午後７時過ぎ、タミヨさんから電話が入り
タミヨさん家に行った。
弟が今夜、泊まりに来るというので、
話をしたかったこともある。
でも弟は、真夜中すぎになるらしい。
天皇退位や平成から令和へ、
元号フィバーするテレビ番組を観る気もおきず、
わたしはわたし、夜もバラバラ・・・と、
サザンのエロティカ・セブンを口ずさむ。
で、「桑田佳祐ひとり紅白」の特番を観た。
真夜中すぎまで、待てずにタミヨさん家をあとにした。
明日も１日、なんやかやと走り回らなきゃならない。
しかも、さっきから奥歯のあたりが
シクシク痛みだしてきた。
歯周病なのか、はたまた肩こりのせいなのか・・・
痛み止めを飲んで、休むことにする。
夜になって、雨と風が急に強まってきた。
悪天候は、５月１日まで続くそうな。
健さんは、大津で新生活を始めるというＨ氏との
お別れの会（？）だといって、夕方からお出かけだ。
ひょっとして、あんたらふたりは「おっさんずラブ」？
その健さん、今日のお昼ご飯の時に突然、
おめとわい、どっちが先にボケるか、賭けよか・・・
な～んて言いだした。
そりゃ、あんたやろ！
イヤイヤ、おめも知り合いの名前、思い出せんやんか。
あんたがボケたら、
名前と住所書いた首から下げる迷子札つくったるわ。
などなどボケボケな会話をしてて、ふと気づいた。
賭けたことも、忘れてるわな・・・
お後がよろしいようで・・・
我が家からテレビが消えて、健さんは読書の時間が
大幅に増えた。
今日も、いっしょに本屋さんへ行くという。
新聞の書評欄をみて、買いたいと思った本があるらしい。
でも、本屋さんへ着いたら、本の題名が思い出せないんだそうな。
ベネズエラって国のナンチャラ・・・や。
今に日本もそうなるっていうやつ。
それって、国家破産ベネズエラ突撃取材？
経済の書棚で探したけれど、みつからなかったので
ネットで注文することにした。
で、そのあと「これ買って」と、持ってきた文庫本は
なんと・・・「夫のちんぽが入らない」
この本が出た時、読んだら・・・とすすめた時には
見向きもしなかったのにね。
で、自分で、カウンターへ持っていったら？
イヤイヤそれはちょっと・・・
なんで恥ずかしいのか、ようわからんし、
今さら、恥ずかしがってどうよ！
と、突っ込みつつ勘定を済ませた。
ボクって、あんたとちごて繊細やから・・・
って、支払うそばで、それ言う？
タミヨさんは、新しいお札ができるのを見たいという。
たしか、２０２４年の１１月・・・
今は２０１９年・・・５年後だ。
タミヨさんは、９８歳になってるんだね・・・
きっと、大丈夫だよ、あんたは生きてる！
なんたって、タミヨさんの叔母は１０５歳まで
元気で生きていたんだから！
１０５歳まであと１２年だ。
あ～・・・明日はタミヨさんの９３歳の誕生日・・・
出会いと別れの４月も、あと３日で終わる。
始まったばかりの長～い連休も、
仕事に追われてドタバタしそうな予感。
選挙が終わったら・・・という約束で引き受けた
原稿がまだ手付かずなのだ。
そろそろスタートしなきゃ・・・
昨日、情報公開請求した選挙公報が、今日、開示された。
原本の閲覧もして、コピーも２４枚入手した。
２４０円である。
これから２４人分の公報を１枚１枚、読むつもりだ。
今日の福井新聞には、告示前に提出した
候補者へのアンケートも掲載されていて、
これはこれでおもしろかった。
原発については、２４人中２０人が増設などに賛成し
反対は、共産党の２人と今大地のみ。
新幹線開業後の受け皿づくりでは、
わたし以外の人は全員、受け皿づくりについて持論を展開。
新幹線の敦賀延伸に反対と書いていたのはわたしだけ。
だから、受け皿づくりより
次世代の市民が安心して暮らせるまちづくりが大切と書いた。
新幹線開業は、工期がかなり遅れそうだとも
言われている。
資材の高騰、とくにボルトなどが手に入らないんだそうな。
しかも人材不足もかさなり、四苦八苦しているらしい。
受け皿はできたけど・・・新幹線はまだ工事中・・・ってこと？
になるかもね。
市議会議員の選挙が無投票となった直後から、
お蔵入りとなった選挙公報・・・
その選挙公報、選挙期間が終わったため、
現在は、敦賀市が保有する文書となったのである。
で、今日は情報公開請求をしてきました。
インターネットでの公表はできないけれど、
情報公開請求すれば、閲覧と写しの交付が可能になったのです。
ただ、条例の定めによって請求したからといって
すぐその場で、閲覧はできないけれど
