Under construction

有限会社 あさだ建築のブログ。
日常や住にまつわる様々なできごとの感想を綴っています。

パール富士。

2013-09-20 09:22:23 | すぎぼーのログ:日常

 

 

こんにちは、すぎぼーです

昨日は中秋の名月。
暦の関係上、中秋の名月の日に必ずしも満月になるとは限らないとのこと。
ここ3年は連続して満月だったらしいんですが、今年を逃すと次は8年後になるそうです。
先日の台風がウソのように晴天が続いておりますので、皆様の御近所でも美しい満月が眺められたのではないでしょうか?

先日の台風・・・・・と言えば、ここ伊賀市も道路被害がかなりあり、

・伊賀神戸から上野に向かう『国道422号線』の道路崩れ

・青山町から名張に向かう『国道165号線』の道路崩れ

が大変な被害で、伊賀神戸近辺の道路ではアチコチの交差点?で片側封鎖、警備員の方が立って、迂回を誘導されています。
これって、人件費も含め、相当な出費ですやん!
特に、私は上野に用事があることが多く、おとついも法務局等へ行かなければいけなかったんですが、常に使っている422号線が使えずに、遠回りせざるを得ませんでした
早く復旧して欲しい!!

 

さて、話を元に戻します。
今年世界遺産に認定された富士山。その富士山に満月がかかるのをパール富士と呼ぶそうです。
ちょうど、満月を輝く真珠にたとえたんですね
すぎぼーも実はカメラで写そうとして・・・・・・
失敗しました

 

その失敗の原因は、露出オーバー。
月は太陽光の反射を受けているので意外と明るいんですって。
撮った写真全部が白い球体にしか写らなくて・・・・・
今朝ネットで調べると、

マニュアル設定で、 ISO100  F8  スポット測光  シャッタースピード1/250

 

が月撮影の基本だそうで・・・・
(いや、撮影の前に調べろよ!っていうことなんでしょうけど
う~ん、今晩(満月じゃぁないけど)リベンジだ!倍返しだ!

皆様も、設定が細かく替えれるカメラをお持ちの方は、別に一眼カメラじゃなくても撮れるんですって。
ぜひ、チャレンジしてみてね
すぎぼーは、今夏、カメラを新しくしてから、空の写真ばっか撮ってます。だって、解像力が高くて雲がふわふわと陰影まで写るんで、と~ても癒されるから。。
カメラも今し、いろんなモードがくっついていて、今までのカメラだとパノラマ撮影も結構難しかったりしたんですが、今のカメラはダイヤルをそのモードに合わせて横に動かすだけ!
夏休みに、駒ケ岳へ行って千畳敷カールを見てきたときの写真がコレ!(・・・と、自画自賛して申し訳ございません)

 

自然の美しさの前には、人間なんてちっぽけだと気づかされます。
昨日の満月にも十分癒されたすぎぼーでした

 

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9/20 PM9:15 追記

トリミングして月部分だけ拡大しています。 (OLYMPUS E-510)

どうでしょう?10倍返し・・・とまではいきませんが、倍返しくらいにはなったでしょうか?
やっぱ、撮影には、それに向いた設定があるのね・・・・(しみじみ・・)
設定をかえるだけで、白い球がこ~んなにもキレイに写るんですから。
ちなみに、めんどくさくて三脚は使ってません。手持ち撮影です 

 


建築家・ザハ・ハディド氏。

2013-09-15 21:50:09 | すぎぼーのログ:日常

 

    祝!2020 東京オリンピック 開催決定!! 

 

こんにちは、すぎぼーです

 

この記事を書き始めたのが、オリンピック候補地決定直後だったのですが・・・・

いろいろと業務に取り紛れてまして

で、遅ればせながら(笑)私どもからもお祝い申し上げます。

先週は、オリンピック祝賀ムード一色でしたねなにせ、新聞休刊日だった日曜には、うちん家のポストに『号外』が入ってました。

日本は大阪オリンピック以来、何度目かのチャレンジで夏のオリンピックを勝ち取りました。

 

さて、東京オリンピックは、旧東京オリンピック時とは違って、コンパクトな開催――を目指している模様。
つまり、高度成長のきっかけとなった旧東京オリンピックの時は、道路・建物・線路・・といった大掛かりな開発が(たぶん、いろんな古いお家なんかをぶっ壊して)進んだと思うのですが、今回は、既存のスタジアムなどを利用し、選手村を中心に半径8km圏内の移動で85%もの競技場をカバーできるものとする、だそうです。

