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6月25日: ハッブルからのステファンクィンテット/お知らせ1・2

2019年06月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

約3億光年離れたステファン・クィンテットの五つのうちの四つが、度重なる接近した出会いに閉じ込められている。その奇妙な銀河が、このハッブル宇宙望遠鏡の最近再加工されたイメージに容易に見ることができる。左から右に相互作用している銀河 NGC 7319、7318B、7318A、7317 が黄色く見える。それらは、また、破壊的な重力の流れの影響を受けて大きくなった歪められたループと尾を持っている。ほとんど青い銀河、左下の大きな NGC 7320 は約 4000 万光年の手前にあり、相互作用し合っているグループの一部ではない。データとモデルは、 NGC 7318B が比較的新しい侵入者であることを示している。ステファン・クィンテットを囲む古く赤い星達に最近発見されたハローは、これらの銀河達のいくつかが少なくとも10億年の間にもつれ始めたことを示している。ステファン・クィンテットは、ペガサス座の方向に、中規模の大きさの望遠鏡で見ることができる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

 

<お知らせ>: 
1、ゲイルクレータを探査中の火星探査ローバーキュリオシティが、火星の地表に大量のメタンを検出しました。メタンは生物由来のものもあるので今後の精密な調査が必要です。詳細はホームページの 「マーズローバーキュリオシティ(6月25日)」 から。

2、今日6月25日火曜日に3件の中継放送が予定されています。
① 国際宇宙ステーションの遠征59の3名が帰還します。作業は25日火曜日早朝に始まり、カザフスタンへの着陸は正午前の予定です。中継の詳細はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
② 同日正午過ぎ、スペースXの重量ロケット、ファルコンヘビーの打上が予定されています。今回は複数の小型衛星を軌道に運びます。中継の詳細はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
③ 同日午後3時から「はやぶさ2」の2回目の着陸を決行するか否かの判断が示される記者説明会があります。「小惑星りゅうぐう」の太陽への接近から「はやぶさ2」の着陸の試みは7月までとされていますので、今回の判断はミッションの最も重要な決断となります。中継を見るにはホームページの 国内機関による中継とビデオ から。

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