◇ 表示方法の変更を試しています。 ◇
スマホの方は以下のリンクからもお試しください。リンク先では広告なしでお読みいただけます。
最終更新日10月 7日 宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
最終更新日10月13日 今日の宇宙 ------下の記事と同じです
最終更新日10月10日 火星探査情報 -----多数の探査情報から
最終更新日10月 1日 地球観測 -------温暖化対策中心に
最終更新日10月 7日 ハッブル宇宙望遠鏡 --最新の発表から
最終更新日10月 9日 ジェムスウェブ宇宙望遠鏡 -最新の発表から
最終更新日 7月18日 アルテミス2 ------有人月周回への準備
< 待 機 中 > 宇宙ステーションは今 --日本人飛行士滞在期間
このページに戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
<今日のテーマ>: SOHO、明るい彗星を夜空に初公開
NASAとヨーロッパ宇宙機関の太陽圏天文台(SOHO)は、探査機の約29年間のキャリアの中で2番目に明るい彗星の画像を撮った。
この明るい彗星は C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS であり、9月下旬から10月上旬にかけて、夜明け前の空に長いダストの尾を見せ、最近の空の観察者から大きな注目を集めている。2007年に観測されたマックノート(McNaught)彗星は、SOHOが観測した中での最も明るい彗星として記録を保持している。
10月7日から11日にかけて、この彗星は、SOHOの LASCO(Large Angle and Spectrometric Coronagraph Experiment)機器の視界を通り抜けた。これは、円盤を使用して太陽の明るい光を遮断し、太陽の近くの細部や物体を簡単に見ることができる。このイメージは、10月10日にSOHOが撮影したもので、彗星とその明るい尾が左上から右に流れている様子が写っている。水星が左側に明るい点として表れている。
SOHOの視野を横切った後、彗星は10月12日(土)の日没直後から、世界中の空の観察者向けの夜のショーを開始する。この彗星は、10月中に、太陽から遠ざかるにつれて、西の空で徐々に高く昇る。しかし、それにつれてますます暗くなる。鋭い目を持つ観察者は、数日間は肉眼で見つけることができるかもしれないが、その後、空が暗くなるにつれて双眼鏡または望遠鏡が必要になる可能性がある。
この彗星を自分で見つけることができなくても、SOHOが他の彗星を探すのを手伝うことができる。科学者達や一般の人々がSOHOの画像で 5,000 個以上の彗星を発見しているが、 サングレイザー・オブジェクト(Sungrazer Project) を訪れると、さらに多くの彗星を見つけることができる。
<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。
<出典>: Vanessa Thomas(著者名です)