はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

回復のきざしは、見えてこない

2009-07-31 | 医療と健康関連

2009年7月31日(金曜日)
タミヨさんは今晩、寝られんなぁ・・・と言う。

今夜、若田さんを乗せたエンデバーが
宇宙から帰還する。

日本時間で午後11時48分ごろになるそうだ。
ニュースでの中継を楽しみにしているタミヨさんである。

記者会見とかはさまざまなチェックを済ませてからだから
数時間あとになる。

たぶん、エンデバーが着陸する映像を
観るだけになると思うけど・・・

2日の日曜日は、敦賀短大で開催される
瀬戸内寂聴さんの講演会に
タミヨさんと二人で出掛けることになっている。

短大の卒業生である息子宛てに講演会申込用の
応募ハガキが送られてきたので
二人で聴きにいこか・・・
と相談がまとまったのだ。

瀬戸内寂聴さんは敦賀短大がまだ、女子短大の頃の
学長さんである。

時代も昭和の年号だった。
月1回、寂聴さんによる源氏物語の講座があって
わたしも、聴講生のひとりだった。

円地文子・訳「源氏物語」がテキストとして
使われた。
第1回目の講座で、寂聴さんに指名され
「桐壷」の1ページめを朗読したのは、
わたしなのだ。
ご指名といったって、一番前に座っていたのと
赤いバンダナを頭に巻いていたから
あてられたにすぎないのだけれど・・・
こちらは敦賀短大のホームページです。
ブログも開設されてます。

http://www.tsuruga.ac.jp/index.html

さて、今日のわたしは・・・
市役所へ出かける用事があるのだけれど、
元気というか気力がわいてこないのである。

車の運転もしたくな~い状態なので
健さんに乗せていってもらうことにした。

市役所のホールでは、フロア・アテンダントの方にまで
大丈夫ですか?
具合が悪そうですよと、声をかけられる始末。
よっぽど、ひどい顔してるんだわ・・・

用事を済ませた後、ちょっと遅めのランチを
「みの助」というセルフのうどん屋さんで
すませることにした。
なんたって、リーズナブルだし
わりと薄味なので、お気に入りなのだ。

で、うどんをすすりながら、
健さんにスリーAの指と手の運動を指南。

ほら、いくよ!
い~ち、にぃ、さぁ~ん、し~・・・
なっ、結構むずかしいやろ?
右手の親指をまげておいてスタートする
指折り体操は・・・

ン? 健さん、わたしよりスムーズだし
ちゃんとできてるわ。
ってことは、わたし、やっぱ危ないのかも・・・

このあと、処分場問題のことを書こうと
思ったけれど、調子が出ないので
やめました・・・
福井県の態度をきくにつけ、怒りがフツフツ。
考えただけで血圧が上がりそうとだけ、
お伝えして、休みます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がんとともに生きる

2009-07-30 | 医療と健康関連

2009年7月30日(木曜日)
お顔がボワン・ボワンにむくんでしまった。

あいてるのか閉じてるのかさえわかんない
まぶたがやけに重っくるしい・・・

なんでこんなにはれちゃったのかな・・・

おととい、乳がんが再発しながらも活動を続けてきた
川村カオリさんが亡くなった。

4年前に乳がんが見つかり、
左乳房の切除手術と抗がん剤治療のあと
芸能活動を再開し、乳がんのことも
公表していた。

昨年、再発がわかり抗がん剤での治療を受けていたという。

手術から3年目での再発だ。

38歳という若さでの死は哀しみを増幅させる。

8月にはちょうど手術から丸3年になるわたしにとっても
つらいニュースだった。

カオリさんのおかあさんも乳がんで亡くなっているという。

川村カオリさんのファンというわけではなかったが
命のビザの杉原千畝さんとのつながりがあったことで
彼女がピンクリボン運動に参加していた頃から
関心をもっていた。

(カオリさんのおとうさんの上司が杉原千畝さんだったのだ。)

カオリさんが亡くなった日は
日々、進歩する最先端医療でもくいとめられない
がんの怖さをあらためて実感した日でもあった。

50%の再発率と医師から告げられているわたしも
いつなんどき、やってくるかもしれない再発や
転移の恐怖に脅かされている。

身体の不調にはことのほか敏感になった。
さいわいにして、いまのところがんの再発も
転移も見つかってはいない。

働き盛りでがんになり、治療後、完治したとしても
職場に復帰できる人は少ないという。
27日と28日のNHKのクローズアップ現代の
「がんとともに」で取り上げられていたので
ご覧になった方も多いと思う。

わたし自身も乳がんになって、
家業であるおでんやの仕事を続けることは
できなくなってしまった。

抗がん剤の治療では身動きすらできない状態が
何日も続き、食事ものどを通らなくなる。
あたりまえの生活ができないなか、
かさむ治療費が暮らしを圧迫していくのだ。
手術が成功したあとも、再発や転移をおさえるための
高額な治療薬を服用しなければならない。

今週のわたしはこれでもか! というぐらい
「がん」の話題にふりまわされている気がする。


7月28日(火)放送
がんとともに(2)
“働き盛り”失業の不安

“がん患者の3人に1人が仕事を失っている”。
今回、全国1200人のがん患者に行ったNHKの
アンケートで明らかになった実態だ。
治療が長期に及ぶがん。
なかでも20代~40代の働き盛りの人たちにとって、
がん治療と仕事の両立が大きな課題となっている。
休職期間が足りず退職を余儀なくされるケースや、
職場復帰したものの後遺症に苦しみ、
周囲の理解をえられないまま退職するケース。
さらに、がんは克服したが再就職先がみつからないなど、
がん患者を取り巻く環境は厳しい。
治療技術の進歩により、がんが不治の病ではなくなるなか、
患者たちが、安心して働き続けるには何が必要なのか考える。