 

オリンピック・パラリンピック招致委員会のHPから転載させていただきました。

 

ただし、震災復興という意味もあってサッカーは東北でも行うそうですが。
移動が少ないのは、観客・選手共に楽ですよね。いずれにせよ、諸外国とは違って、(いい意味で)面積の小さな国なので、ぎゅっと詰まっているということです。

 

既存の施設を使うといっても、国立競技場は前回の東京オリンピック(1964年)に建てられたということで、今回はデザインを公募し、建て替えという選択肢になりました。 
かの安藤忠雄氏が審査委員長を務め、応募作品46作品の中から選ばれたデザインが・・・・コレ。 

 

新国立競技場のHPから転載させていただきました。

 

 

この未来的なデザインをしたのが、ザハ・ハディド氏。
氏ってつけると男性的に聞こえますが、イラク出身の女性建築家です。 

 

このハディド氏について調べると、必ずと言っていいほどつけられた冠詞?は『アンビルトの女王』でした。

アンビルト?

なんのこっちゃ?って思いましたが、よく考えるとアン+ビルト=建てられなかったってことか!と気づきました。
アンビルト=実現しなかった建築のこと

 

つまり、あまりにすごすぎて建築技術が追い付かず、建てることができなかった建物が多い・・・・ということみたいです。
う~ん、上図を見ている限りわかるカモ 

 

 

ザハ・ハディド氏は2004年に建築界のノーベル賞と言われるプリッカー賞を受賞されています。
(安藤忠雄氏も受賞されています) 
氏の建物を眺めると、どれも現実離れ?しているというか、建物を訪れる人や使っている人がぎょっとする(あるいはワクワクする)ような建築物ばかりです。
そう、SF小説の未来像というべきか・・・・
新国立競技場もそう見えますよね。
私の感覚で行くと『こんなん建てることができんの?」って感じです。ただし、実際建てることができたら、さぞかし壮観でしょうね。
きっと東京の新名所になるに違いありません。ただ、建築技術は追い付いたものの、建築にかかる費用は相当なものだそうで・・・・
ですから、少し氏の設計図からは簡略化?が図られるそうです。(現実的な建築費にするために) 

 

 

でもすごいな~。氏のHPのどれを見ても、(大変失礼な言い方かもしれませんが)女性建築家が設計したっていうのが全然想像できない!
かの有名なスーパーモデル、ナオミ・キャンベルの自宅も「「Capital Hill Residennce」」として紹介されていますが、まるで宇宙戦艦ヤ~マ~ト~の世界ですな。
(興味のある方は、http://www.zaha-hadid.com/architecture/capital-hill-residence/を見てね)

 

とにかく、こんな競技場ができるんでしたら、東京オリンピックも見に行けたら行きたいな!って思ってしまいますよ。

 

 

 

 

 

 


竹小舞、凜と。

2013-09-04 13:18:19 | お客様宅建築過程

ああ、なんと美しい竹小舞なんでしょ(自画自賛ですが)。

何度見ても、日本家屋の構造ってうまいことなっていると思います。

 

伊賀市M邸のリフォーム写真です。

 

竹小舞――とは、うちのブログの中ではチョコチョコ出てくるのですが、土壁を塗る下地で、細い竹を格子状に編んで作ります。
今では、土壁を塗るお宅も少なくなってはいるのですが(クロス仕上げがほとんど)、古民家のリフォームには、それに見合った技術が必要です。
M邸も、日を追うごとに内部が美しくなっているのがわかります。(左バナーのフォトチャンネル参照)

こういった日本古来の工事方法ってちゃんと受け継がれていくのかしらん?
社長のお母様が、伊勢神宮の『お白石持ち行事』に参加されてきたのですが、今年10月にお披露目される新しいお社は、それはそれはりっぱで清清しく美しく造営されていたとのこと。
かやぶきの屋根に桧の白木。桧のいい香りがあたりに漂っているらしいです。
社殿の様式と配置

式年遷宮も、なんで20年に一度、社殿を新しくするのかという一説に、『技術の伝承』というのがあるそうです。
ちゃんと、後世にこういった伝統の建築方法を伝えていくのも、大切なことなんでしょうね。

 

小舞は弊社上野丸之内の まなび舎monの内部で見れるようになっていますので、興味のある方は、ぜひ見学に来てくださいね~