今日(6月17日)は砂漠化と干ばつと戦う世界日(WDCD)の25回目の記念日である。一つの野心的なプロジェクトが、アフリカ大陸全体に木のベルトを設けることによる生活の改善を狙っている。完成すれば、この壁は、西のセネガルから東のジブチまでの20カ国に届く、地球最大の生物構造になるだろう。この計画は、2030年までに、1億ヘクタールの劣化した陸地を復元し、2億 5000 万トンの炭素を抑え、 1000 万の緑の仕事を創出する。コペルニクス・センチネル2号ミッションによって捕えられたこのイメージは、植物が生育する陸地と対比する西アフリカの乾燥した砂漠の端を示している。このイメージは、セネガル、ガンビア、ギニア-ビサウの三つのアフリカ諸国の地域を示している。2007年に緑の壁が始まって以来、サヘルの陸地を元に戻し、セネガル単独でも約 1200 万本が植樹され、陸地の 25,000 ヘクタールが回復した。国連によると、毎年砂漠化と干ばつのために 1200 万ヘクタールの陸地が失われ、750億トンの肥沃な土が退廃によって失われている。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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