天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

10月14日(月):エウロパクリッパー、打上再設定

2024年10月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

◇ 表示方法の変更を試しています。 ◇

スマホの方は以下のリンクからもお試しください。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日10月 7日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日10月14日  今日の宇宙 ------下の記事と同じです
 最終更新日10月10日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日10月 1日  地球観測 -------温暖化対策中心に
 最終更新日10月 7日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日10月 9日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 7月18日  アルテミス2 ------有人月周回への準備
 < 待 機 中 >     宇宙ステーションは今 --日本人飛行士滞在期間
このページに戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<お知らせ:追記>: 10月14日 (月): NASAと SpaceX は、ハリケーンミルトンのために延期したエウロパ・クリッパー(Europa Clipper)の打上げを、日本時間15日午前0時(打上時刻は午前1時6分)に再設定しました。視聴は NASAプラス(YueTube) から。写真は SpaceX のファルコン・ヘビーに搭載されて打上を待つエウロパ・クリッパー。
なお、本サイトでは打上半日前以降のフォローは致しかねますのでご了承ください。

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<今日のテーマ>: 氷の月に生命は存在できるだろうか? 
                        エウロパクリッパー、その解明を目指す

間もなく宇宙船が打上げられるこのミッションは、エウロパの氷の地殻の下の海に生命に適した成分があるかどうかという疑問に答えようとしている。

木星の衛星エウロパは、その氷の殻の下の海の奥深くにあり、温暖かつ栄養豊富で、科学者達が「居住可能」と呼ぶ何らかの生命にとって理想的な環境かも知れない。NASAのエウロパクリッパー・ミッションは、それを見つけることを目的としている。

NASAは今、ケネディ宇宙センターの発射施設39Aから、スペースXのファルコンヘビー(Falcon Heavy)ロケットで、10月14日(月)以前に打上げることを目標としている。

エウロパ・クリッパーの細長いループ軌道は、木星の周りを回る宇宙船の強い放射線への露出を最小限に抑え、エウロパへの接近通過のために潜ることができる。ミッションの49回のフライバイのそれぞれに手ごわい一連の機器を使用することで、科学者達は月の氷の殻の厚さを「見て」、その下の広大な海についてより深く理解することができる。彼らは、下から浮かび上がってきた可能性のある表面の物質を調査し、生命の構成要素を形成する有機化合物の指紋を探し、月から放出されたガスをサンプリングして居住可能性の証拠を探す。

ミッションサイエンティスト達は、月が凍った殻の下に生命を維持できる水の世界を示す兆候を探して、結果を分析する。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Jet Propulsion Laboratory

コメント