毎日新聞で連載中の「恋ふらむ鳥は」がおもしろい。
ヒロインは額田王である。
今風に言えば、大海人皇子と結婚していたけれど、
離婚してシングルマザーになり政治家を目指す女性だ。
恋多き女だったという説もある。
なんたって恋の歌が多い・・・
「恋ふらむ鳥は」も額田王の
古(いにしへ)に恋ふらむ鳥はほととぎす
けだしや鳴きし我(あ)がおもへるごと
からの表題だ。
中臣鎌足とわたりあったり政治の中心に食い込んでいくさまは
なかなかに痛快!
1350年ほど昔の物語なのに、2020年の現在より
ずっと女性が政治の世界で輝いていたなんて・・・
さて現在の政治の世界では
菅官房長官が総理になる確率が高いらしい。
ワンポイント・リリーフで解散総選挙になる?
はたしてコロナ禍のなかでの選挙は可能なのか?
額田王のような女性政治家が
なかなか出現しない今の日本・・・ちょっと哀しい。