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6月10日: NASAの火星ヘリコプターテスト、最終フェーズに入る/お知らせ

2019年06月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの火星ヘリコプタープロジェクトはいくつかの鍵となるテストを通過した。2021年、小型かつ自律的なヘリコプターが、歴史上初めて、他の惑星で、空気より重いものの生存能力を試すだろう。最近、フライトモデルがいくつかの重要なテストを通過した。このヘリコプターは、打上と旅の間、マーズ2020ローバーの腹に 1.8 キログラムの宇宙船として抱えられ、着陸の後火星の地表に展開されるだろう。その目的は、地球の密度の1%しかない薄い火星の大気での飛行が可能か、また、地球から遠い惑星間の距離で制御できるかを確認することである。このヘリコプターは、また、赤い惑星を記録する可能性を実証する、高精細カラーイメージを提供するカメラを運ぶ。このマーズヘリコプターは、ケープカナベラル空軍基地の宇宙打上複合施設41から、2020年7月に、マーズ2020ローバーと共にアトラスⅤロケットで打上げられ、2021年2月18日に、火星のジェゼロ(Jezero)クレータに着陸するだろう。

<出典>: 「2020火星探査ローバー(Mars 2020 Rover)」

<大判>: イメージをクリック。

<お知らせ>:  明日6月11日午後3時から、「はやぶさ2」の、「5月28日~30日の低高度降下観測と科学成果に関する記者説明会」が予定されています。視聴はホームページの「国内機関による中継とビデオ」 から。

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