
佐藤 鉛筆デッサン
酒井です。
今日は、チケット制佐藤さんの牛骨デッサンをご紹介します。牛骨は、アトリエにあるモチーフの中でもかなり大きなモチーフ。なんといっても存在感があるので、画用紙にバランス良く収めるのも一苦労です。見るからに複雑な形をしているので、ちょっと気になるけど断念・・・なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?。「この骨の上に筋肉と皮がついたら、違和感なく牛の頭部に見えるかどうか」を意識するのが大切です。佐藤さんも最初は苦労されていましたが、ごつごつとした輪郭を自由な線でしっかり捉えています。
質感の表現にも、最後までこだわりました!骨のなめらかな手触りを描くのにも、指で擦ったり上から固い鉛筆をかけてみたりと部分によって描き分けをしてあります。グレーの幅が広く、しっとりと紙に馴染んだ鉛筆の色がとても美しいデッサンですね。安定感のある仕上がりは流石です!
描きごたえ十分な牛骨モチーフ、皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?