
赤尾です。
今日は深瀬さんの水彩画のご紹介です。
何となく秋を思わせるような、実りのあるモチーフですね。
じっくり時間をかけて描いたので、里芋以外は既に食べられる状態では無くなってしまいましたが、実物の野菜たちよりもはるかに綺麗で思わず食べたくなるような絵に仕上がりました。
深瀬さんはこれまでに何枚か水彩画を制作されていますが、今回の絵はモチーフひとつひとつの実感が一番伝わってくる絵になったと思います。
ご本人はさつま芋が一番お気に入りのようですが、ゆずも素晴らしいと思います。
透明水彩の黄色はすぐに濁ってしまうことが多くて扱いづらいのですが、この柑橘類の色は絶妙で今にも爽やかな香りがしてきそうですよね。
モチーフひとつひとつの描写力がめきめき上がっていらっしゃるので、次回モチーフの配置を意識されるとぐんと絵が良くなると思います。期待しております!