ティートリーは通常tea-treeと綴りますが、
本来はTi-treeです。
tea-お茶はツバキ科で、
ティートリーはフトモモ科なので、
お茶の仲間ではありませんが、名前の由来は、
キャプテンクックの船がオーストラリアに到着し、
乗組員と共に気晴らしにスッキリするお茶が
飲みたいと思ったときに、
オーストラリアの沼地に自生していた
香りのよいティートリーの葉を使って
お茶にしたことから、この木をティートリーと
呼ぶようになったそうです。
このようにティートリーがヨーロッパに広がったのは、
1770年キャプテンクックによってですから、
最近までヨーロッパでは、ティートリーよりも
同じフトモモ科のカユプテやニアウリの方が
一般的に使用されていたようで、
アロマテラピーに取入れられるようになったのも
近年になってからです。
でも、オーストラリアの原住民アボリジニたちは、
昔からティートリーの薬効をよく知っていて、
ティートリーの葉を使って、感染症を起こしたキズを
治していました。
名前の本来の綴りの「Ti-tree」の「Ti」は
アボリジニの言葉だそうです。
オーストラリアに入植したイギリス人たちは
先住民たちがティートリーを利用しているのを見て、
すばらしい殺菌消毒特性があることを知り、
キズ薬や医療用品が入手できないときには、
この葉を役立てました。
ティートリーの木は、とても生命力が強く、
木を切った後もグングン成長を続け、
2年後には、また伐採できるまでになるそうです。
また葉の色が表と裏でまったく違い、
表は葉緑素が多いため黒く見え、
裏は気孔(空気や水蒸気を取込むところ)が
多いため白っぽく見え、生命活動がさかんに
行われるエネルギッシュな木と言えます。
学名の[Melaleucaalternifolia]の
「Melaleuca」は「Mela(黒)」と「leucos(白)」、
「alternifolia」は「aitenus(交互の)」と
「folia(葉)」から由来した名前です。
効能
◎心に対する働き
強いショックを受けたときに、
ショックをやわらげ心を元気にしてくれる力があり、
リフレッシュしたいときにも効果的です。
生理前や、更年期のイライラなどの症状にも役立ちます。
◎身体に対する働き
先にも述べましたが、この精油の抗ウィルス作用、
抗感染作用、殺菌作用、殺真菌作用は、
すばらしいもので、消毒用アルコールと比較しても、
ティートリーと同じだけの効果を出すには、
かなりの濃度のアルコールとなり、
皮膚刺激が強くなり過ぎますが、
ティートリーなら皮膚への刺激も少なく
効力を発揮してくれると言われています。
またティートリーは免疫系をパワーアップし、
白血球を活性化し身体から毒素と汗を排出させ、
病気にかかっている期間を短くしてくれるとも
言われています。
とても強い殺菌力なので、真菌症にもよく用いられ、
水虫やヘルペスを起こしている部位には、
薄めずに塗るという処方をされる方もおられるようです。
美容
ティートリーは浄化力がきわめて強いので、
ニキビや単純疱疹、おでき、吹き出物の膿を
減少させてくれるので、トラブル肌の強い味方
となってくれるでしょう。
やけどや、フケにも有益です。
おすすめブレンド
◎インフルエンザや風邪の予防に
ブレンドa)
ティートリー 3滴
ユーカリ 2滴
ペパーミント 1滴
*芳香浴として、ブレンドa)をアロマポットに2~3滴入れる。
◎引いてしまった風邪を早く治したいときに
ブレンドb)
ティートリー 2滴
カユプテ 2滴
タイム 2滴
*芳香浴には、ブレンドb)をアロマポットに2~3滴入れる。
*キャリアオイル(オリーブオイルなど)30mlに、ブレンドb)を
入れてマッサージオイルを作り、1~2滴を手にとり、
胸や背中に塗ります。
◎肌のトラブルに(ニキビやカビや真菌による感染症など)
ブレンドc)
ティートリー 2滴
ベルガモット 2滴
ラベンダー 2滴
*クリームにする場合ブレンドc)をリコリスオイル30mlに入れ、
ミツロウ10gを溶かした中に入れ、冷やし固める。
*マッサージオイルにする場合ブレンドc)を
リコリスオイル30mlに入れ、洗顔後にうすく広げるように