7月27日(月)放送
がんとともに(1)
どうする子への告知

30代~50代の"子育て世代"で乳がん患者などが増加。
このことで新たな「告知」の問題が生じている。
「自分がガンであることを子どもに言えない」
「どう伝えればいいのか」と悩む親の患者が増えているのだ。
ガン=死というイメージがあり、子どもが受け入れるには
重すぎるという考えが背景にある。
しかし情報を伝えないことで子どもが疎外感を感じ、
親が亡くなった場合、長く心の傷になるという
実態も明らかになっている。
そんな中、子どもにも事実を伝えていくべきだと、
医療関係者が今年3月プロジェクトチームを立ち上げた。
しかし参考にしたアメリカの様に
「病名」をはっきり伝えるのは日本には
合わないのではないか、議論が続いている。
日本の親子関係にあった、
子どもへの伝え方はどうあるべきか、
がんに関わる新たな問題の解決策を考える。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知症の予防にスリーAで手遊びの毎日

2009-07-29 | 日々の暮らし・議会・市民運動など

2009年7月29日(水曜日)
日曜日のWeフォーラム分科会でスリーAという
認知症ゲームに出会った。
帰ってきてからも毎日、
ひとりでできる手と指を使った
ゲームをひそかに練習している。

右の掌をパ~にして前に突き出し
左手はグ~で胸につけておく。
突き出した手はパ~に、胸の手はグ~で
交互に手を前に突き出すのである。

童謡を1曲、口ずさみながら繰り返すと
かなり手がだるくなる。

次が問題なのだ。
今度は突き出したほうの手をグ~
胸の手をパ~にしてやってみると
突き出した手がいつの間にかパ~に
なってたりするのである。

そんな簡単なこと! と侮ってはいけない。
最初にパ~を記憶してしまった頭ちゃんは
気合いを入れて取り組まないと
なかなか働いてくれないのだ。

お疑いなら一度、挑戦してみるといい・・・

続いては、1から10まで数を数えながら
両手の指を順番にまげていき
6で小指から順番に開いていくという単純な手遊びだが
ステップアップバージョンでは、スタートの時点で
右手の親指をまげておくのだ。

つまり、1の掛け声で、右手は親指と人差し指
左手は親指をまげる。
これは右手の指を開いていく5からが
慌てふためくことになるのだ。
10で右手の親指はまがっていないといけない。

これも左手の親指をまげて
スタートしてみてごらんなさいな・・・

あせりますわよ・・・
まっ、できないからといって、認知症?
と心配しなくてもいいそうです。

最近、指がこわばってきているわたしには
こんな簡単な指遊びでもかなりこたえます。
すこしでも動くようになればと思い、
がんばっているわたし・・・
なんたって、仕事ができなくなるのが
一番怖い。

こちらは分科会で指導してくださった
NPO法人「認知症予防ネット」のホームページ

http://www.n-yobo.net/

認知症予防ゲームの
テキストも販売しています。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「敦賀市議会」と「区長連合会」の交流会だって・・・

2009-07-28 | 議会

2009年7月28日(火曜日)
昨日、ニューサンピア敦賀・若狭の間で
「敦賀市議会」と「敦賀市区長連合会」の
交流会があった。

区長連合会会長より、交流会開催の依頼があって
実現したのだという。

しかし、「敦賀市議会」と言うのであれば
全員協議会で開催していいものかどうか
話し合うべきだったのではないだろうか。
 
お酒も出てくるであろう場所での
なぜ、いま交流会なの? 
というのが正直なところである。

わたし? 公的な場での意見交換会なら
まだしも、7000円の会費というからには
お酒だってでるでしょ?
そんなところには出席しないと決めてるので
もちろん欠席。

区長連合会では全区長さんに諮って、
交流会を開催すべしとなったのだろうか・・・
だとしたら、なおさらのこと、
公的な場所で市民に公開のもと議会と区長連合会で
話し合いの場を持つのが当然ではないだろうか。

それとも、区長連合会の役員さんだけの意向?

おおやけの場での話し合いの後、懇親会や交流会
というならば、まだ許せるけど、
お酒を飲みながら、本音で語り合おうなんて
いまどき、議員のすることじゃない。
お酒が入らなきゃ、
言いたいことも言えないほうがおかしい。

まして議員も区長も公人である。

7000円の会費制なんだし、
とやかく言われる筋合いはない!
と、お怒りになられる方もいるかもしれないが
「敦賀市議会」「区長連合会」と
わざわざカギカッコつきで書いてあるってことは
公人としての交流会ってことでしょ。

依頼があった時点で、公的な方法で
意見交換会をする方向にもっていくべき
だったと思いますよ・・・わたしは・・・

出席もしないで後から文句つけるなんて
またぞろ、問題視されるかもしれないけれど
言いたい放題ついでにいわせてもらえば、
酒飲みながら・・・って発想は
男社会の悪しき習慣だわね。

あっ、今気がついたけど、もしかして
料理とかお酒とか出てくる前に
ちゃんと、会議してたんだったらごめんなさい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知症サポーター敦賀市の場合・・・

2009-07-27 | 医療と健康関連

2009年7月27日(月曜日)
ハードスケジュールが続いたせいか
今日は1日、布団の中から抜け出せませんでした。

なぜか今年のわたしは「雨女」・・・
東京でも京都でも傘を手放せない毎日。
去年の今頃は連日、
うだるような暑さが続いていたというのに
暑さ知らずで汗もかかない今日この頃です。

全国各地で、豪雨による被害の悲しいニュースも
相次いでいます。

梅雨が明けないまま、
夏休みが終わってしまうのかしら・・・

明日も大気の状態が不安定となり、
局地的な豪雨や雷雨が続くとの天気予報。

さて、充分に休息をとったはずなのに、
さっきから生欠伸がとまらない・・・
しかも、ひさしぶりに頭の後ろの手術痕が
チリチリと痛みだしております。

ブログへいただいたコメントにお返事も書いてない。
マッ、今日のところは
三年寝太郎&ものぐさ太郎を決め込んでますので
お許しを・・・
決して、あそう太郎ではございませんので・・・

ざっとメールに目を通していたら
キャリア・ブレインのニュースに
認知症サポーター100万人達成で記念大会」だって・・・

認知症サポーター100万人キャラバンのサイトです。
  ↓
http://www.caravanmate.com/


このなかに各都道府県のサポーターの状況などが
載ってるんですが、
福井県はなかなか好成績らしい・・・
県のホームページにもサポーターのことが
ちゃんと紹介されているし・・・

