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<今日のテーマ>: エウロパ・クリッパー、木星の海の月に向けて打上
NASAのエウロパ・クリッパー(Europa Clipper)は、木星への長い航海に乗り出し、生命を維持する可能性のある巨大な地下の海を持つ衛星エウロパを調査する。宇宙船は、NASAのケネディ宇宙センターの発射台39Aから、スペースXのファルコン・ヘビーロケットで、米国東部夏時間月曜日午後12時6分(日本時間火曜日午前1時6分)に打上げられた。
NASAが他の惑星に向かうミッションのために建造した最大の宇宙船であるエウロパ・クリッパーは、海洋の世界の調査に特化したNASA初めてのミッションでもある。この宇宙船は、最初は4か月で火星に達し、その後2026年に再び重力支援フライバイのために地球に戻り、重力支援を活用する軌道で約29億キロメートルを移動する。2030年4月に木星を周回し始めた後、エウロパを49回通過する。
ミッションの主な目標は、エウロパが生命を維持できる条件を持っているかどうかを判断することである。エウロパは、我々の月とほぼ同じ大きさであるが、その内部は異なる。1990年代のNASAのガリレオミッションからの情報は、エウロパの氷の下には、地球のすべての海を合わせたよりも多くの水を含む巨大な塩の海が横たわっているという強力な証拠を示した。科学者達は、また、エウロパがその表面の下に有機化合物とエネルギー源を保持している可能性があるという証拠をも発見した。
このミッションが、エウロパが居住可能性があると判断した場合、我々の太陽系内およびそれを超えて、想像以上に居住可能な世界が存在することを意味するかも知れない。
<図の解説>: NASAのエウロパ・クリッパー宇宙船を搭載したスペースXのファルコンヘビーロケットが、東部夏時間2024年10月14日月曜日午後12時6分に、NASAのケネディ宇宙センタの発射施設39Aから打ち上げられる。
<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。
<出典>: Jessica Taveau(著者名です)