ノーベル文学賞を受賞した、
カズオ・イシグロさんの「浮世の画家」を買った。
ノーベル賞のニュースを聞くまで、
カズオ・イシグロさんのことは、知らなかった。
当然のことながら、本も読んでいない。
毎年のように、候補に挙がる
村上春樹さんの作品は、「ねじまき鳥クロニカル」を
読んだが、物語の中に溶け込めず、読み終えるのに
何か月もかかったことしか覚えていない。
内容もきれいさっぱり、忘却の彼方・・・
その後、村上春樹さんの本を、手に取ることはなかった。
で、カズオ・イシグロさんの作品の中から
「浮世の画家」を選んだ理由は、
文庫本の表紙である。
単純なわたし・・・
明日からのハードな日々を思うと、
怖くて本を開くことができない。
いやいや・・・さっき、誘惑に負けてちょっとだけ・・・
のつもりが・・・ついつい時間を忘れて・・・
気がつけばすでに、今日が終わろうとしているではないか。
ブログを書かなきゃ! と、無理やり本をリュックの中に
放り込んだのである。
今日のブログは、これでおしまい!
って・・・意識はリュックの中の文庫本に
ありあり・・・
いい子だから、もう寝ようね・・・と思うはるみと
眠くないもん、読みたいんだもん・・・と抗うはるみ
心の葛藤が続く・・・