塗ります。
本来はTi-treeです。
tea-お茶はツバキ科で、
ティートリーはフトモモ科なので、
お茶の仲間ではありませんが、名前の由来は、
キャプテンクックの船がオーストラリアに到着し、
乗組員と共に気晴らしにスッキリするお茶が
飲みたいと思ったときに、
オーストラリアの沼地に自生していた
香りのよいティートリーの葉を使って
お茶にしたことから、この木をティートリーと
呼ぶようになったそうです。
このようにティートリーがヨーロッパに広がったのは、
1770年キャプテンクックによってですから、
最近までヨーロッパでは、ティートリーよりも
同じフトモモ科のカユプテやニアウリの方が
一般的に使用されていたようで、
アロマテラピーに取入れられるようになったのも
近年になってからです。
でも、オーストラリアの原住民アボリジニたちは、
昔からティートリーの薬効をよく知っていて、
ティートリーの葉を使って、感染症を起こしたキズを
治していました。
名前の本来の綴りの「Ti-tree」の「Ti」は
アボリジニの言葉だそうです。
オーストラリアに入植したイギリス人たちは
先住民たちがティートリーを利用しているのを見て、
すばらしい殺菌消毒特性があることを知り、
キズ薬や医療用品が入手できないときには、
この葉を役立てました。
ティートリーの木は、とても生命力が強く、
木を切った後もグングン成長を続け、
2年後には、また伐採できるまでになるそうです。
また葉の色が表と裏でまったく違い、
表は葉緑素が多いため黒く見え、
裏は気孔(空気や水蒸気を取込むところ)が
多いため白っぽく見え、生命活動がさかんに
行われるエネルギッシュな木と言えます。
学名の[Melaleucaalternifolia]の
「Melaleuca」は「Mela(黒)」と「leucos(白)」、
「alternifolia」は「aitenus(交互の)」と
「folia(葉)」から由来した名前です。
効能
◎心に対する働き
強いショックを受けたときに、
ショックをやわらげ心を元気にしてくれる力があり、
リフレッシュしたいときにも効果的です。
生理前や、更年期のイライラなどの症状にも役立ちます。
◎身体に対する働き
先にも述べましたが、この精油の抗ウィルス作用、
抗感染作用、殺菌作用、殺真菌作用は、
すばらしいもので、消毒用アルコールと比較しても、
ティートリーと同じだけの効果を出すには、
かなりの濃度のアルコールとなり、
皮膚刺激が強くなり過ぎますが、
ティートリーなら皮膚への刺激も少なく
効力を発揮してくれると言われています。
またティートリーは免疫系をパワーアップし、
白血球を活性化し身体から毒素と汗を排出させ、
病気にかかっている期間を短くしてくれるとも
言われています。
とても強い殺菌力なので、真菌症にもよく用いられ、
水虫やヘルペスを起こしている部位には、
薄めずに塗るという処方をされる方もおられるようです。
美容
ティートリーは浄化力がきわめて強いので、
ニキビや単純疱疹、おでき、吹き出物の膿を
減少させてくれるので、トラブル肌の強い味方
となってくれるでしょう。
やけどや、フケにも有益です。
おすすめブレンド
◎インフルエンザや風邪の予防に
ブレンドa)
ティートリー 3滴
ユーカリ 2滴
ペパーミント 1滴
*芳香浴として、ブレンドa)をアロマポットに2~3滴入れる。
◎引いてしまった風邪を早く治したいときに
ブレンドb)
ティートリー 2滴
カユプテ 2滴
タイム 2滴
*芳香浴には、ブレンドb)をアロマポットに2~3滴入れる。
*キャリアオイル(オリーブオイルなど)30mlに、ブレンドb)を
入れてマッサージオイルを作り、1~2滴を手にとり、
胸や背中に塗ります。
◎肌のトラブルに(ニキビやカビや真菌による感染症など)
ブレンドc)
ティートリー 2滴
ベルガモット 2滴
ラベンダー 2滴
*クリームにする場合ブレンドc)をリコリスオイル30mlに入れ、
ミツロウ10gを溶かした中に入れ、冷やし固める。
*マッサージオイルにする場合ブレンドc)を
リコリスオイル30mlに入れ、洗顔後にうすく広げるように
塗ります。