モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

最終報告

2014-10-15 14:04:00 | 展覧会
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オバラです。もう飽きたと言われそうですが、今日まで展覧会ネタにお付き合い下さいね。
左の写真は、最終日搬出10分前の月曜小学生クラス授業風景です。
6年生に自分の油絵のプレゼンテーションをしてもらいましたが、そのあまりに素晴らしさに、大人のお客様からも感嘆のため息がもれる程でしたので、その内容をお伝えします。
「この風景画の元になった写真はインターネットの画像なので、日本か外国かも分かりませんが、何千枚もある写真の中からこれを選んだのは、燃えるような夕日がとても印象的だったからです。
夕日の赤を綺麗に見せる為に注意したことは、暗いほうの空の色味です。単純にならないようにと先生から夜の空の中にたくさんの色を作ることを教わり、ようやくこの色にたどり着きました。
またトワイライトという、電気を点けるか点けないか迷うような時間帯は、一日の内で一番色が見えにくいと言われていますので、手前にある木の緑も、黒に近く表現しました。でもそれだと遠近感が出ないので、絵の具をたくさん盛ってマチエールを付けました。
私の感動がこの絵から、たくさんの人に伝わると嬉しいです。」

ぐう…完璧すぎて言葉が出ない…
クラスメート24人+大人20名以上の中で、原稿もなく上記の発表ができるリンちゃんに敬服。
よく私は大人になって役立つようになった生徒に「育てといて良かった!」と言いますが、7年アトリエに通っているリンちゃんは確実に私が育てたんじゃないと自信を持って言えます!(いやココは自信持って否定しちゃダメか。)
ラストが気持ちよく〆られました。

右の写真は、今、同じ場所で、水曜クラスの松岡さんが水墨画展をやっていますので、その宣伝です!
年配の方ばかりの作品ですので落ち着きがあって、同じ場所でやっているとは思えません。
日曜日までですので、ぜひお立ち寄り下さい♪

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意外に多い、「先生達の写真もアップして!」要望。
左は、搬入前に撮った集合写真。右は搬出後に生徒のお父さんの焼き鳥販売車を呼び、200本もの焼き鳥をアトリエで焼いてもらっての大宴会の様子。目も眩むようなたくさんの貢物(南澤ブログより抜粋)は、ここで食べさせて頂きました!ワイン15本もほぼ空けてしまいました!皆様ありがとうございました!

今更ですが、ついでにご紹介します。
左後ろから
大人・学生クラス担当-京谷美穂(多摩美・油)
 物腰低く、誰に対しても非常に丁寧ながら、人の話を全部聞き終わる前に独自の解釈が脳内で膨らむせっかちさん。フランス在住24年(作家活動+フランス人に絵を教えていた)のせいか?フランス語が止め処もなく聞こえるように、話しも少々止め処も無い。
小学生・学生クラス担当-南澤孝見(芸大・金工)
 自らを「デタラメな人間」と言う宇宙人。デザインスタジオを経営し、常に多種類の仕事を複数抱え面白い事を企画しているが、たぶん私や田中先生同様、電池が切れたようにパッタリ死んじゃうタイプ。(岩田先生と芸大時代の友達で、「岩ッちょ」と呼ぶ)
大人・学生クラス担当-岩田俊彦(芸大・工芸)
 「心を込めて丁寧に謝れば何だって許される」と豪語する(悟ってる?)、世界中から漆作品の展覧会を依頼される作家。性格は適当だが、毎日少しずつしか作業が進まない漆の素材を選ぶだけあり、丁寧な仕事をする。(南澤先生の事は「ミナ」と呼ぶ)
下の段左から
大人・学生クラス担当-安本依里花(多摩美・総合D 1学年在学中)
 小学生の頃からミオスに通うOG。中学生頃から田中先生の作品のモデルとなっている内、影響されて悪の道(美術系)に進み、髪の色もコロコロ変わるのではないかと、田中先生に秘かに責任を感じさせている存在。(現在アシスタント)
幼児・小学生・大人クラス担当-庄司真梨子(女子美・油)
 高校生の頃からミオスに通うOG。最近喘息が酷く、夏でもマスクが手放せずヘロヘロしながら「でも私の自慢は、相手に体調不良を全く悟られないパワーが一瞬(アトリエにいる間)だけ出せる事です!」って、夏にマスクしてたら誰でもおかしいと思うわ!
小学生クラス担当-上村麻実(女子美・油 3学年在学中)
 中学生からミオスに通うOG、じゃなくて、美大に通う現在もミオス生徒でありながら、小学生クラスも手伝っている。私と田中先生に「これでもかっ!」という程しょっちゅう怒られているのに、退会しないどころかアシスタントまで志願して、Mなのかもしれない。
親子・幼児・小学校受験クラス担当-伊藤絵里(女子美・プロダクトD)
 やわらかい印象と大学生と高校生の母である為か、見た目主婦と言われることもあるが、展覧会に来た私の男友達に「中身良い意味で女子大生っスね!」と言われ、本人複雑。小原と高校・大学が一緒でありながら、性格の違いから全く友達じゃなかった。
小学生・学生・大人クラス担当-田中幸介(多摩美・グラフィックD)
 1ヶ月ごとに髪の色とデザインが変わる派手なお兄さん。お母様方に「お子さんが影響されて、こうしたいって言ったらどうします?」と聞くと「中身(人間性)も幸介先生ならOKです!」と即答される程その信頼は厚い。私が知る限り、この世で最も愛される男。(でも結婚できなそう)
代表-小原京美(女子美・油)
 やることなすこといい加減で、何でもすぐに忘れる為、よく田中先生から「これ教えるの4度目ですが…」とわざわざ回数まで前置きされる。子ども達からは「暴力教師」「元ヤン」「GTO(グレート ティーチャー オバラ)」「鬼教官」などたくさんの称号を頂いている。

偏ったスタッフ紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に、出品・ご協力頂きました全ての生徒さんに、御礼申し上げます!

コメント
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