こんにちは、すぎぼーです
今日はお天気がスッキリ!新緑も芽吹いてきました。
しかし、気候は不順ですよね。皆様、体調管理にはお気をつけください。
さて、本日、ヤフーで目に付いたんですが、組子芸術家の塩澤正信さんの展覧会が東京ミキモト本店にて開催の記事。
組子ってご存知ですか~?
木製建具で、引き戸や欄間などに使われている技術で、釘を使わずに木を組み込んで作っていく装飾品です。
スギボーは欄間の写真を撮るのが趣味なので、時々見かけますよ
百聞は一見にしかずっていうので、RBBTODAY様から画像はお借りしました。
http://www.rbbtoday.com/
株式会社タニハタ様のHPがすっごくわかりやすかったので、ごらんになってもよいかも。
http://www.tanihata.co.jp/takumi/kumiko/index.htm
いずれにせよ、細かい作業ですよね~。根気が要ります。
塩澤正信さんは1973年生まれの今年40歳。
建具職人のお父様の影響で、組子職人を志したそうです。
が、いかんせん厳しい職人の世界。さまざまな苦労を乗り越え、な、なんと!史上最年少(当時27歳)で平成13年、全国建具展示会において内閣総理大臣賞を受賞。
で、上記のようなりっぱな建具を作られるまでになったそうです。
これは魅せられますよね~
弊社で入ってもらっている建具屋さんも、下駄箱とか引き戸とかにとってもキレイな装飾をいれられることもあって、まさに、こういうものを眺めることができるのは建築関係の者にとっては至福の喜びです。
組子には大昔から伝わる組子文様があって、それらを組み合わせれば何百種類ものパターンが生まれるそうです。
塩澤さんのホームページを見せていただくと、従来の建具にとどまらずに、灯りや額装など、芸術性の高い作品を作っていらっしゃるそうです。
うっ・・お値段もしそうですが・・
あーー、でも癒されるわ~。
東京の方は上記ミキモトホールにて5月10日から6月2日まで作品展があるのですが、それ以外でもちょこちょこ各地で展覧会は開催されているようですよ。
直近は大阪心斎橋大丸南館8階美術画廊にて4月24日(水)→30日(火)展示販売があるそうです。期間中は買わなくても(笑)たぶん無料で鑑賞することができると思いますので、興味のある方はどうぞ。
◎塩澤工芸さまのホームページはコチラ