この銀河の嵐の源は、銀河の中心に埋められた、公式には SDSS 1430+1339 として知られる超巨大ブラックホールである。銀河の中央領域の物質がブラックホールの方向へ引かれるとき、強い重力と磁場によってブラックホールの近くでエネルギーを与えられる。この落ち込む素材は、ホスト銀河の全ての星達より多くの放射線をつくり出す。この種の活発に発達するブラックホールはクエーサとして知られている。地球から約11億光年にあるこのティーカップのホスト銀河は、当初、スローン・デジタル・スカイサーベイ(Sloan Digital Sky Survey, SDSS)からのデータを使った銀河動物園プロジェクトの一部として、2007年に、市民科学者達によって、可視光線イメージで発見された。
<出典>: 「チャンドラX線天文台(Chandra X-Ray Observatory)」
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<お知らせ>:6月25日火曜日に「はやぶさ2」の2回目の着陸を決行するか否かの判断が示される記者説明会があります。「小惑星りゅうぐう」の太陽への接近から「はやぶさ2」の着陸の試みは7月までとされていますので、今回の判断はミッションの最も重要な決断となります。中継を見るにはホームページの 「国内機関による中継とビデオ」 から。