
「試行錯誤を繰り返した内閣だった」と述べ、
「具体的なことを実行する有言実行内閣を目指す」と表明した。

そのうえで、重点課題として
〈1〉金融・財政対策
〈2〉国際社会での活動
〈3〉地域主権改革――の3点を挙げた。

改造内閣(有言実行内閣)の顔ぶれ

▽総理=菅直人

▽総務=片山善博(民間)

▽法務=柳田稔

▽外務=前原誠司(ポスト変更)

▽財務=野田佳彦(留任)

▽文部科学=高木義明

▽厚生労働=細川律夫

▽農林水産=鹿野道彦

▽経済産業=大畠章宏

▽国土交通・沖縄北方=馬淵澄夫

▽環境・防災=松本龍

▽防衛=北沢俊美(留任)

▽官房=仙谷由人(留任)

▽国家公安・消費者・少子化=岡崎トミ子

▽郵政・金融=自見庄三郎(留任)

▽経済財政=海江田万里

▽国家戦略=玄葉光一郎(ポスト変更)

▽行政刷新・公務員改革=蓮舫(留任)

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