
左:瑞姫(高3) 右:紗彗(高3)
どうも幸介です。本日ご紹介するのは学生クラスより、この春より美術系の大学に進学する高校生の「彫塑」です!
僕はことあるごとに学生達にはこの「水粘土で手をつくる」ことを勧めています。デッサンでもモチーフとして選ばれる事の多い手ですが、粘土で彫塑を行う場合にもモチーフとして非常に適しているように思います。表面的なことだけではなく、360度どの方向から見ても隙のないように気を配らなければなりません。さらに手は色々な側面を持っていて、肌のやわらかさ、骨の硬さ、爪の質感、それぞれの指の機能や角度…などなどを意識して作らなければなりません。要は、人物画を描くときに気をつけなければいけないことが、「立体」を作る事によってより具体的に学べるんです。
というわけで学べることもすごーく多い手の彫塑でsyが、多少水を使ったり汚れたりする作業なので、今はまだお勧めできません。が、春になったら是非皆様も挑戦してみていただきたいです!
田中幸介