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10月15日(火):お知らせ/古代の彗星現れる

2024年10月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<お知らせ>: NASAと SpaceX は、ハリケーンミルトンのために延期したエウロパ・クリッパー(Europa Clipper)の打上げを、日本時間15日午前0時(打上時刻は午前1時6分)に再設定しました。視聴は NASAプラス(YueTube) から。写真は SpaceX のファルコン・ヘビーに搭載されて打上を待つエウロパ・クリッパー。
なお、本サイトでは打上半日前以降のフォローは致しかねますのでご了承ください。

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<今日のテーマ>: 古代の彗星現れる

NASAの宇宙飛行士マシュー・ドミニクは、2024年9月28日の日の出直前に、ニュージーランドの南太平洋南東上空272マイルを周回する国際宇宙ステーションから、彗星 C/2023 A3(Tsuchinshan-ATLAS)のタイムラプス写真を撮影した。当時、この彗星は地球から約 4400 万マイルにあった。

この彗星は非常に古い彗星であるが、2023年に発見されたばかりで、人類史上初めて、その楕円の軌道で、太陽系内惑星システムの、その高度に接近した。2024年10月中旬から、この彗星 C/2023 A3 は、日没後、西の低い空に見えるようになる。彗星の尾が日光によく照らされていれば、肉眼で見える可能性もある。10月14日から24日は、双眼鏡や小さな望遠鏡を使用して観察するのに最適な時期である。

この彗星はオールトの雲から来ており、科学者達は、オールトの雲を、太陽系を囲む巨大な球形の殻であると考えている。それは、山ほどの大きさ、時にはそれ以上の、宇宙の氷のかけらでできた、大きな厚い泡の壁のようなものである。冥王星とカイパーベルトの最も遠い端をはるかに超えたオールトの雲には、数十億、さらには数兆の天体が含まれている可能性がある。

<ひとこと>: イメージは一部を切り出しています。大判はイメージをクリック(タップ)。

<出典>: Monika Luabeya (著者名です)

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