こんにちは、すぎぼーです
急に真冬に戻ったような寒さ、と、だらだら続く雨・・・・。散りかけた桜も、びっくりして枝にしがみつくのでは(笑)?と思います。
くれぐれも体調管理にはお気をつけくださいね
さて、2日ほど前に、うちの担当税理士さんが用事で来社され、その際に、『今年の年末調整時には各人のマイナンバーを聞いて記入していただかなくてはなりません』と説明を受けました。
おお!マイナンバー!
そう言えばなんか今年に入って、TVコマーシャルとかで、ウサギが踊って?PRしてるのを見たことがある!
◎内閣官房 マイナンバー公式HP

↑ 上記マイナンバー公式HPより転載。
マイナンバーとは・・・・
住民票を有するすべての人にひとりずつ一つの番号を与え、社会保障や税、災害時などに効率的に情報を管理しようとする制度です。
過去(2003年)に住民基本台帳カード(略して住基カード)といいうのが発行されましたが、実はこの際、本当はマイナンバー制も載っけたかったらしいんですが、様々な障壁のため断念された経緯があります。
たぶん、それから十数年。情報管理技術なんかも飛躍的に向上し、いよいよ実用段階にきたということですね。
アメリカで運用されている『社会保障番号Social Security Number, SSN』。私もそれほどよく知らないので、めったなことは書けませんが、これらの良い点、悪い点ももちろん研究はされてきたと類推します。
国民ひとりひとりに番号を振る、という言い方をすると必ず「嫌悪感」をもたれる方がでてきます。
が、番号を振られると考えるのではなく、以前バラバラだった一人一人についての情報を束ねると考えたほうがいいです。
冷静に考えると、この制度は、ひどく合理的で。
すぎぼーんちの次女は、この春社会人となり、一人暮らしをはじめました。
その際の、住民異動とかの手続きの難儀なこと!(一緒に付いて行って手続きしたんですがね)
たぶん、入社した後も、年金・雇用保険・医療保険・・・・等々まだまだいろんな手続きがあると思います。
もし、これが、転職でもして実家に戻ってくる・・・なぁんてことを想像するだけで、その煩雑さにうんざりします

これらに統一した情報源として関連づけられていたら・・・・・どれほどの労力がいらなくなるか!
でも、やっぱり反対派の人は『もし情報が漏洩したら・・・・』『情報を悪用されたら・・・・』と心配しますよね。
当然、制度運用を考えるに当たって、情報漏えいは最重要課題だったことと思います。

↑ 上記マイナンバー公式HPより転載。
・ 一元管理はなされることなく、分散管理がされる。
・ 情報の暗号化やアクセスできる人の制限。
そして、
・ 自分の番号が「どの機関で」「どういったシチュエーションで」使われたかを自分で確認できるようになる。
らしいです
ここら辺は、もう国民としては政府を信用するしかないですよね。

↑ 上記マイナンバー公式HPより転載。
番号通知は、今年の10月から『マイナンバーを通知するカード』が登録住民票の所宛てに配布されるそうです。
(住民票と実際の住所が違っている人は要注意!ですね)
そして、従来の住基カードと同じような形のカードについては、平成28年1月以降に、自分で市町村に申し出て取りに行く必要があるようです。
その際、写真付きのカードを選ぶと、様々な証明書に使えるそうです。
運転免許証をお持ちでない方は、身分証明書としてすごく便利です。あれ?将来的に、運転免許もこのマイナンバーにくっついたりして!?(そこまで、まだ記述はないけど)
住基カードはこれをもって(多分)終了だと思います。以降は、このカードを使うこととなるでしょう。
最後に、法人も然り、です。
法人ひとつひとつに番号が与えられ、納税等にその番号が使われます。
個人と違っているところは、その番号は逆に公開され、企業の名称・所在地と共に番号が種々様々なデータに紐付けられるということです。

↑ https://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/mynumberinfo/pdf/houjinbangou_gaiyou.pdf
いずれにせよ、にわかに忙しくなってきました。
これに対応する市町村も、こっから先めっちゃ忙しくなると思います。
がんばって乗り切ってください
