2011年1月31日(月曜日)
ひさびさにすごい雪です!
車は雪に埋もれて白い山状態・・・
明日、議会だけどひょっとして徒歩? トホホ・・・
Yahoo!ニュースの地域版トップは敦賀・・・
大雪 北陸で交通網寸断 列車や自動車内で一夜明かす
毎日新聞 1月31日(月)10時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110131-00000003-maip-soci
北陸地方では31日も大雪が降り続いた。
立ち往生したJR北陸線の列車や北陸道、
国道8号の自動車内で一夜を明かした人々は一様に疲れきった様子で、
早期の復旧を願っていた。
◆駅・電車内
福井県敦賀市のJR敦賀駅では、名古屋発富山行きの特急しらさぎ15号が停車、
乗客約400人が車内に残された。
家族5人で帰省してきた石川県小松市の会社員の男性(42)は
「早く帰りたいが、ここまで降ったらどうしようもない」。
福井県坂井市の会社員女性(30)は
「車内ではお菓子などを食べて過ごしましたが、もう疲れました」と話した。
また福井市のJR福井駅では、金沢発大阪行きのサンダーバード44号が
31日午前1時ごろ到着し、約100人が車中泊となった。
【酒造唯、安藤大介】
◆渋滞の道路
福井県敦賀市の国道8号の渋滞で、保冷車を運転していた大阪府藤井寺市の運送会社員、
中山将さん(56)は「31日午前4時ごろから動けない。
回転ずし店にネタを運ぶ途中で、生鮮食品なので品質が心配だ」
と疲れきった表情だった。
敦賀インターチェンジ近くのコンビニ店では、岐阜県神戸町の運転手、
児玉浩一さん(46)が31日午前2時ごろからトラックを止め、
渋滞の解消を待っていた。
「国道も高速も通れないので、仕方なく入り口で待機している」と話した。
福井県敦賀市は31日、雪害対策本部を設置し、渋滞発生の道路で
おにぎり2000個を配ることを決めた。
午前11時半に市役所を出発、国道8号敦賀トンネル付近で配る。
◆ツイッター活躍
電車や自動車に閉じ込められた人の中には、
短文投稿サイト「ツイッター」で状況報告をする人が相次いだ。
投稿は30日夜から始まり、北陸自動車道下り線を走行していたとみられる人は
31日午前10時すぎ、「車が埋まってきました。
間もなくドアが開かなくなるでしょう。おなかすいた」などと訴えた。
JR特急「しらさぎ16号」内にいると思われる人は同日午前9時ごろ、
「そろそろトイレットペーパーが切れてしまったトイレ
が多くなってきました」と報告した。
◇トンネル分からぬ雪の量
福井県南越前町のJR北陸線で、31日午前11時ごろ、約250人を乗せた
特急しらさぎ16号が停車している今庄トンネル(855メートル)に
南今庄駅側から近寄った。
国道207号の両脇には5メートルほどの雪山ができており、
それを乗り越えてトンネルの入り口をのぞき込んだ。
しかしトンネルとは分からないほどの大量の雪に覆われ、
乗客の様子はうかがえない。
電線は見えるが、電柱は半分近く雪に覆われており、除雪は難航しそうだ。
現場は雪が降りしきり、静まり返っている。
トンネルから約750メートル離れた南今庄駅では、
踏切のカンカンという警報だけが途切れることなく鳴り響いている。
【橘建吾】
こちらは朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0131/OSK201101310004.html
日本海側大雪、1700人特急で一夜 車多数立ち往生
2011年1月31日12時19分
強い冬型の気圧配置と寒気が流れ込んだ影響で、
日本列島は30日から31日朝にかけて西日本から北日本の日本海側で
記録的な大雪となり、鉄道や国道がストップするなど交通機関がマヒした。
福井県内では、特急列車の中で夜を明かした乗客もいた。
新潟県でも停電の被害が出た。
高速道路会社や国道事務所によると、北陸道は午前10時現在で、
上りが福井―木之本(滋賀)、下りが長浜(滋賀)―今庄(福井)で通行止め。
この区間で一時約800台の車が動けなくなった。
国道8号は福井県敦賀市と越前市の間の約28キロが通行止めとなり、
少なくとも150台が動けなくなった。
敦賀市で立ち往生していた大阪市平野区の運送会社員、
新開(しんかい)一郎さん(42)は、31日午前8時ごろから渋滞に巻き込まれ、
2時間で約50メートルしか進めなかった。
「工場側に今日は行けないと連絡したが、明日届けてくれと言われたから
車中泊してでも少しずつ進むしかない」
JR西日本によると、北陸線では特急「サンダーバード」や「しらさぎ」など
計9本の列車が動けなくなり、車内で乗客計約2100人が一夜を明かした。
同社は31日の始発から午後6時まで、福井、石川、富山3県の全域と
新潟の一部で運休を決めた。
福井県南越前町の今庄駅で立ち往生した「サンダーバード」に乗っていた
京都市の大学職員の女性(58)は富山で入院中の姉を日帰りで見舞う予定だった。
「31日から勤務先の大学で入試が始まる。
こんなことをしている場合じゃないのに」と話した。
JR東日本は31日、日本海側や東北地方の大雪の影響で、
同日昼から夜にかけて出発予定の夜行列車8本を運休すると発表した。
運休するのは特急日本海(大阪―青森)、特急あけぼの(上野―青森)、
特急きたぐに(大阪―新潟)の上下列車など。
2月1日の特急トワイライトエクスプレス(札幌―大阪)の上り列車も運休する。
新潟県では31日午前5時10分ごろ、上越、糸魚川、妙高の3市で
計約17万戸が最大2時間近く停電。
上越、糸魚川両市の小中学計45校が、給食を作れないことなどを理由に休校した。
また、この停電と大雪の影響でJR信越線27本が運休した。
東京電力によると、東上越変電所(上越市頸城区)に電力を供給している
東電信濃川発電所(津南町)内で絶縁体が大雪の影響で壊れたのが原因という。
気象庁によると、福井県周辺では、若狭湾上空に気圧の谷がかかり、
集中的に大雪が降った。
31日朝までの24時間に福井県南越前町で81センチの降雪を記録。
同日午前の雪の深さは、同町で236センチとなったほか、
広島県北広島町で204センチ、秋田県横手市で179センチに達するなど、
秋田、富山、石川、福井、滋賀、京都、広島、島根の12地点で
観測史上1位の記録となった。
冬型の気圧配置は31日午後から次第に緩むが、
日本海側は2月1日にかけて雪が続く見込み。
同庁によると、1日朝までの予想降雪量は多いところで、東北、北陸で50センチ、
近畿で40センチなど。
この冬の降雪量は全国的には平年並みだが、近畿・中国・九州では
平年の約2倍となっている。