
幼児クラス
久しぶりに、幼児クラスのお絵描き授業を伊藤がお伝えします。
春休みに小学生クラスが木炭デッサンで描いた剥製は、まだ記憶に新しいと思いますが、観察画が得意な幼稚園児にも小学生と同じモチーフ「キジ」を描いてもらいました。
キジは身近にいる鳥ではないので、知らないかなと思いきや、鬼退治で有名な昔話桃太郎の家来に登場するから、知っているとのこと。なるほど!
顔の色や尻尾の形などに特徴があるので、すぐに分かったようです。
こちらの写真ですと伝わりにくいのですが、羽の模様や体の色合いなど、細部の表現が魅力的です。その見せ場とも言える細かいところをどう描くかは、一人一人が得意とする描き方を十分発揮できるアドバイスしていきました。
クレヨンの混色が得意な子は、クレヨンオンリーで絵の具は使わず。
羽の細かい模様を丁寧に追っていける子は、美しい線を主役にして羽全体に淡い絵の具をのせて調和させる。
まだ細部を観察できない小さい子は、鳥を大まかな形で捉えて、第一印象で感じた色で塗っていく。
といったように、7人それぞれの得意技が作品に反映されています。
全員秋の展覧会に、ぜひ出品してほしいです。美しい状態で保管しておいてくださいね!
もう、今から額装しちゃいます??(Eri Ito)