皆さんお元気ですか、岩田です。
今回は、私が出品しております展覧会のご紹介を致します。こちらの展示は、日本と台湾の作家を集め、企画立案から10年を経て開催されたものです。
少し前までは、漆といえば椀や盆といった使える道具、または、蒔絵箱といった美術工芸品に使われるものとして認知されていましたが、現在では、作り手の表現も多様化しています。
漆の木は、日本や、朝鮮半島、ブータン、ミャンマーなどアジア地域のみに繁茂し、その樹液は日本では縄文時代早期、約9000年前から使われ、人々の生活と共に発展してきました。
そうした漆が現在も生活から失われることなく、むしろ見直されているという現代の状況は、西洋の文化をただただ受け入れて来た日本人の意識が変化してきていると感じざるをえません。
今を生きる漆作家達の表現を是非ご高覧下さい。
「台湾×日本 漆交流展 漆美探訪」
台湾の漆芸の歴史は日本と密接に関連しています。脈々と繋がる漆の歴史の中で、新世代の作家は漆作品の創造において、伝統に囚われない表現を模索しています。今回、互いに異なる国やコンセプトを刺激しあい、漆の新しい未来に繋げていきたいと、台湾×日本の漆作家の国際交流展を開催致します。台湾、日本総勢約28名の漆作家の荘厳かつ品格ある作品をご覧下さい。今後数年間に渡り交互に展示会を開催し、この創造的な交流が継続され、次世代の友情が育まれることを望みます。(展覧会冊子より)
[会 期] 2018年12月2日(日)〜12月16日(日)※月曜休廊
[時 間] 10:00〜19:00 (最終日 17:00まで)
[会 場] FEI ART MUSEUM YOKOHAMA 横浜駅西口より徒歩6分 横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2 横浜鶴屋町ビル 1F FEI ART MUSEUM YOKOHAMA
[時 間] 10:00〜19:00 (最終日 17:00まで)
[会 場] FEI ART MUSEUM YOKOHAMA 横浜駅西口より徒歩6分 横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2 横浜鶴屋町ビル 1F FEI ART MUSEUM YOKOHAMA