請求した日から１５日以内に、実施機関は決定通知を
出さなければならないことになっています。
今回の選挙公報の実施機関は敦賀市選挙管理委員会です。
まぼろしの選挙公報・・・ぜひ見たいという方は、
情報公開請求してくださいね。
コピーもぜひ欲しいという場合は、
写しの交付にもチェックを入れて・・・
１枚１０円かかりますが・・・
情報公開室は、
市役所１階ロビー総合案内の後ろにあります。
今日は、午後７時から敦賀市環境審議会がプラザ萬象で
開催されると聞いたので、傍聴に行った。
審議される内容は、
（仮称）余呉南越前第一・第二ウィンドファーム発電事業についてだ。
市民公募で委員になられた３人の方もふくめ、
１４人中、１０人の委員が参加していた。
最初に、今回の事業を展開する
グリーンパワーインベストメントから事業内容や
環境影響評価方法書についての説明があった。
やっぱり、敦賀市の環境審議会はスゴイ！
鋭い指摘や、質問が相次ぎ、
事業者が説明に詰まるシーンが続出。
答申をまとめる時間が取れず、
５月１３日に再度、審議会が開催されることになった。
敦賀市の土地に直接、建設されるわけではないが
最長２０８メートルもの風車が、５０基という
大規模な事業である。
今庄から余呉湖にかけての山の尾根を削り
幅員５メートルの林道をつけ、
尾根伝いに大型風車を５０基も並べるのだ。
水源や自然環境、貴重な動植物に影響が出ないはずはない。
景観にも影響してくるし、工事のせいで
有害鳥獣であるイノシシやシカ、クマなどが
里に下りてくる可能性も今以上に高くなる。
環境審議会の答申によっては、
環境影響評価のやり直しもあるかもしれない。
答申をまとめるという次回の審議会も傍聴に行きます。
１９９９年の統一地方選で初当選した１０人は、
９９年にあやかって（？）９９会（きゅうきゅうかい）を
つくった。
いわゆる同期会だ。
９９年は、敦賀市議会で女性議員が一挙に３人となった
記念すべき年でもあった。
新人議員は保守系、組合系、共産党プラス市民派といった
多彩なメンバーだった。
発足したころは、新人議員１０人で勉強会や視察も
していたけれど、徐々に集まる回数が減り
その後は、ほぼ４年に１度、改選の年の前後に
懇親会（？）を開いてきた。
これまでに亡くなられた方が３人。
退職された議員が５人、現時点での現職は２人となった。
今夜は、７人全員が顔をそろえての懇親会となった。
議会中は、それぞれの立場で対立してきたけれど
２０年間も続いてきたのは、ちょっと珍しいかも・・・
これって、呉越同舟なのか
はたまた腹の探り合いなのか・・・
とにもかくにも、食べてしゃべって、３時間。
で、来年また会おうね・・・といって散会しましたとさ。
女性を議会に無党派・市民派ネットワーク（通称む・しネット）の
島村きよみさんが、日進市の市長選に挑戦した。
１１８票という僅差で初の女性市長は、誕生しなかった。
既存の政党や組織にたよらない市民型選挙のお手本となる
今回の選挙戦だった。
テレビに映る島村さんの笑顔に、涙がこぼれた。
島村さんに、心から「ありがとう」と伝えたい。
市長選に挑戦したことはもちろんのこと、
無党派・市民派の選挙をやりぬいた
あなたの勇気と努力に！
注目の敦賀市長選は７０１票差で、現職が再選された。
渕上さんが、１５,８２９票
米澤さんが、１５,１２８票
で、NHKの出口調査の結果が、なかなかおもしろかった。
男女の比率や、政党の比率などでは、ほとんど差がなかったのに
世代間では、米澤さんが若い世代で群を抜き
渕上さんは、高齢者層での支持が高いという結果・・・
米澤さんが市長選に立候補したことで
若い世代が政治や選挙に関心を持ってくれたことに
つながったのかもしれない。
ところで、１期で交代させるのは、かわいそう・・・と
投票した人って、どれぐらいいたのか
とても気になる今大地。
会う人、会う人に聞かれた・・・
「いったいどっちの名前、書いたらええんにゃろ？」
それと、「どっちが勝つと思う？」
「そんなん、ふた開けるまで、わからんわ」
「やっぱ、１期で辞めさすのはかわいそうやで」
「え～・・・あんた、かわいそうやからって投票するん？」
これには、正直、驚いた。
政策じゃなくて、「かわいそう」で投票される候補者だって
それこそ、かわいそう！
話題沸騰の現職対新人の選挙戦も午後８時で終了・・・
あとは、明日の投開票を待つばかりである。
今夜の八新も市長選と市議選の話ばっかり。
加えて、議員削減の話である。
ほとんどの市民のみなさんは、実際、届け出の書類を
