令和元年、5・2
[よく泣き、よく笑い、素直に生きて、感動人生]
令和となりました。昭和は遠くなりけり。
先日テレビで、在宅医の日常を密着取材していました。最近は家で終活という患者さんが増え、それを受け入れる、かかりつけ医も増えてきました。
その医師も、若くはありません。でも、その元気は患者さんから、もらっているものでした。患者さんが上司で、私は部下といわれ、看取っていく決意がつたわりました。明るく朗らかに、笑顔で快活。患者さんと家族を、しっかりみているのです。
患者さんに問いかけます。『あなたは、どうして家をえらんだの?』すると、『庭の花が見たかった。病院では見れないから』と答えました。でも本音は、奥様や家族と偕に過ごすことでしょう。しかしその言葉はでませんでした。
医師は『どう治すか?』『どのように、看取るか?』笑顔のすべてを注いでいました。若さと元気のもとは人間関係にあり、笑顔のもとも人間関係にあります。『人生を面白くする』のは、『夫婦、親子、友人、などの、人間関係』です。
私は、孫の成長を観て、腹一杯の笑顔をもらいます。それをそのまま、大人の関係にまで伸ばすと、『涙がでるほど、笑い』『笑いの上に、また笑う』『毎日が感動の連続』です。
そして人生の目的は《感動するため、感性を豊かに保つため、人とつながりを切れず離れないため》です。
家族のために、進化と変化を恐れず、感動人生です。