2019・7・8、人に生かされる
[人のなかりせば]
この言葉は、考えも及ばないことばです。『もし、無人島に漂着したとしたら、まず何をしますか?』という、質問はよくありますね。
この世の中で、『自分ひとり』『人がいない』なんて、考えたこともないでしょう。でも実際には、家族、仕事先、学生、趣味の仲間、ボランティア仲間たち、地域のひと、数えあげれば、キリがないくらい人びとに囲まれています。そして、毎日生きて生かされているのです。
しかし、心の内を覗くと、夫婦がうまくいかない。友人と対立した。恋人と別れた。親子が意見の対立。職場の上下関係がひしめいている現実があります。
『私はひとり』『誰も私の気持ちはわかってくれない』と、『孤独を深め』『笑顔を失い』『すべてがうまく回らなくなる人』が、あまりにも多い世間です。その人から見れば、『人が見えていない』のです。
その生き方は、自由気ままで、好き勝手な生き方の結果かも。しかし、人間として生まれた以上、『人と共に生き、人を思い、人に思われ、愛の生活』にいそしまなければ、生きられないようになっています。だからこそ、『人と人の間に神を置き、我ひとりにあらず』『神の結びにより、ここに善隣の道により、人となる必然性』が生まれてきます。!
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