で、全国市町村の状況の一覧表を見たところ、
福井県内では越前市がトップ。
なんと、敦賀市は県で2番目だぁ・・・
越前市は福井県のモデル事業に
選ばれているだけあって、サポーターの数も断トツだし
養成講座の開催回数も多い・・・

しかし敦賀市のサポーターの数も1177人
で、敦賀市のホームページや社会福祉協議会の
ホームページで「認知症サポーター」を
検索してみたけど、どこにも載ってない・・・

かろうじて、ニュースに名前が出ている
敦賀温泉病院のホームページの院長の紹介欄に
認知症サポーターメイトの文字があるのみ・・・

市の地域包括支援センターが行っている
事業のはずだけど、敦賀市のホームページで
地域包括支援センターを検索しても
情報は0件としか出てこない・・・

せっかく1177人ものサポーターがいると言うのに
活動の状況もな~んにもわかりゃしない!
いったいどうなってんだ?
と、ちょっと頭にきてるわたしです。

https://www.cabrain.net/news/article/newsId/23423.html

「認知症サポーター100万人達成で記念大会」
全国キャラバン・メイト連絡協議会は7月26日、
東京都内で
「認知症サポーター100万人達成記念大会」を開いた。
会場には認知症サポーターや
一般参加者など600人以上が詰めかけた。

大会の冒頭であいさつに立った
厚生労働省の宮島俊彦老健局長は、
「地域、職域、学校を含めて認知症サポーターを
増やしていく」と述べるとともに、
受賞者やサポーター養成講座に取り組んできた人などに対し、
「日頃の尽力に心から敬意を表する」と述べた。
続いて活動報告を行った
全国キャラバン・メイト連絡協議会の菅原弘子事務局長は、
「(認知症サポーター)100万人達成はスタートライン」
とした上で、今後サポーターが、
地域で認知症になっても安心して生活できる町を
どうつくっていくのか、地域で
どう助け合っていくのかが重要との認識を示した。

その後行われた
「もっと認知症を知ろう・リレートーク」では、
認知症の診療に携わる、
鳥取大医学部の浦上克哉教授、
敦賀温泉病院の玉井顯院長、
群馬大医学部の山口晴保教授の3人が講演を行った。

同日の大会ではこのほか、
認知症サポーター100万人達成功労者への感謝状贈呈や、
サポーター養成講座のデモンストレーションなどが行われた。

■県内で5万人のサポーター養成を目指す
―蒲島郁夫・熊本県知事
同日、活動する認知症サポーターの一人として
表彰を受けた蒲島郁夫・熊本県知事は
「長寿を恐れない社会」や「長寿を楽しめる社会」を
選挙のマニフェストに掲げて当選したと述べた上で、
「長寿を恐れない社会というのは、
究極的には認知症対策をどうするか
ということだと思っている」との考えを示した。
また、3年間で県内に1万8000人の認知症サポーターを
養成する目標を立てたが、すでに2万3000人を
超えていると紹介。
蒲島知事は、任期中に5万人のサポーターを
養成したいと述べた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

weフォーラム2日目は分科会

2009-07-26 | ジェンダー関連

2009年7月26日(日曜日)
すこし小やみになるまでは、と待っていたけれど
雨足はひどくなる一方・・・
覚悟をきめて、
ホテルの玄関を一歩踏み出したとたん
足元は冷たい横殴りの雨でずぶぬれ。

横断歩道で信号の変わるのを待つ間に
走り去る車の水しぶきをまともに
浴びてしまう。

これじゃあ、地鉄の駅にたどりつくまえに
引きずってるキャリーバッグもろとも
水浸しになってしまう。

死に物狂いで通りの向かい側に駐車している
タクシーにたどりついた。

タクシーの座席やドアの内側まで雨のしずくで
ビショビショにしてしまったのに
やさしい運転手さんはいいですよと
言ってくれる。

ウイングス京都でのフォーラム2日目の分科会は
10時からだというのに
すでに時刻は10時半を過ぎている・・・
しかも道路はひどい渋滞。
会場に到着したのは11時少し前になってしまった。

わたしが参加する分科会は
◇ ウェブがつなぐ女たち
~女性情報総合サイト
「ウィメンズ・アクション・
   ネットワーク(WAN)」の試み~
講師は中西豊子さん
(元「ウィメンズブックス松香堂」店主)

女性どうしをつなぎ、活動を伝え、
情報をネットワークしよう、その可能性はウェブ上にある!
中西さんをはじめ、思いを同じくする人たちとともに
立ち上がったWANのこれまでと
これからの可能性を語り合いましょう。
というのが分科会の内容である。

分科会では、WANのホームページについての
説明の真っ最中。
中西さんの熱い思いがひしひしと伝わってくる。
これまでもご自分の思いを形にしてこられた
実績があるだけに、語られる言葉のひとつひとつが
参加者の心に響いてくる。

説明の後、参加者ひとりずつが自己紹介を兼ねて
WANについての質問や思いを語ることになった。

わたしの前に自己紹介をされた方々は
午後からの分科会「ストップ・ザ認知症」の
グループのみなさん。

今回の参加者は「WAN」に出会うのが
初めての方が多い。
それでも、
アマゾンで本を買うときはWANにするわとか、
登録の仕方やNPOの会員になる方法の質問、
WANに広告を出したいわという方まであらわれて
本当にうれしい。

分科会は12時半に終了。
中西さんとすこしお話をさせていただく。
中西さんの著書
ウイメンズブックストア物語
「女の本屋の物語」にサインもしていただいた。

午後からは「ストップ・ザ認知症」の分科会に参加。
スリーA 方式という リハビリゲームを通して
「やさしさのシャワー」という認知症の人への接し方を
学び、健康な人にとっても認知症の予防につながる
さまざまなゲームを楽しむのが分科会の内容である。

大きな声で笑うことも
認知症の改善には効果があるという。
ゲームは最初ちょっと気が引けたけれど
やっているうちに、楽しんでいる自分におどろいた。
やっぱりノリノリの性格?

