今日は、脱原発一日セミナーに、パネリストとして参加した。
議会は、市外での活動自粛を控えることを
申し合わせしているので、わたしはzoomでの参加となった。
今回のセミナーは、
市川房江記念会女生徒政治センターの主催で、
「福島から10年~原発ゼロの脱炭素社会へ」である。
11時からの基調講演は
環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さんの
「世界史的なエネルギー大転換と地域からの取り組み」だった。
福島第一原発事故の話から始まり、世界情勢、経済的な視点
環境への負荷などをふまえ、今後は再生可能エネルギーが
地域を活性化させる・・・という熱いお話だった。
休憩時間をはさみ、午後からは河合弁護士が監督した
短編映画「日本と再生 光と風のギガワット作戦」を視聴。
その後のシンポジウムにパネリストのひとりとして
各地からの報告に参加したのである。
パネリストは女川町議の阿部美紀子さん、
東海第二原発の再稼働を止める会事務局の小張佐恵子さん、
そして敦賀からわたし・・・の3人。
コーディネーター兼コメンテーターが飯田哲也さん。
阿部さんと小張さんの精力的な日々の活動や取り組みが
あまりにすごくて圧倒された。
わたしは、福井県と敦賀、そして若狭の
現状報告というシンプルな内容・・・
飯田哲也さんから裁判の話をふられたけれど
現在、原発の裁判には関わっていないし
反対に、わたしのほうから飯田さんに質問をした。
再生可能エネルギーには反対していることを伝えたうえで
☆森林伐採など環境破壊について
☆風車のブレードやナセル、ソーラーパネルが
廃棄物になったときの処理は
誰がどこで費用は誰が持つのか
☆ソーラーパネルが中国製がほとんどであり
新疆ウイグルの強制労働問題にもからんでいること
☆風力発電も風車もすべて外国からの輸入であること
などなど疑問をぶつけた。
飯田さんからの回答は、世界各国の事例をもとにした内容で、
もちろんわたしは納得していないけれどね。
たぶん、今回のセミナーは
原発立地自治体で反原発の裁判などに挑みながら
がんばってる女性たち・・・という構図だったのかもしれない。
だとしたら、そもそも人選まちがってたかも・・・
最後に、今回のセミナーにzoomで参加できたのは
三國まゆみさんのおかげである。
三國さんのお宅におじゃまし、すべておまかせのうえ
つきっきりで面倒を見てもらったのである。
ほんとうに心から感謝!