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アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

ジュエルライフ 2ー4/6

2015年02月25日 20時00分43秒 | セミナー
昨日は月に一度のジュエルライフの授業を受けに府中工房へ行ってきました。

6回シリーズの4回目、そう4回目なのですが結構自宅で作業を進めた結果、今日ほぼペンダントが完成する予定です。

石枠本体は出来ているのと飾りパーツも焼成し、トップに丸カンのロウ付けまでやっておいたので今日はそのパーツ全部のロウ付け!

早速石枠本体と飾りパーツをロウ付けする作業。

飾りパーツは上下に分かれているのでまずは丸カンの付いてない下のパーツからロウ付け。

接点があまりないのでちゃんとロウが思ったところに流れてくれるか緊張しながらロウ付けします。

下パーツが無事にロウ付け出来たので次は上のパーツ。

上は丸カンがロウ付けされているので更にバラバラにならないよう、気を付けながらロウ付け。

何とか上パーツも付いて酸洗い。

これで完成!と思ったらバチカンの存在をすっかり忘れていました。

今回はバチカンも自作して丸カンに通してからロウ付けするんでした(^_^;)

先生に指摘され、慌てて型紙に合わせて板を糸鋸でカット。

ヤスリがけして形を整えたらなましてヤットコで2つ折りに曲げていきます。

形が出来たら早速丸カンに通してロウ付け。

丸カンにロウ付けされないように火の当て方をよーく考えて慎重にロウ付け、

1回目は思ったところに流れなかったのですが2回目で成功。

やれやれこれで後は磨きの作業と石留です。

再び酸洗いした後、バレルに入れて研磨してもらい、後は地道にヘラがけしているところで終了。

そして今日、教室の後石留とパールの接着を行い完成しました!!

完成したペンダントトップがこちら







とても素敵なペンダントに仕上がりました。

平井クラスで作ったペンダントと同じように天然石、パールを使っていますが全く印象の違うペンダントに仕上がりました。

特に石の研磨から行ったので感慨もひとしおです。

あと2回、授業は残っているので余分に買っておいた原石を使えるように研磨したいと思います!

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災難な一日

2015年02月25日 15時32分01秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは課題作品コースのSさん、前回「森の小枝のブローチ」の表面にテクスチャーを付けたところで終っていたのでその続きから・・。

と思ったら持ってきた荷物の中に作品が入ってないことが発覚!

確かに手荷物の一番上にのせたとおっしゃってましたがいくら探しても作品が入ってる箱が見つからず・・・。

さすがに歩いてる途中などで落したんなら気づくはずだし、帰ってからもう一度心当たりのところ探してみたら?ということで今日は次の課題を進めることに。

次の課題は「エレガントな流線リング」、この課題は平打ちリングの制作とSTタイプという耐硫化タイプの銀粘土を使って制作します。

耐硫化タイプとはシルバーは空気中の硫黄の成分等で次第に黒ずんできます。それを硫化と呼びますがその硫化を押さえる効果のある成分が入った粘土がSTタイプです。

通常の粘土よりも若干高めですがお手入れの手間を考えたら磨きづらい(例えばシリンジで作った)作品などはこの粘土はお勧めです。

水溶性の粘土というところは一緒なのでいつもの作業手順で進めていきます。

最初に作ったひも状のリングと平打ちのリングではサイズ取りが若干違うのでそのサイズの取り方も学びます。

まずは下準備。一番最初の課題以来のリングなのでその手順を思い出しながら。

付箋の真中に線を引き、その線をガイドに芯金でサイズを取っていきます。

サイズを写し取った付箋を木芯棒に差し替え、準備完了。

平打ちリング最終的に8mm幅にしたいので削って整えることも考え、カットするサイズは1cm幅に。

プラゲージとローラーを使って平らに延ばしたら1cm幅にカット。

カットした粘土をサイズを取った木辛棒に巻いていきます。

つなぎ目をなじませたら乾燥。

乾燥後はヤスリで同じ幅に形を整えていきます。

そのまま同じ幅の平打ちリングでも良いのですがSさんは指の内側と外側で幅を変えることにしました。

リングの幅の中心にガイド線を引き、内側の幅を決めたらそこからだんだん幅広になるようにデザインを鉛筆で下書き。

その下書きに沿ってヤスリで形を整えていきます。

最初は中目ヤスリであらかた形を整え、後は紙やすりを使って更に幅を整えていきます。

と、その作業の途中でリングが4分割に割れてしまいました(T_T)

持ち方など注意していたのですが思わず力が入ってしまったようです。

「今日は本当にツイてない。」とぼやきながら・・・。

気を取り直して割れたリングの修正方法を教えることに。

リングの場合、一度割れるとやはり強度的に問題があるのと修正するのでサイズが少し大きくなったりするデメリットはあります。

でも割れたときにどうやって直したら良いのか?というのもいい勉強なのでここは前向きにとらえ、修復していきます。

とりあえず仮留めで一体化させたところで時間となりました。

次回は忘れずにブローチ持ってきて続きをやりながらこのリングも頑張って作っていきましょう!

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