このぶんだと、施設に入所しても
楽しく暮らせるかもしれない・・・
頭の中には車いすに座って、
ワッハッハと笑い転げている自分の姿まで浮かんできた。

無人島だって宇宙でだって生き延びられると
心理テストで太鼓判押されてるわたしだもの。
環境に順応するのは人一倍はやいのである。

身体を動かしたおかげでなんだか気分がすっきり。
まだ医学的に証明されたわけではないけれど
スリーA方式はグループホームなどの施設で
リハビリゲームとして広まっていくに違いない。

4時過ぎに分科会が終了。
乱読大魔王さんとお別れのあいさつ・・・

京都での2日間、
いろんな方との出会いがいっぱいあって
元気もいっぱいもらいましたぁ・・・と
意気揚揚、京都を後にするはずだったはるみさん。

最後の最後もおおドジで締めくくり。
6時に乗り込んだサンダーバードは
敦賀に止まらない!
車掌さんに確かめて乗ってくださいねと
くぎを刺されてしまいました。
乗車券に証明を記入してもらい
福井駅で10分待ちしたあと、
しらさぎで無事、敦賀へ帰ってきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワーク・ライフ・バランスとひとり親格差と・・・

2009-07-25 | ジェンダー関連

2009年7月25日(土曜日)
京都は傘をさしていても服がぬれるほど
ひどい雨・・・
午後1時過ぎに八条口のホテルに荷物を預け
地下鉄で会場のウィングス京都へ向かう。

2時から始まったWeフォーラム2009in京都の
全大会は、
京都市男女共同参画講座ウィングスセミナーで
京都市が主催、企画運営を女性財団、
We実行委員会が連携という京都市としても
ウィングス京都としても初の試みだ。

講演会は朝日新聞編集委員の竹信三恵子さんが講師。
竹信さんはジェンダーや働く女性の視点で
とてもいい記事を配信し続けている女性記者だ。

「ワーク・ライフ・バランス」をすすめるためには
国や企業はもちろんのこと、
働いている女性も男性も意識改革しなければ
実現は難しい。

特に働く現場や労働組合で
まかり通っている男性優位の仕組みを
ぶっ壊すことが大前提だ。

竹信さんの話はユーモアをまじえ、
硬くなりがちな内容なのに、
やさしくわかりやすい。

その竹信さんがWeに連載している
「ミボージン日記」は
わたしのお気に入りのひとつ。

最新号のWeは我が家に今日あたり
届いてるはずだが、乱読大魔王さんが
「ミボージン日記」がとてもいい!
と、力説されるので思わず買い求めた。
今夜、どうしても読みたいという衝動に
勝てなかったのだ。

講演会の内容とも深くかかわる
「ひとり親格差」のお話である。

読みながら自分自身の生い立ちがしきりと
頭をよぎる。
祖母から母へそして私へ、言葉にならない形で
受け継がれていたのは、
「おカネで男に依存すると女は不幸になる」
という鉄則だったという竹信さん。

わたしの祖母や母、そして伯母もやはり、
男に頼らず男以上に仕事をこなし
生き抜いてきた。

タミヨさんは1945年・終戦の年にちょうど
20歳だった。
夫のことはぜったい「主人」と呼ばないと
かたく心に決めていたのだと言う。
で、ナオゾウさんのことはなんと呼んでたの?
ほかの人には、「ナオゾウが・・・」と話し、
わたしが生まれるまでは
「ダンノさん・・・」と苗字で呼んでいたそうだ。

体が弱く、寝たりおきたりの生活のナオゾウさんに
かわり、商売を切り盛りしてきたタミヨさんである。

女だって男以上に勉強も仕事もできるんだから
というのが口癖だった。

いまだに男に甘えるということを知らないし
できないわたしは、やはり祖母や母を通して
その性格と性質を色濃く受け継いでいるのだろう。

そしてわたしの娘もまた、
非婚のシングルマザーという「ひとり親格差」の
真っ只中で、孤軍奮闘している。

竹信さんの講演と「ミボージン日記」の
ふたつの話は
わたしの心に深く深く、染み入り
生い立ちを振り返るきっかけを作ってくれた。

やさしい雨に変わった京都の夜、
ひとり寝のわたしの目からも
やさしい雨のしずくが落ちる。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またまた精密検査だわ~

2009-07-24 | 医療と健康関連

2009年7月24日(金曜日)
両腕がだるくてだるくて、たまらない。
握りこぶしをつくってみても力がまったく入らない。

ホルモン剤も今日でなくなるし、
福井の厚生病院へ診察を受けに行った。

もちろんアッシー・健の運転で・・・

乳がんの主治医である山道先生は
手足のしびれ、脱力、歩きにくさ、ふらつきなどの
症状を心配して、
厚生病院の神経内科での診察をすすめてくれた。

神経内科の上野先生は若くて
とってもやさしい雰囲気。
竹内結子さん似の女医さんです。
映画「チーム・バチスタの栄光」の田口先生だわ・・・

握力の測定では10~13と以前の半分以下の数値に
自分でもびっくり。

反射神経のテストや感覚の麻痺の状態や
目の動き、立ったり屈んだり歩いたりと
ていねいに時間をかけて調べていただいた。

ホルモン剤の服用や脳動脈瘤のクリッピングの手術後の
状況なども詳しく尋ねられた。

握力は落ちてはいるけれど、感覚は正常のようだ。
問診と様々なテストからは、
際立った異常は見つからなかった。
やはり精密検査が必要とのこと。

次回に頭のMRIの検査をすることになった。
今日はとりあえず、血液の採取をしておしまい。
(たぶん、アルツハイマーの血液検査も入ってる)

そのあと、再度乳せん外科で診察を受け
薬を処方してもらい、会計を済ませたら
すでに午後2時・・・

今日は環境保全対策特別委員会の所管事務調査で
樫曲の処分場の視察があるけれど、
時間までに帰るのは無理。
議会事務局に電話を入れようと携帯電話を
取り出したら、充電が切れてる・・・

