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6月29日: ライコケ、灰を吐く/お知らせ

2019年06月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2019年6月21日、予想外で強力な爆発がクリル(千島)列島の ライコケ(雷公計島:千島列島の中部にある島) 火山で始まった。6月22日にとられたこのイメージでは、密度の濃い雲の上高く、北太平洋を東に漂う褐色の灰の煙を示している。火山灰警報センター(VAAC)東京によれば、厚い灰の噴煙は海抜約13キロメートルまで上がった。気象当局は、このエリアを飛ぶ航空機に、爆発に続く火山灰に注意するように警告した。今大部分の噴煙がベーリング海上を漂っている。ライコケは居住する島にある円形の成層火山であり、その最後の爆発は1924年であった。

<出典>: 「Space in Images(ESA)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 6月24日の記事です。

<お知らせ>: NASAは、太陽系の次の目的地として、ユニークな豊かな有機の世界、土星の衛星タイタンを発表しました。タイタンは土星探査宇宙船カッシーニが特に深く調査した土星最大の衛星で、メタンの雲、雨、川、湖を持つ、太陽系で地球と比較し得る光景を持つ唯一の天体です。メタンは生命の素材になり得るのだろうか? ドローンタイプのドラゴンフライ(トンボ)ミッションは、この土星の冷たい月の周辺サイトのサンプルをとり、調べるために複数回の飛行を行うだろう。ドラゴンフライは2026年に打上げられ2034年に到着する計画です。アニメーションビデオは こちら から。

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