チャンドラX線天文台を使っている新しい調査は、太陽系外の星からのコロナ質量放出を初めて検出し、これらの強力な現象に対する新しい洞察を提供した。この太陽系外のコロナ質量放出は、地球から約450光年にある HR 9024 と呼ばれる星から発しているのが見られた。これは、研究者達が、我々の太陽以外の星からのコロナ質量放出を完全に確認し、特性を評価した最初を表している。この出来事は、帯電した粒子を含む熱いガス、プラズマの巨大なバブルの放射に続く、X線の強烈なフラッシュによってマークされた。
<出典>: 「太陽系とその彼方(Solar System and Beyond)」
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>: イメージは想像図です。太陽系外システムに関しては、これまで、星(恒星)を周回する系外惑星について多く調査されてきましたが、星そのものについてはあまり調べられてきませんでした。この調査結果は、ある系外システムでは、太陽系のように、粒子の風(太陽風)が吹いていることを示しています。