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6月4日: NASA、アルテミス計画の最初の商用月着陸サービスを選ぶ

2019年06月04日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAは、アルテミス(Artemis)計画の一部として、科学と技術物資を届ける商用月配送サービス(CLPS)提供者を選択した。各商用着陸船は、2024年までにNASAの宇宙飛行士達を月に着陸させる道を開き、NASAが提供する物資を月面に運ぶだろう。NASAのアルテミス計画は二つのフェーズの月の探査を予定している。最初に2024年までに宇宙飛行士達を月に着陸させ、その後、2028年までに月の表面またはその周辺の継続的な人間の存在を確立させる。最初に、2020年9月までに、月のクレータの一つの溶岩の平原雨の海(Mare Imbrium)に四つほどの資材を運ぶ Orbit Beyond of Edison の提案に対して 9700 万ドル(100億円超)が与えられる。続いて、2021年7月までに月の近い側のクレータ、ラカス・モルティスに14ほどの物資を運ぶ Astrobotic に 7950 万ドルと、同時期を目標とする嵐の大洋に五つの資材を運ぶ Intuitive Machines に 7700 万ドルが与えられる。 --- 以上記事の要点のみを抽出。

<出典>: 「月から火星(Moon to Mars)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 月に宇宙飛行士達を送るNASAの計画は、国際協力を含め既に始まっており、昨年民間企業による物資配送サービスの提案が募集されました。今回は来年半ばに始まる第一候補の3社が選ばれました。右図は選ばれた提案の一例。

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