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最終更新日10月24日 宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
最終更新日10月24日 今日の宇宙 ------下の記事と同じです
最終更新日10月18日 火星探査情報 -----多数の探査情報から
最終更新日10月15日 地球観測 -------温暖化対策中心に
最終更新日10月22日 ハッブル宇宙望遠鏡 --最新の発表から
最終更新日10月 9日 ジェムスウェブ宇宙望遠鏡 -最新の発表から
最終更新日 7月18日 アルテミス2 ------有人月周回への準備
< 待 機 中 > 宇宙ステーションは今 --日本人飛行士滞在期間
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<お知らせ>: 米田あゆ・諏訪理の2名が新しいJAXAの宇宙飛行士として認定されました。記者会見模様は上記「宇宙科学の話題」から。
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<今日のテーマ>: ヨーロッパ宇宙機関:アポフィスミッションに向かって動く
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は、小惑星アポフィス(Apophis)に対する機関が提案するラムセス・ミッション(Ramses mission)の準備作業のために、イタリアの会社 OHB Italia SpA と 6,300 万ユーロ相当の契約を結んだ。
2029年4月13日、375メートルの小惑星アポフィスが、地球から月までの距離の10分の一未満の、地球の表面から 32,000 キロメートル内を通過する。この極めて稀な自然現象は、全世界の注目を集め、科学および惑星防衛研究にユニークな機会を提供するだろう。
フライバイ中、強い潮汐力が小惑星に負担をかけ、表面の下の新しい物質を明らかにする可能性がある。アポフィス宇宙船は、これらの変化を観測し、科学者達に、小惑星の組成と構造、および小惑星が外部の力にどのように反応するかについて多くのことを教えることができる。危険な小惑星を地球との衝突のコースから叩き落とすことができると願うなら、これらの特性を理解する必要がある。
ラムセス・ミッション・パッチ
ヨーロッパ宇宙機関は、2025年の次回閣僚理事会で、宇宙安全プログラムの次の惑星防衛ミッションとして、このようなミッションの承認と資金提供を提案する予定である。この探査機は、2024年10月7日に打ち上げられた、機関の最初の小惑星ミッションであるヘラ(Hera)の適応に基づいている。
しかし、地球安全のための急がれるアポフィス・ミッション(Ramses:Rapid Apophis Mission for Space Safety)は、地球を通過する際の研究に間に合うようにアポフィスに到着するために、2028年初頭に打上げる必要がある。そのため、2024年7月、機関の加盟国は、ミッションの統合/早期実施フェーズの準備作業を開始するために、既存の機関の資金を使用することを承認した。
この作業によって2025年にラムセス・ミッションが全面的な支援を受ける場合、この非常に厳しいタイムライン内に実現可能になることを保証する。
--- 以下略。
<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。
<出典>: Planetary Defence (ESA)