委員のみなさま、議会事務局さま
ドタキャンをお許しくださいませ・・・

あ~ついてない・・・
これで、「アルツハイマーです」なんて診断されたら
目も当てられない・・・

MRIは8月4日、検査の結果は7日の診察で
告知されます。

まっ、これまで同様、
また別の何かが見つかりました~
となるかもしれないし・・・
いまさらジタバタしてもしょうがない。

明日は予定通り、京都へ行ってきます。

Weフォーラム2009 in 京都
    「みんなで幸せになる方法」
に参加して
幸せ探し・・・の2日間を楽しんできます。

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月島でもんじゃ 4TEEN の舞台にどっぷり・ドッキリ

2009-07-23 | 日々の暮らし・議会・市民運動など

2009年7月23日(木曜日)
いや~、やっぱり疲れました・・・
敦賀にいると車で移動があたりまえの毎日なので
身体がなまってるんですね。

電車で移動するのも、かなり考えて
なるべく歩き回らなくていいようにしたつもりなのに、
乗継にかかる距離が結構ながかった・・・

今日は1日、ボ~っとしてました。
足も痛い・・・

さて、昨日は書ききれなかったおいしいネタ・・・

息子のレッスンが午後2時に終わるというので
恵比寿で待ち合わせて、
月島へもんじゃ焼きを食べに行きました。

目指すお店は、ネットで評判の
「つきしま小町」
なんと、現在、月島にはもんじゃ焼きのお店が
70軒以上もあるそうなんです。

「つきしま小町」は勝鬨橋に近いので
大江戸線の勝ちどき駅でおりて
まずもんじゃ焼きを食べる・・・
帰りはブラブラと西仲通り商店街を歩いて
月島駅から有楽町、山手線で東京駅という
コースをとることにしました。

石田衣良さんの「4TEEN・フォーティーン」は
ここ月島が舞台。

『ぼくは月島駅の階段をのぼったところにある
マクドナルドのまえにいた。
もんじゃ焼きの店が百軒はある西仲通りの出口だ。』
という書き出しで始まる物語にも
もんじゃ焼きの店でたむろする主人公たちの
姿がイキイキと描かれています。

月島は不思議な街です。
超高層ビルがあるかと思えば、その真横には
古い長屋や民家が軒を連ねています。

      

はい! つきしま小町に到着!

      

運よく小上がりのテーブルに座ることができました。

豚キムチもんじゃとチーズもんじゃを注文・・・
女将さんが焼き方を教えてくれます。
もんじゃ焼き奉行は息子におまかせで
わたしはもっぱら携帯で写真係り・・・

鉄板にうす~く広げて食べるので、
1枚ずつ焼くそうです。
最初は豚キムチから・・・
豚キムチの豚肉をよ~く炒め焼きしたあとは
キャベツやかつおぶしなどの具だけを鉄板へ

ここでおおきなヘラ2本でキャベツをぶち切るように
しながら火を通します。

     

具がよくまざったら土手をつくります。
その真ん中に、だしを3回に分けて入れる・・・
1回入れたら、ヘラでゆっくり円を描くようにまぜ、
とろみがついてきたら2回目をいれます。

         

3回目を流しいれ、とろみがついたところで
全体をもう一度、混ぜ合わせてクツクツしてきたら
ハ~イ! 出来上がり!

  
小さなヘラで、キュ~とねじりとって 
お口へ運びます・・・
熱っ・・・

ン~ウマッ・・・

2枚目のチーズになったら、
息子の手際もグレードアップ。
まるで本職みたいに、一寸のためらいもなく
チャカチャカとヘラを使いこなしていました。

わたし? アミンなの。
お皿とヘラ片手に 
わたし待つわ・・・
いつまでも待つわ・・・
実はお好み焼きすら焼くことができないわたし・・・
と、言うのもいつもお奉行は健さん。
すべて取り仕切るのでわたしは待つ人が
板についちゃって・・・

もんじゃ焼きの次は、レバフライだぁ~
「つきしま小町」の女将さんに
レバフライのお店を教えてもらい、
いざ! 出発!

でも、歩いてるうちに、おなかがふくれてきて
とてもレバフライは入りそうにない・・・
レバフライはあきらめて、
月島駅をめざすことにしました。

レバーじゃなくてレバフライってのが月島らしい。
これもなにか、小説で読んだはずなのに
思い出せない・・・
そういえば「八新」でもレバフライ、
出してたこともあったな・・・

そうこうするうちに見えてきました月島駅。
あったぁ・・・マクドナルド・・・
わたしと息子の4TEEN の旅もいよいよ終焉。

次に東京へ来るのはいつのことだろ・・・
レバフライに心を残し月島をあとにしたわたしです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は資源エネルギー庁

2009-07-22 | 風力発電

2009年7月22日(水曜日)
東京にいた3日間というもの、暑さ知らずで
汗もかかず、日焼けもしないという
結構ずくめ。

こんなに過ごしやすいなんて、常日頃の
行いがいいはるみさんならでは・・・
と、自画自賛。

今朝も9時半からの資源エネルギー庁での
面談には、新エネルギー対策課の課長補佐さんが
3人も目の前にズラーっと勢ぞろい。
こりゃ豪勢だわ・・・

まずは、なぜ一般社団法人の協議会に交付金補助を
させるようになったのかをお聞きするところから
スタート。

情報公開制度の適用模倣的な縛りもない中で
協議会の情報公開については
指導するというけれど、協議会はあくまでも
民間法人・・・どの程度まで情報を提供するのかは
はなはだ疑問。

昨年まで事業者支援でエネ庁が補助金を出してきたあと
各地で風力発電をめぐる問題が多発していることの
責任はないのかとつめよったら
あくまでも事業をやるのは事業者であって
お国は補助金の交付で事業者を支援しているだけとの
認識らしい。

環境影響評価書をめぐる手続きの不備がありながら
交付決定してきたというのに、
評価書については法的な位置づけではなく
事業者の好意の元の行為なんだそうな。
ただ、環境省のほうからも評価書の手続きの不備を
指摘されたのだそうだ。

*手続きの不備とは・・・
本来は環境影響評価方法書の縦覧→意見を聴く→
環境影響評価書案の縦覧→意見を聴く→
環境影響評価書の作成・公表となるべきものが
評価書案で意見を聴いた後、
正式な評価書の作成や公表を行わないまま
事業者が補助金申請をしてきた。

挙句の果てに
自治体が環境保護条例に風力のことを
盛り込めばいいんだという。

おもわず、自治体に丸投げ? 
と声がひっくり返るわたし。
たしかに自分たちの町のことは自分たちで守らにゃ
とはいつも言ってるわたしだけど、
なんの許認可権もない市町村やそこに生活している
住民のことなど、な~んにも考えてないのね・・・
と思ったら、プッツンしてしまったのだ。

