モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

夏をお届け!

2016-08-26 18:52:02 | 小学生 絵画

左上から 唯芽 2年
こなみ 6年 / 琢斗 2年 / 優 6年
健生 5年 / 結名 6年 / 大智 5年
日菜乃 5年 / 萌花 6年 / 百々花 3年

大竹です。
以前ご紹介した水曜クラスの油絵に続き、木曜小学生クラスの油絵も紹介させて頂きます!夏らしい元気で爽やかな作品が集まっています。

唯芽:木曜クラスで唯一人物を描きました。家族で海に行った時の素敵な写真を持ってきてたけど、元の写真に負けないくらい素敵な作品に仕上がったね!お父さんだけちゃんと日に焼けてる色で描いてるのもグッドです。海も青色だけじゃなく緑を混ぜたり、奥の波と手前の波で色を変えたりと細かい工夫が光ってます!顔が難しいよ〜!と苦戦していたけど、最後まで頑張ったね!

こなみ: いつもお喋りしつつもしっかり作品を仕上げていくこなみ。海の写真とハイビスカスの写真を組み合わせて制作しました。南国の爽やかな風を作品から感じます。雲の微妙な色の変化が素晴らしい!岩のゴツゴツした質感もよく伝わってきます。画面を横切る強い青の水平線が画面全体をキリッと引き締めていて良いね!

琢斗:海に沈んでいく夕日に向かって飛ぶ鳥というクールな写真を持ってきた彼。他の皆は下塗りをイエローオーカーを使いましたが、彼は夕焼けのオレンジを引き立てる為に青色を使いました。シンプルな分色を細かく追っていかなくてはならず、黙々と作業に取り組んでいたのが印象に残っています。海の藍色と夕焼けのオレンジの対比が美しい!

優:こちらは水彩の作品。もうやめていい?もうやめた〜い!と途中投げ出しそうになりながらも屋根のレンガ一つ一つを丁寧に仕上げてくれました。蓮の花の形やグラデーションがどれも美しく、強めに描かれた葉脈も画面の中で大きな見どころになっています。フニャフニャになりつつもよく頑張った!思う存分大好きな自動販売機を作ってね!

健生:私が心の中で動物園のドンと呼んでいる人物とは思えないほど穏やかな作品。右の上から見たクマノミの絵がとても上手で驚きました。ナウシカの王蟲の触手のようなイソギンチャクの描き方も面白いですね。写真では分かりにくいですが、黒い岩の部分は絵の具をモリッモリに持っています!見どころが一杯で見ていて飽きない仕上がりとなっています。実は彼の前回の油絵作品、テレビで放送されるそうです。巨匠の油画と並べ、どちらがウン億円の絵かを当てる番組だったかな?

結名:次のカリキュラムになっても黙々と加筆し続けていました。ギリシャのサントリーニ島の階段の先で黒猫がこちらを伺っている不思議な作品です。殆どが青色の家なので色作りに苦労していました。壁のグラデーションや奥にスーッと抜ける青がとても美しい!ぽつぽつと置いてある植木鉢の濃い色や葉の緑が画面のアクセントになっていて良し!

大智:中々乾かない絵の具に苦戦しつつも立派に建ててくれました。下書きもとても上手だったんです。水面に映る柱とその揺らいだ描写が良いですね。建物内部の奥の柱を少し暗く描いていて良く観察しているなあと思います。大智は厳島神社へ行ったことがあるのかな?私も行って本物を見てみたくなりました!

日菜乃:流石高学年、大人っぽいしっとりした仕上がりになっています。とくに岩の色は凄く観察したのが分かる程リアルです。空や海の青も濁らず使い分けが上手!特に空のグラデーションが美しいです。小さな漁村や船も細かくよく描けています。落ち着いた色合いでまとまっていて見ている人の心を落ち着かせてくれます。

萌花:赤い屋根が印象的な作品。奥のものを全て描いてから木を生やしていったので伸び伸びと思いっきり描けていて気持ち良いです。窓や入り口を黒ではなく青で描いているのも全体の雰囲気とマッチしていて良いね!地面にも色々な緑を使っているから生命力溢れる見ていて元気になれる作品になったね!

百々花:とにかく形が面白い作品。雲や左の葉の黄緑、水面の光など見どころを挙げるとキリがない!緑色なんて同じ色の部分がないんじゃないかという位豊富で素晴らしい。扱いの難しい白も雲らしい絶妙な色で表現してあります。ここをもっとこうして!という私の要求に口を尖らせつつもしっかりとこなしてくれました。

コメント
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