選管で受け取った人が、３０人いた・・・ということを
まったく知らない。
マスコミも、「戦後初の無投票」ばかり報道していて
６人もの市民が、立候補を断念したことは
一切、書いていないからだ。
そんなこんなで、わたしも今夜は八新でみなさんの
議論に加わり
ケンケンガクガク、カクカクシカジカ・・・
でもね・・・おでん屋で政治の話できるってのも
捨てたもんじゃない。
ついつい、熱くなりすぎちゃうけどね。
名古屋の妹からメールがくるまで
もうすぐタミヨさんの誕生日だってことを
キレイサッパリ忘れていた。
今日、タミヨさんは健さんに送り迎えしてもらって
自動車学校で高齢者の特別講習を受けてきたそうだ。
免許証の更新もOKになったという。
タミヨさんのドヤ顔が目に浮かぶ。
規則正しい生活に、栄養を考えた食事、
ラジオ体操にきくち体操と運動も怠らないタミヨさんは
わたしなんかより、よっぽど健康的な暮らしぶりである。
読んだしりから忘れると言いながらも、
毎日、必ず本を読むし
新聞のテレビ欄のクイズ番組には、赤いマーカーで
印をつけてあるし・・・
９３歳・おんなおひとりさまは、今日もパワー全開！
市長選も残すところ２日となった。
市議選が無投票となったため、投票率が下がるのではないか
とも言われている。
選挙カーが２０数台走り回る市議選がないぶん、
まちの中は、静かだ。
今日も、無投票になったことで問い合わせがあった。
議員のなり手不足や住民の議会離れは
議会や議員の責任だ・・・という声も多い。
いま必要なのは責任論ではなく、
どうしたら若い世代のみなさんに
政治への関心を持ってもらうかだと思っている。
議会の中でも、高校生対象に議会を知ってもらうための
議会報告会を開催しようという計画が
直前に中止になった経緯もある。
ネット社会が急速に進化し、新聞を購読している家庭が
激減しているし、テレビがなくてもスマホやタブレットで
OK！ という若い世代も多い。
議会もインターネット中継や配信を観てもらうための
工夫もしていかなければならない。
無投票への批判が、議会改革への大きなうねりになると
確信している今大地である。
今日、健さんとランチに出向いたお店で
てるこさんという女性にあった。
「うちは、タミちゃんの一つ下やったんやで・・・」
また、お連れの女性は、てるこさんの妹で
タミヨさんの弟の「かずおちゃんと同級や！」
とのこと。
てるこさんの誕生日のお祝いに、つきそいの女性と
３人で来ていたらしい。
どうりで、３人はビールで乾杯してたのか・・・
あんた、タミちゃんの娘やってな・・・
がんばらなあかんで！ とエールを送ってくれた。
それにしても、タミヨさんの友達だという人は
みなさん、ホンマに元気だ。
夜、タミヨさんにその話を伝えに行ったら
あ～・・・樫曲の〇〇〇のてるちゃんや！
と、ちゃんと覚えていた。
そのタミヨさん、県議選の時、候補者のおひとりと
道端で握手したらしい・・・
で、
「わたし、今大地はるみの母です。
あの子とは、ぜんぜん性格違いますけど・・・」
と、言ってのけたと自慢していた。
「候補者の人、びっくりしとったでぇ・・・ハッハッハッ」
それって、ちょっともわたしの応援になってないやん！
選挙公報について、調べてきました。
選挙公報は、あくまでも選挙期間中の選挙運動のためのもので
無投票が決まった時点で、
候補者は一切の選挙運動ができなくなる。
だから公報は、印刷・配布もできないし
スキャンしてインターネット配信することも、
選挙運動に当たるため、できない・・・というのが
公職選挙法の定め。
市の選管で閲覧することもダメ。
封印されたまま、お蔵入りだそうです。
仮に選管や市独自で、やってしまったら
責任問題にもなりかねない。
市の選管は、福井県の選管にも問い合わせてくれ、
県も同じ回答だったとのこと。
市民のみなさんや、今大地さんのお気持ちはわかりますが・・・
と、選管の職員さん。
職員さんは、法を順守しなければならない定め・・・
時代や社会情勢にそぐわなくても、法は法。
公職選挙法の改正が行われない限り、無理だということです。
さて今、議員のなり手不足が大きな社会問題になっている。
敦賀市議選は無投票になってしまったけれど、
届け出の書類を取りに来た人が全員、立候補していれば
定数を６人も上回っていたんだから・・・
なり手不足というよりも、立候補したかったのに、
断念しなければならなかった６人の方は
それぞれのご事情があったんだと今大地は思う。