今大地さんは風力に反対ですか?と聞かれたので
はい! 
じゃ原子力や火力に賛成?
いいえ!
じゃあ、日本のエネルギーはどうするんですか!
反対するなら代案をだしなさいよ!と
これまた、推進派が必ずお口にする議論吹っ掛け・・・

いやいやこれに乗っちゃあ話が長くなる・・・
あちらも敦賀の議員さんだからこの議論を
してみたいとまで、おっしゃってくださったが
そこはお互いに大人ですもの・・・
この議論は次回と言うことで矛を収めることに。

ほんとはさ、こんだけ山肌削ったり環境ぶっ壊して
何百も風車おっ立てて、火力発電所はいったい
何か所へったのかな~・・・とか言いたかったんだ。

結局、資源エネ庁は風力発電を推進するために
事業者の支援をするだけで
あとは野となれ山となれ・・・
環境のことや低周波音のことも耐震のことも
ほかの省庁のことだから知らんぷり、
というより、口出すことじゃないと思ってらっしゃる。

縦割りもいいとこだわ・・・

ただ、真摯に向き合って話を聞いていただき
得るところもたくさんあったし、
これからもいろいろとお聞きしたいとお願いしたら
快く応じてくださるとのこと。

ダメもとで直接、当たって砕けろ・・・
とばかりに、押しかけていってよかった・・・
さあて、これからが本番スタート。

まずは市長に、ぜったい同意書を出させないことだ・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一般社団法人・新エネルギー導入促進協議会にアポなし訪問

2009-07-21 | 風力発電

2009年7月21日(火曜日)
小ぬか雨ふる東京の朝。
涼しくて助かる。

池袋の東急ハンズあたりまでは傘がなくとも
へいきだったけど、顔に降りかかる雨が
しずくとなって、頬を伝う。

あわてて、東急ハンズへ駆け込み
500円の折り畳み傘を買う。

目的地の
一般社団法人・新エネルギー導入促進協議会は
すぐそこだ。

不動産ビルの2Fにあがると協議会の事務所(?)がある。
開けっ放しのドアをはいったところに
貼り紙が1枚。
協議会に御用の方は電話をしてね・・・と
内線番号を書いてある。

ついたて1枚、隔てたところからは
ガヤガヤと人の声がするので
すいませ~ん! と大声で呼びかけたけど
だ~れもでてくる気配はない・・・
わたしの声が聞こえていないはずはないのに・・・

と、そこへ若い社員(?)らしき人が出てきたので
風力発電の担当の方に取り次いでほしいと
お願いしたら、
僕にはわからないので電話してみてくださいと言う。

無駄な仕事はしないぞ~というのも省エネ?

しかたなく、内線電話で担当の久保田さんを
呼び出してもらう。
ニコニコ顔であらわれた
久保田さんは1Fの会議室のほうでお話を・・・と
案内してくれた場所は、
「新エネルギー財団」のプレートがかかっていた。

でもだ~れもいない・・・
財団の人って仕事してないの?
常駐の人もいない?
それとも、一般社団法人といっしょくた?

大きな会議室で久保田さんとまずはごあいさつ。
突然のアポなし訪問の非礼をわびて名刺交換。
久保田さんは窪田さんだった・・・
と、そこへもうひとかたが登場。
吉田さんだった・・・

電話でのやりとりのことには一切ふれず、
5月末の申請の補助金の交付先は決定したのかを
皮切りに、なるべく窪田さんにお話をしていただくよう
水を向ける。

敦賀の件での新聞記事から、東伊豆のこと、新庄区、
内灘用のナセルの野積みまで
けっこう、情報を収集していらっしゃる。
で、その情報はすべて審査委員会に報告している
と胸を張って力説しておられた。

敦賀市の場合は市長の同意書は必要だと明言された。
その以前に、新庄区の話が決着していないとも・・・
まずは資源エネルギー庁からの継続案件でもある、
新庄区のことが解決してからということらしい。

審査委員会の委員の方はどういう方が入っているのか
という質問に対しては、補助金の交付先が
決定後に委員長の氏名だけは公表するようだ。
交付先は7月中に決定する予定だとも聞いた。

除法公開については、決定先はホームページで
公表するようだが、どこまで公表するのかは
もっと上の判断によるとのこと。

1時間ほどお邪魔して協議会をあとにした。
さて今回の訪問が吉と出るか凶と出るか・・・
最低限、今回の交付先の中には敦賀市の案件が
入らないことは確かだ。
でも先日のCEF社の計画書では今年の11月に
補助金決定となっていたのが気にかかる。

午後からは資源エネルギー庁へ・・・
こちらもアポなし突然訪問。
しかし担当者がいないとのことで、
今日の面談はあきらめる。
その後、何度も電話でやり取りし、
午後8時ごろやっと
明日の朝9時半に担当者と面談が決定。
こんなに遅くまで残業なんだ~

そのあいまに、息子と会い、池袋から
副都心線で東新宿へ出て、大江戸線で若松河田へ・・・
今日の息子のメインメニューをこなしたら
すでに時間は7時前。

大江戸線だと本郷3丁目までは5つ目だとわかり
夕飯はベトナム料理に決定。
実は昨日の懇親会でおいしくて
ほっぺが落っこちるかと思ったのが
ベトナム料理のミュンというお店。

揚げ春巻きや蒸し豚、それに沖縄ではミミガーという
豚耳の酢の物に、パイナップルチャーハン、
デザートまでたいらげて、大満足のふたり。

それにしても、今日はよく歩いた・・・
霞ヶ関では経済産業省に一番近い出口まで
千代田線と日比谷線のホームを
延々と歩き続け、
副都心線から大江戸線に乗り換えるために
また、延々と歩き続け、
わたしの両足はパンパンになってしまった。

