
水曜日にブログを書いております、磯辺です。
本日は、水曜午前大人クラスの高橋さんの絵を紹介させていただきます!
題材に選んだ場所は、山梨県の三つ峠。最初に写真を見せていただいたときに、直感で「山梨ですか?」とお尋ねしたところ、当たってとても嬉しかったのでよく覚えております(笑)
遠くに行けば行くほど、空と山の境があいまいになっていく幻想的な風景。画面の奥行き感が非常によく出ています。また、よくみると、遠くの方の山であっても一山一山少しずつ違った色になっていて、丁寧に製作されている様子が伝わってきますね!そして山の境目に所々うっすらと下地のピンクが見えているのですが、これが山が単調に見えないように一役買ってくれているのです。山の色との相性もいいですね。
そして、手前の山はまた違った、しっかりと色とりどりに描き込んだテイストとなっております。こここそが、実は私の個人的なイチオシポイントでもあるのですが、一見、とても日本的な題材のように聞こえる山梨の山並み、この手前の山の部分のタッチと色使いがあることで、なんだか外国の絵本のような雰囲気も醸し出されていませんか?元々は写真を見ながら描かれていたのですが、写真を見ずに描き始めてからどんどんと高橋さんのオリジナルな魅力が見えてきました。山のピンク、工場の煙、手前の山・・・見ているとなんだか、落ち着いている風景なのにわくわくする、とても魅力的な仕上がりになってますね!
私、今度はもともとカラフルな題材を元に描かれた高橋さんの絵も見てみたいな、という思いを実は抱いております。
機会がありましたら是非描いてみてくださいね!次回作も楽しみにしております!