こんにちは、すぎぼーです
最近の円高はすごいです。
ドル円で76円半ばくらい。
どんだけ~~
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の世界ですな。
私が小学生の時には、1ドル=360円でしたので1/5に近いものがあります。
最近はアメリカはもとよりヨーロッパ各国とも何か歯車がおかしくなってきていて、結果、
比較的安全とされる円が買われる展開だそうです。
他に選択肢がなくて、とも言える(笑)消去法ですな
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自動車・電機産業はこの円高で非常に苦労されているようですが、逆に最近ニュースになるのが
M&A。要するに企業合併や買収のこと。
1ドル=100円くらいだったら難しいことも、1ドル76円だったら、海外の企業買収もしやすい・・・ということらしいです。
確かに、今夏は海外旅行者の数が多かったです。
これは同じ「円」を海外に持って行っても、円高ですので、現地貨幣により多く両替してもらえる・・→少ないお金(円)でたくさん遊べるということです。
海外企業買収もこれと同じですよね。
少ない円で買収ができる可能性が高いということです。
山本 雅暁さんという経営コンサルタントの方が書いていらっしゃるブログがあるんですが、
その記事の中で
「世界市場と海外の競合他社は、速いスピードで変化しつつあります。
この急速な変化に対応し勝ち残るには、世界の成長市場でナンバーワンのシェアを取り、他社に徹底的な差異化を図る必要があります。
自社で持っていない、技術やノウハウ、或いは経営インフラなどの必要なものを確保する方法は二つがあります。
一つは、他社との連携で必要な部分を確保する方法です。M&Aのように自己資金を使わないケースが多く、経営リスクは低いですが、他社との連合体であるため、仕組みの構築や意思決定に時間がかかる場合があります。
二つ目は、M&Aです。
M&Aは、自己資金を出して他社を買収し自社の傘の下におくもので、一旦傘の下に置けば自社の財産として即時に活用できます。
実行スピードは、連携に比べて格段に速くなるケースが多いです。」
(
以上、山本さんの記事から抜粋)
う~ん、各社とも猛烈な勢いで買収にあたっているわけね。
これだけ他国との争いがグローバル化してくると、いち早く「その地域で、その製品の」主導権を握るのが、勝ち残っていく方策というわけですね。
直近で一番
意外だったM&Aは、家電大手のヤマダ電機がエス・バイ・エルという大手ハウスメーカーを買収したというもの。
今までは、「同業種」同士の買収が多かったんですが、全然違う業種なんですもん。
しかも、どうやら「住宅建築」にかかるメリットを求めて・・・のものだったようで。
ヤマダ電機が手掛ける、太陽光発電や省エネ家電・・etcなんかを組み込んだ住宅をエス・バイ・エルで建築するという構想らしいです。
なるほど、異業種でありながら、メリットは享受できそうですよね
こういう発想を見ると、世界の中の企業って、どんどん小さなものが大きなものに飲まれていって・・・
しまいに、「数社」が世界中の企業を牛耳る・・っていうSF小説も、あながち非現実的とは言えなくなるような・・・
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尤も、M&Aも理想論ばかりではなく、失敗例も幾多とあるそうですので、柳の下にどじょうが2匹いるとは限らないようです(笑)
<参考HP>
◎
日経新聞(M&A最前線)