明日も朝一でまた歩くことになる・・・

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月20日 東大で熱くもえた女たちの集会

2009-07-20 | ジェンダー関連

2009年7月20日(月曜日)
連休なので電車が混んでいるとおもいきや
ガラガラ状態・・・

新幹線の指定席は7号車の1ーA
3列席の窓側だったけど、
東京までわたしの横の席は埋まることはなかった。

山手線で池袋まででて、ホテルに
荷物を預け、東京メトロ・丸の内線で
本郷3丁目へ向かうことにした。

今日の会場となる東大文学部法文2号館は
東大正門からすこしおくへはいったところ。

東大正門がちょうど地下鉄の駅と駅の中間地点なので
けっこう歩かなくちゃならない。

筋肉や関節通に悩まされているうえ、
むくんだ足をもつわたしには、
かなりこたえる・・・

といいつつも、正門から入ったからには
安田講堂にもごあいさつしなきゃとばかりに
痛い足を引きずりつつ安田講堂詣で。

ひっそりとたたずむ安田講堂が
なぜかさびしげに映るのは、
40ン年という時の流れがわたし自身をも
大きく変えたからかもしれない。

あの時代を中途半端なまま、
すごしてしまったことへの小さな後悔と
語りつくせなかった政治へのいらだちが
いまのわたしへとつながっている。

そして今日、この東大で
女から女たちへ政治をつなぐ新しい試みが
はじまろうとしている。

女よ・・・と呼びかけるのは男の特権だった時代から
いまや女が女たちよ! と連帯しようぜ!
という時代を迎えている。

70年代のウーマン・リブを知らない世代
(その10年後に生まれた女性たち)が
WANの集会の熱気を
まるでウーマン・リブみたいとつぶやく。

彼女たちは「ヤン・フェミ」の世代であり
わたしたちは「おば・フェミ」なんだそうな。
おばさんもあと5年もすれば、立派な高齢者の仲間入り。
おばさんの真ん中に「あ」の字をつけて
呼ばれるようになる。

うわばみみたいに恐ろしくて(?)姥桜と言われる
わたしたちなら「うば・フェミ」もいいかもしれない
なんて、ね・・・

「私はフェミニストの看板を絶対に降ろさない。
先人の女たちが残してくれた言葉だから、
絶対にフェミニストの看板は降ろさない。」
と宣言した上野さんの熱いメッセージで
締めくくられた講演会の熱気をそのまま引き継いでの
トーク&トーク。

WEBは個と個がつながり
ネットワークをひろげていくという
パネラー・みどりさんの言葉は
む・しネットの運動そのもの。
む・しネットが女から女へと
伝え合ってきたノウハウが
いままさに、大きなうねりを起こそうとしているのだ。

煙のないところに火をつけ、運動を起こしてきた
みどりさんならではの、説得力のある
言葉に、胸がすく思い。

会場からのコメントということで
指名されたわたしには、
みどりさんが言い尽くしたというほかに
言い表すことばさえ、浮かんでこないのだ。

やりたいと思ったわたしが動く。
わたしのニーズは、わたしが満たす。
民主主義の第一歩はここからはじまるのだ。

パソコン音痴、IT音痴のアナログ人間のわたしにも
きっとできる何かがある。

安田講堂を背に東大をあとにした女たちの
熱い夏の闘いは7月20日
くしくも衆院解散前夜の今日、スタートをきった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は 「WAN東京集会」に行きます・・・

2009-07-19 | ジェンダー関連

2009年7月19日(日曜日)
午後おそくから雨がひどくなり、
出かけることもできない。
窓もあけることができず、
小さな扇風機ひとつで蒸し暑さと格闘だ。

日が落ちる頃には雨も上がり、
すこし涼しくなってきた。

明日の東京行きのチケットを買いに駅に行く。
指定席が無事、とれてよかった。

今回の東京行きの目的その1は
東京大学で開催される「WAN東京集会」

21・22日は目的その2の省庁めぐり。
息子とのデートもあるし・・・

お泊まりは息子とのデートに便利な池袋東口の
ビジネスホテル。
駅から3分のところをネットで予約。
都心に比べ料金も5000円台とリーズナブル。

そうそう、今朝、今年初めてセミの声をきいた。
昨年と比べれば、敦賀は涼しいらしい。
らしい・・・というのも昨年の今頃はまだ、
暑い名古屋(豊明)の病院で
快適湿度・快適温度で暮らしていたから、
敦賀の暑さは健さんからの電話で伝え聞いた話。

セミの声イコール暑い! と感じるのは
なぜだろ?

さてと、忘れ物はないかもう一度確かめて
シャワーを浴びて休むことにしよう。

こちらは「WAN東京集会」のご案内

   WAN東京集会 

上野千鶴子講演/トーク&トーク
「ウェブがつなぐ女たち
      ~個人的なことは政治的なこと~」

日時: 7月20日(月・祝)13:30~16:00
会場: 東京大学文学部法文2号館2F2大教室 

講演 上野千鶴子(東京大学大学院教授・WAN理事)
「女から女たちへ
      ウェブ時代の新しいシスターフッドを求めて」

トーク&トーク「個人的なことは政治的なこと」
ファシリテーター:甘利てる代(ノンフィクションライター)
牟田和恵(大阪大学教員・NPO法人WAN理事長)、
寺町みどり(女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク、
         市民と政治をつなぐサイト(仮)担当)
野村羊子(全国フェミニスト議員連盟)、
大塚恵美子(東京・生活者ネットワーク)、
熱田敬子(博士課程学生・WANブックストアイチオシ隊)
赤松良子さん(WINWIN)からのメッセージ
上野さんを交えて、会場参加者とのフリートーク
~16:00~
≪主催≫WAN東京集会実行委員会

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

船頭多くして 自民党 ぶっ壊れる・・・

2009-07-18 | ニュースから

2009年7月18日(土曜日)
あした、健さんは孫といっしょに
豊橋に住む娘のところへ行くそうです。

豊橋の娘は、ちょうどわたしが入院中に
2人目の子供を出産。
その子も3日に、1歳の誕生日を迎えました。

まだ一度も顔を見たこともない孫に
初めて会いに行く健さんです。

わたし? 月曜日から東京なので
今回はお留守番です。
準備もあるしね・・・

健さんがいないので、
「八新」もお休みになります。
楽しみにしていたお客さま、
ごめんなさい・・・

さて、福井市美術館では今日から
「スペインの巨匠 ミロ展」が始まりました。

ミロもだいすきな作家のひとりです。
初めてミロの作品を観たのは、高校生の時、
京都で開催されていたミロ展に出かけて行きました。

ミロの作品を見ていると
楽しくっておかしくって、元気がわいてきます。

会期は8月31日までとのことだから、
病院へ行ったついでに、みてこなくっちゃ。

場所も県立図書館に近くて無料のフレンドリーバスで
美術館のまん前まで運んでもらえます。

8月31日と言えば自民党が消滅する日じゃないか・・・
選挙を前にしながら
自民党の不協和音はますますひどくなるばかり。

同じ党内なのに、マニフェストを非公開にしたり
麻生おろし側は自分たちでマニフェストつくるとか
言ってるし、
離党した小泉チルドレンといっしょに
3600人が離党届だしたりとか
そんなニュースばかりです・・・

その昔、いまの社民党がまだ社会党と名乗ってたころ
斜壊党になってしまったと自嘲気味に
言ってたのは労組の委員長さんでした。

自民党はいまや自爆して自滅寸前・・・
国民だって興ざめしてますよ。
しかもマニフェストが何本もでてくるなんざぁ
あいた口がふさがらない。
すでに政党としての体をなしていないも同然。

でも、小泉さん、やっと公約に掲げた
「自民党をぶっ壊す」が実現するじゃないですか。
さぞかしうれしいでしょうねぇ・・・ぐらいよ。

「船頭多くして、船、山にのぼる」ってぇことわざの
解釈にもうってつけだわね。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090718-OYT1T00972.htm

自民公約づくりは非公開…「反麻生」結集恐れ?

自民党が次期衆院選の政権公約(マニフェスト)の
骨子を明らかにしないまま、
21日の衆院解散を迎えようとしている。

作成過程も非公開で、麻生首相に批判的な
中堅・若手議員は秘密主義だとして
執行部への反発を強めている。
しびれを切らして党とは別の独自の公約を
掲げようとする議員の動きもあり、
党内の不協和音はますます大きくなっている。

自民党のマニフェストは、
公約作成プロジェクトチーム(PT)座長で首相に
近い菅義偉選挙対策副委員長のほか、
園田博之政調会長代理、石原伸晃幹事長代理ら
「インナー」と呼ばれる5人が、6月中旬から
秘密裏に会合を重ねて原案の作成を進めてきた。

17日にPTと公約作成委員会(委員長・細田幹事長)の
合同会議が初めて開かれ70項目の政策を
盛り込んだ原案が提示されたが、批判が続出。
「検討」「調整」「原則」などの文字が並び、
財源や政策実現までの工程表も示されていなかったためだ。

笹川総務会長は「『検討』とか『原則』などの
言葉は使うな。やるならやると書け」、
尾辻参院議員会長も「役所言葉ばかりで、
とてもマニフェストとは言えない。
もっと強い表現で書いた方がいい」と厳しく注文をつけた。

菅氏は幹部一任を取りつけようとしたが、
尾辻氏らは頑として認めなかった。 
執行部がマニフェストの公開に及び腰なのは
「麻生降ろし」が沈静化する前に内容を示せば、
「あれが足りない、これを入れろと批判が続出し、
党内のドタバタに、火に油を注ぐ」(幹部)と
考えているためだ。
解散後の24日にも政調審議会、総務会で党内の
了承手続きを行ったうえで、内容を公表する予定だが、
これが「最初で最後の平場の議論になる」
(中堅)と見られている。
「反麻生」勢力がマニフェスト反対で結集しないよう、
解散後の日程を組み立てたと見る向きもある。

「反麻生」の急先鋒(せんぽう)、中川秀直・元幹事長も
18日のテレビ番組で、党のマニフェストが
未公表であることに懸念を示したうえで
「我々の意見がマニフェストに入らず、
その主張を降ろすようでは、政治家ではない」と強調。
党のマニフェストが意にそぐわなければ
独自の公約を掲げる可能性を示唆した。

小池百合子・元防衛相ら東京都選出の有志議員、
首相と距離を置く鳩山邦夫・前総務相らも、
独自の公約を作成する構えを見せている。

こうした自民党の混乱ぶりに対し、
野党側からは「政党の姿をなしていない」
(鳩山民主党代表)と厳しい批判の声が上がっている。

(2009年7月18日22時47分  読売新聞)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

買ったままつん読・・・

2009-07-17 | 読書ナリー

2009年7月17日(金曜日)
ちょっと息苦しいような、ヘンな様子で
目覚めた・・・

動悸・息切れとも違うし、
とにかく、じっとしていられない感覚だ。
ゆっくりと呼吸をしながら
お茶を少しず、これまたゆっくりと飲んで
静かにしていたら、
いや~な感覚もだんだんと、うすれてきた。

落ち着いたところで血圧を測る。
ギョッ! 

186/124・・・

久々に見た数字に、ちょっとショック・・・

20日から22日までは東京なのに・・・

さて、第141回の芥川賞は磯崎憲一郎さんの
「終(つい)の住処(すみか)」
直木賞は北村薫さんの「鷺(さぎ)と雪」に決まった。

北村薫さんはたしか、デビュー当時
覆面作家として、話題になったと思うが
作品を読んだことはない。

磯崎さんの作品も読んでいない。

「終の住処」と同じ表題(字は違うが)で、
仙川環さんの「終の棲家」を、つい最近よんだところだ。

女性記者が高齢者問題に向き合いながら
成長していく姿を描いた作品である。

先日、友人のみどりさんのブログで紹介されていた
「差別と日本人」(野中広務・辛淑玉)を
さっそく買ってきたが、まだ手をつけられないでいる。

野中広務さんは、処分場問題に関与していたという
話がまことしやかに語られていた。
本当かウソか、敦賀のキンキ・クリーン社のオーナーの
迎賓館(ゴミ御殿のなかにあった)にも
出入りしていたとも聞いたことがある。

そんな憶測や噂をはらいのけた頭と心で
この本を読みたいと思っている。

同じ日に買ったもう1冊は
「シネマ狂躁曲」(梁石日)
大好きな映画のお話のようだしこれも楽しみ。

布団に入ってから読みだすときっと
最後のページを閉じるまで
ギンギン・ギラギラになって夜更かししそうなので
今日のところは、
おとなしくおねんねいたしましょう・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする